Thursday, 29 November 2012

Machiko Jinto - Zouri(ぞうり)コレクションの撮影

マーゲートの話の途中だったけれど、またまた、仕事がらみの標本箱。

今回は、ぞうりのコレクションの撮影。
ロンドン専属フォトグラファー状態で、いつもお世話になっている、デザイナーの「真知子姐さま」こと、神戸真知子さんが、大阪の和装小物の老舗、株式会社岩佐とのコラボレーションで発表したZouri(ぞうり)コレクション。
なので、和装小物といっても、どこか一味違う。エナメル張りにツイード地の鼻緒といった、素材感の組み合わせ、カラーの組み合わせに、真知子姐さまの本領発揮の、新鮮なコレクション。

Machiko - Zouri Collection - others

撮影は、姐さまと私の撮影チームでよく出かけるホランド・パーク界隈。

Machiko - Zouri Collection - others
自然を生かしながら、ロンドン的ニュアンスも・・・、
ということで、レンガやら、タイルやら、
ロンドンならではのテクスチャーを求めてあちこち放浪。

Machiko - Zouri Collection - others
コーディネーションは、真知子姐さま自らなので、
それぞれのぞうりの個性に合わせて、最適のロケーションをピックアップ。
お見事です^^。

Machiko Jinto - Zouri collection 2012
そして出来上がったカタログ。

Machiko Jinto - Zouri collection 2012
ロンドンの街の写真は、身に覚えがないので、真知子姐さま撮影のものと・・・。
うーん、アングル上手い(笑)。

Machiko Jinto - Zouri collection 2012

Machiko Jinto - Zouri collection 2012

Machiko Jinto - Zouri collection 2012

Machiko Jinto - Zouri collection 2012

Machiko Jinto - Zouri collection 2012

Machiko Jinto - Zouri collection 2012

このコレクションは、店頭のほか、<岩佐オンラインショップ>でも販売中。
 
キモノ好きの人には、ぜひおすすめのシリーズ。


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そして、婦人画報「美しいキモノ」2012年冬号に、このコレクションの特集記事が掲載されている。

Machiko Jinto - Zouri collection 2012
右ページの写真はすべて私の撮影で、
左ページの粋な姐さまは、Machiko Jinto東京ショールームで、東京のフォトグラファーの撮影。

Machiko Jinto - Zouri collection 2012
表紙はこれで、雑誌はAmazon.jpの<このページ>で販売中。



次回は再び、マーゲートに話は戻ります^^。


Monday, 26 November 2012

Margate(マーゲート)の海

Margate(マーゲート)の話の続きで、このミニ旅行の最大の目的「海」というか、ビーチ。
ビーチといえば、Brighton(ブライトン)がロンドンからは一番便利なビーチといえる。
このブライトンは、しかしぺブル・ビーチと呼ばれる「砂利浜」。
私の撮ってきたノルマンディーの見事な「砂浜」の写真を、うらやましそうに見ていた配偶者氏、TV番組でマーゲートの砂浜が映し出されると「マーゲートに行きたい!!」といい出した・・・話は前回も書いたな。
そこで、そのマーゲートの海のイメージ。


Margate coast
鉄道の駅を出ると、もうすぐその先にはこの海岸が広がっている。
ちょうど着いた時は、干潮のピーク。

Margate coast
かもめが潮干狩り。

Margate coast
これは、まだティーンエイジャーのかもめなので、まだら君。

Margate coast


Margate coast
沖合いに停泊している貨物船。

Margate coast
Old Town側の眺め。

Margate coast
泳ぐ犬。この界隈の犬は、毎日散歩と水泳がセットになっているんだろうな。楽しそう。

Margate coast
実際には海草も多くて、引き潮だと磯臭い。

Margate coast


Margate coast


Margate coast
Old Town側の海岸は、洪水防止の堤防の工事中(ちょうど、ぼやかしているあたり)。
ビーチもかなり掘り返していて、するとなぜだかひどく、磯臭いのを通り越して、下水臭い・・・。
なので、B&Bにチェックインした後は、反対の町の東側の海岸沿いに歩いてみた。

Margate coast
町の東側のビーチ。日がゆっくりと暮れ始めた。

Margate coast
果てしなく海岸・・・で、海堪能の配偶者氏。

Margate coast
夕方で風が出てきたのと、満ち潮で波が昼間より高い。

Margate coast
この日も、翌日もいいお天気で、かすかな夕焼け空。
湿度の低いイギリスでは、あまり日本ほど「派手」な夕焼け空には、お目にかかれない。

Margate coast
日の暮れた、崖下カフェ。Edward Hopperっぽい風景?

