Thursday 3 September 2020

Le Chateau滞在2020 -社交・お出かけなどー

去年・今年と何だか、身の回りのありとあらゆることが「更新」されるようで、それは自分が「還暦」だからか、地球がそうなのか・・・。
庭やらフラットの改装が一段落して、これで落ち着いて過ごせると思ったら、仕事と趣味の相棒のメインのPCが他界。
ここで、まだ写真やグラフィックをやりたいのか、どうなのか、確認を迫られる。やるなら、それなりの機種を買うことになる。
それも前回、見た目と省スペースにはまって、オールインワンを買ったのがそもそもの間違い。最初からテックのお兄さんに調整してもらわないといけない状態で、グラフィックの仕事用にはやっぱり無理があったかも。
今回は、オーソドックスなデスクトップで、写真/グラフィック用カスタマイズされた機種にした。これなら、パーツに障害・不備が起きても修理がしやすい(オールインワンは修理不可、あるいはコスパが悪すぎ)、また、使い勝手が悪くなってきたら、パーツのアップグレードも簡単にできる。
それはいいのだけど、オールインワンを使ってたので、モニターも新たに、写真/グラフィック・レベルのものに買い替えることに。
そんなこんなで、えらいモノイリ・・・。
まぁ、今年はパリにもアムスにも(滞在予定だったのに)行けなかったから、その分の資金がPCに回ったということか。
もう、写真やグラフィックから引退してしまって、軽い趣味程度にしておくなら、もっといくらでも安くあげられたのだけれど。
またここで、いちいち「覚悟」させられるということなんだなー。

さて本題に戻って、今回はルシャトー滞在の社交編というか、お出かけ編というか・・・な、くくりで色々と。

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着いて早々から、Hogweed(オオハナウド)刈などの
ガーデニングのお手伝いをしていたせいか、
ペーターおじさんが私たちをドライヴに誘ってくれた。
最初に向かったのが、Caenへの途中にある
Condé-sur-Noireauという町。

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Musée Charles Léandreという博物館があるので、一応覗いてみた。
Charles Léandre(シャルル・レアンドル
という画家の作品を中心に、
他のローカルな画家の作品や、地域の歴史が解説されている。
まぁ、おじさんの好みでも、
私たちの好みでもなかったので、ブラブラ流し見していただけ。

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どちらかといえば、その近くでオープンしている時間帯に、
上手く通りかかった、ディープなブロカン屋の方で盛り上がる。

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お茶を飲んだバーの先にも、もう一軒。

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私はこんな、ルルド土産のタンブラーを入手。

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その後は、Orne(オルネ)川のウォーター・スポーツで、
観光地化されている町(村?)Clécyに寄ってみる。

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観光地化している川辺には寄らず、
丘の上の町の中心部で、アイスクリーム休憩して帰った。




(複数枚入ってます。写真右端の矢印をクリック。)
例年、私たちが帰る直前になることが続いた、
ルシャトーのサマー・パーティー。
今年は滞在のちょうど真ん中あたり。
やたら暑い夏日が続いた、その中の日曜日で、
暑いのと、「密」を避けるのもあってか、
あけぱっぱーのガーデンルームと、
庭にパラソルとテーブルを出して、セッティング。
あぁ、まるでJames Ivoryの映画のような風景(笑)。

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で、私たちの課題は恒例の寿司作り。
ハム・チーズ・タラモ(そしてケチャップ‼)なんかも入った、
邪道邁進、パワー太巻きを16本ぐらい作ったかな。
出来上がりは、上のインスタ画像の、最後のページに。
自画絶賛に美味しかったけれど、
そうすると、一つも残らず、私たちが食べれたのは、
制作途中の「切り落とし」部分ばっかりで、
これはこれで残念・・・。



滞在最後の週になってから、ランチやお茶のお誘いが続々と。
この時はペーターおじさんと仲良しのティエリー氏。
例年よくドライヴに連れていってもらっていて、
今年も行先も決まっていたところが、
あまりにも暑い夏日で、で、氏の車にはエアコンがついていない。
今年に入ってから、あまり体調のよくない氏を、
炎天下のドライヴに駆り出さないほうがいいだろう、
というので、キャンセルに、
その代わりに、お茶に呼んでもらった。
コテージの改装も着々と進行中。


その次の、ランチのお呼ばれは、
ペーターおじさんの作品を一時期ロンドンで扱っていた、
そしてKotomiジュエリーの取引先でもあった、
Town Houseのオーナーのノルマンディー宅。
庭のイチジクが今年は記録的な豊作だったそう。
ルシャトーのリンゴも、
枝をサポートする必要があるぐらい、
たわわに実っている。
今年は、フルーツがどこも大豊作。
美味しいランチをごちそうになったこのステキな部屋、
雲行きが怪しくなってきて、
私たちがおいとました、その後、
ゲリラ豪雨が降って、雨樋が壊れて、
部屋の中が水浸しになったのだそう。
ここのところ、荒っぽい天気がつづいていた、
ノルマンディー界隈。

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その次のお出かけは、
ルシャトーからだと「東の果て」と感じる
Argentanをもっと東に抜けて、
Le Pin-au-Harasという町へ。
ここは17世紀以来、馬のブリーディング・調教で有名だそう。
この建物は、公開されているHaras national du Pin
(国立畜産馬農場)の一部の厩。

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中では色々な種の馬が暮らしていて、公開もされている。
ここにいる子達はみんな男の子で、
ブリーディングに貸し出されたりするそう。
21世紀初頭まで、軍用馬をはじめとする、
馬のブリーディングが行われていたのが、
2013年からはすべて民間農場に移行してしまって、
現在は博物館として、
また観光アトラクションとしての施設として
運営されているのだそう。

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ペーターおじさんの友人の一人の、
劇場美術衣装のデザイナーの
ジェロームさん宅に招かれていて、
その前に彼の友人のJoël Person氏の個展が、
ここで開催されているので、
それも見に寄ったのだった。
チャーコールのドローイングなのに、
馬の筋肉の質感・重量感まで感じられる・・・。

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その後は、ジェロームさん宅へ。
お家はもともと、村の教会の神父さんの住む家。
なので、真ん前にその村の教会が建っている。

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小ぬか雨が降り始めたので、庭から室内に移動。

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ランチとおしゃべりの後に、
屋根裏のジェロームさんのスタジオを拝見。
ここでもまた、舞台美術やら、
コスチュームの話しで盛り上がる。

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そして階下には、
最近ご購入の、ペーターおじさんの作品が、
すっかりインテリアになじんでいる。


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イギリスに帰る2日前にお邪魔したのは、
ペーターおじさんと仲良しの、
ピーターとマーシアのお家。
マーシアはオーガニックのウールやリネンで、
織物を作っている"organichandwovens"

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いつも保護犬・保護猫達と暮らしているので、
インテリアも動物仕様。

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のどかでナチュラルなカントリーライフ。

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ペーターおじさんとピーターは、
どちらもオランダ人で背格好も似ているので、
まるで親子みたいだなと、いつでも思う。



(複数枚入ってます。写真右端の矢印をクリック。)
もう一度ルシャトーのディティールを色々。




最後の日、荷物を詰め終えて、
アネックスの掃除を済ませ、
最後にもう一度庭を散策。

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アネックス、今年最後の眺め。

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ルシャトーさようなら。

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プシャ、元気でね。

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鉄道駅に送ってもらった。
ペーターおじさん元気でね、また来年。

2020年の夏休みでした。

また、標本箱は昨年のヴェニスに話は戻ります。
あぁ、その前に配達されたデスクトップPCを、
テックのお兄さんに手伝ってもらってインストールする
という作業が待っているのですよ。
歳とともに、こういう作業がどんどん苦手になるわぁ・・・(笑)。






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