Margate coast
暗くなるまで、とてもよく歩いた。
この後はB&Bで、猫脚タブのお風呂が待っているのだった^^。



Friday, 23 November 2012

The Reading Rooms (リーディング・ルームス)B&B 

ケント州の東海岸にある港町、Margate(マーゲート)の話の続き。
そもそも、このミニ旅行を思い立ったのは配偶者氏で、画家のターナーに関するTVプログラムを見ていた配偶者氏が、ターナーゆかりのマーゲートのビーチが映ったときに、「あ、海を見に行きたい!!」と言い出したため。
私の方は、ノルマンディーの海岸を充分堪能してきたのだが、気の毒なことに配偶者氏は留守番。
ま、ホリデーにも連れて行ってやらねばなるまい(我が家の場合、旅行のプランやリサーチ、ブッキングはすべて私。方向音痴の配偶者氏はどこへでも、ごきげんで着いてくる。)。
調べてみると、マーゲートはロンドンから鉄道の便が、いまひとつよろしくない。距離の割にはやたら時間がかかる(2時間ぐらい)。それなら、一泊旅行にしようと、宿をリサーチしてみると、ここにThe Reading Rooms(リーディング・ルームス)という、ブティックB&Bがあることがわかった。

「ブティックB&B」という言葉は、日本語に入ってきているのかどうか知らないのだけれど、「デザイナーズ・何々」というような感じで、「おしゃれな、ファッション系の」的な意味合いで使われる言い方。
「ブティク・ホテル」というのはよく言われるけれど、「ブティックB&B」というのはあまり聞かない。
写真で見る限り、これがまたシンプルだけれど、フレンチ・シックで、なかなかいい感じ。

多少「お高い目」のB&Bなのだけれど、一泊なら大丈夫、というので、空いている日を探してブッキング。
(<このページ>からブッキング状況はわかる。値段が出ている日が空いている日で、希望のチェックイン日をクリック>その日が一番左の青枠に飛んだら、右端のReserveをクリック。すると、ポップ・アップでブッキングのページが現れる仕組み。うちの場合、最初このサイトの使い方が解らなくて、電話でブッキングしたが・・・。)

前置きはこれぐらいで、イメージの方。


The Reading Rooms - Margate
泊まったのは、最上階のRoom Three
建物自体は18世紀後半の、ジョージアン・タウンハウスで、
この部屋は、小さな屋根裏部屋だったと思われる。
壁をぶち抜いて、ゆったりとした間取りになっている。

The Reading Rooms - Margate
別の角度から。
壁の一部は、19-20世紀の壁紙をはがしたまま、の、状態に保たれている。
壁紙が普及したのは、工業生産の始まる19世紀以降のことで、
それ以前は、壁はすべて漆喰の上から、ペイントされていた。
壁紙の下から、出てきた18世紀のペイントの層が、
味わいのある色なので、そのまま「テクスチャー」として保存されている。

The Reading Rooms - Margate
その壁際で、到着後、まずお茶がサーヴされる。
これは、もちろん「コンプリメント(無料のサーヴィス)」。
以前、取材に付き合ったロンドン市内の某高級ホテルで、
「お茶はいかがですか?」と尋ねられ、「あ、いいですね。」と飲んだら、
しっかり高値チャージされていた・・・という怪談あり(笑)。
ここでは安心して、まずお茶にビスケットをかじって、
この後どこを見に行くかプランを立てる。

View from Room 3
最上階なので、窓から遠くに海が見える。

The Reading Rooms - Margate
部屋のディティールが、とてもシック。

The Reading Rooms - Margate
コンチネンタル(大陸ヨーロッパ)に比べて、
イギリスのホテル、B&Bの優れているところは、ティーセット。
必ずケトルと、ポットか少なくともマグが用意されていて、自分の好きなときにお茶が飲める。
コンチネンタルではこれがないので、いつも不便に思う。

The Reading Rooms - Margate
バスルームも広々。そして深い猫脚バスタブ。

The Reading Rooms - Margate
右手にはパワーシャワー。

The Reading Rooms - Margate
アメニティーは、自然素材スキンケアのRENのシリーズ。髪がさらさらになった。

Breakfast....the most fabulous!!
B&B=ベッド&ブレクファストのブレクファスト(朝食)の方。
到着したときに、メニューを渡されて、そこから好きなものをどんどん選ぶ。
(もちろんすべて、宿泊料に込み)
私は肉食フル・イングリッシュ・ブレクファストで、配偶者氏は菜食のメニューを選んだ。
普通どんなに美味しくても、ソーセージ、ベーコンは塩辛いのが相場なのだが、
どこの食材を使っているのか知らないけれど、ここのは塩から過ぎなくて最高。
あんまりグルメとはいえない私が言うのもナンだが、自分内ではNo1のフル・イングリッシュ。
そして、これはほんの一部で・・・、

Breakfast....the most fabulous!!
全体像はこんな風。スムージー、オレンジジュース、お茶、ジャム各種にパン各種。
私達はオーダーに入れなかったけれど、
シリアルやフルーツも頼んでおけばあったと思う。
そして、これをほぼ完食。
その後、お腹がすかないので、すっかりランチを忘れていて、
夜に家に帰ってから、初めて小腹がすいていることに気づく。
ご立派な朝食は、経済的でもあるのだった。

普通B&Bの朝食は、ホテル同様ダイニング・ルームに降りていって食べる。
ここの場合、ダイニング・ルームがないので、オーナーのカップル自ら、
部屋までトレイを運んできてくれる。
時間もメニューと同時に、朝何時がいいか、指定しておくシステム。
なにしろ、カップルだけでサーヴしているので、
チェック・アウトと重なったりして、10~15分位時間がずれたりするかもしれない。
それでも、優雅な部屋のこととて、のんびり窓の景色でも眺めて待っていられる。

The Reading Rooms - Margate
階段を降りた、ホールの入り口。
ここの壁も、18世紀オリジナルペイントの層のまま保存されている。
部屋もそうだけれど、シャンデリアがどこも美しい。

The Reading Rooms - Margate
これが建物正面。
前はHawley Square(ハウレー・スクエア)という公園になっていて、
緑に取り囲まれている。

JocksAndNerds_RR
image by The Reading Rooms @ Flickr
Jocks & Nerds誌に掲載された、オーナーのLouise(ルイーズ)と Liam(リアン)。
ロンドンの、グラフィックデザインと音楽関連出身だそうで、
さすがのセンスのよさ。

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The Reading Rooms(リーディング・ルームス)
31 Hawley Square, Margate, Kent, CT9 1PH  UK
Tel 01843225166

地図:

View Larger Map
ストリート・ビューは、まだB&Bのオープンする前のもの。

Wednesday, 21 November 2012

のこさま、追悼。

再び、号外標本箱。

横浜の知人が別界に帰還された。
遠い昔知り合って、現在のLondonの暮らしに内面的にかかわる、
いろいろな友人・知人は、彼女とのご縁がきっかけだった・・・と、いってもいい人。
この界の物質的な距離はあまりに遠くて、
ここでは、ついに再び会うことなく別れてしまった。
再びめぐり会うまでに、もっともっと見てもらうもの、話し合うこと、蓄えておきたいと思う。

For Noko

キメラよ、キメラ、天に昇りて天翔よ。

ガレリア・キマイラ、オーナー、のこさまこと、大岩紀子女史に捧ぐ。

告別式:11月21日(水)午前10時から11時 式場:横浜ハリストス正教会にて 


次回は、次回こそは、マーゲートに戻ります^^。

Sunday, 18 November 2012

The Decorative Fair (デコラティブ・フェア)が「Bon Chic」誌にフィーチャーされる

マーゲートの話の続きだったのだけれど、号外標本箱。
この春に取材をしていたThe Decorative Fair掲載の「Bon Chic(ボンシック)」Vol. 7が発売されて、私の手元にも届けたもらったので、そのご案内、というか・・・広告^^。
page1
これが特集のオープニングページ。
ライターは由美さんで、Danaさんこと本田のりこさんも通訳業の方で参加してもらった。
(彼女は、ホメオパス兼、通訳兼、バレリーナという、3つの顔を持つ女・・・笑)
あ、そして、私はもちろんフォトグラファーでの参加。


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M Charpentier Antiques(M・シャルパンティエ・アンティークス)のマギーとカミラ。
実はこの取材の後、急病でお母さんのマギーが亡くなってしまった。
「お母さんのディーラー歴の、最後を飾る記事だから。」との、
カミラの承諾で、お母さんと共同経営の記事内容のまま掲載。
その後、ちょっと心配していたのだけれど、先日の秋フェアで、
元気にブースを切り盛りしているカミラと会って、安心した。


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Maison Artefact(メゾン・アーティファクト)と、
Josephine Ryan Antiques(ジョセフィン・ライアン)の両フレンチ・スタイルのブース。


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前回標本箱にフィーチャーしたFontaine(フォンテーヌ)と、
Gallery 1930(ギャラリー1930)の、マスキュリンなテイストの組み合わせ。


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Appley Hoare Antiques(アプリー・ホー・アンティークス)と、
Smithson Antiques(スミスソン・アンティークス)と、
The Antique French Chair & Sofa Company
(アンティーク・フレンチ・チェアー&ソファ・カンパニー)


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Angell Antiques(エンジェル・アンティークス)と、
Holly Johnson (ホリー・ジョンソン)の20世紀テイスト。


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最後はプレスのPippa(ピッパ)さんと、彼女の今回のフェアでの注目ブース、
Katherine Pole(キャサリン・ポール)と、
Andrew Collier Antiques(アンドリュー・コリアー・アンティークス)。


え?これでは写真が小さくて、なにがなんだか解らない・・・。
なので、ご興味の方は、ぜひ本誌をお買い求めくださいー、ということで・・・^^。
表紙はこれ:

cover
Amazon.JPの<このページ>で販売中。


次回こそは、マーゲートの「ブティクB&B」・・・の予定。