Le Chateau滞在2020 -ガーデニングなどー
恒例のルシャトー滞在から戻ってきました。
今年は、借りていったトラベルWifiがほとんど機能せず、モバイル・データを使うことにして、早々にWifiを返品して返金してもらったので、PCは繋げず、ブログは無理。
で、帰ってきたら、今度はメインのPCがお亡くなりになってしまい・・・テックのお兄さんに相談しながら新機種購入中。
ルシャトーでは、今年もペーターおじさんの庭仕事のお手伝いをしていたけれど、帰ってきたら、配偶者氏に託していたウチの庭が、ボーボーなことに。これをまた片付け・・・、夏枯れで死んでしまった植物は、新たに植え替え・・・と、まぁ、鬼のように働いておりました。
やっと、ルシャトーから一緒に帰ってきた、タブレットPCで標本箱入力中(あぁ、やりずらい・・・)。
今年のルシャトー速報(全然、速くないけど)ということで。
毎夏ルシャトーを訪れるようになって、今年で10年目。
(写真6枚入ってます。写真右端の矢印をクリック。)
その後おじさんがアートフェアに出展するようになってからは、お手伝いに行ったフェア会場で、新作撮影とカタログの更新を済ましてしまうので、ルシャトー夏休みはもっぱら、庭仕事のお手伝いということになってきた。
そうして、庭仕事を手伝っているうちに、昨年ウチの共同庭管理問題が勃発してきた時も、「大丈夫、できるよ。」というので、共同庭の管理人に収まって、ただいま趣味はガーデニングという状態。
と、まぁ、物事なにがどう転ぶかはわからないものだなーと、ちょっと感慨深い。
今年もコロナ・ウィルス騒動で、英仏間の行き来が難しくなって、行けないと覚悟していたのだけれど、なんとか収まっていたその隙間に行き来できて、これまたラッキーだった。

今年も相変わらず元気なおじさん。
コロナ・トラブルの前にオランダに出かけて、
自事故で足を軽くケガしてから、
歩くのが大変だったそうだけれど、ずいぶんよくなって、
庭仕事にも制作にも復帰。
2年前のミミダニ感染から体調が悪かった、
プシャ君も随分よくなって、今年は去年より体調がよさそう。
(複数枚入ってます。写真右端の矢印をクリック。)
ルシャトー・ディーティール。
今年は、私たちが来る前に、お客さん用に
新しい布団をイケアで買ってきてくれたおじさん。
布団を見に行ったのに、何やかや買い込んで
ヴァンいっぱいにして帰ってきてしまったそうで、
イケアに行くと「よくある話」。
ルシャトーでおなじみの、エントランスに立つマドンナの横に、
コンテンポラリーなLEDバー・ライトが立てかけられて
シュールなことになっているのも、そのイケア物の一つ。

「いらっしゃいませ。城主のプシャです。」
(複数枚入ってます。写真右端の矢印をクリック。)
Pおじさん、昨年の南仏アンティーブのフェアを最後に、
アートフェアからは引退したのだけれど
近頃は、南オランダ在住の顔の広い友人の紹介で、
作品販売が相次いでいる。
で、作品が売れると・・・おじさんの趣味のコレクションの
デルフト器が増えるという相関関係。
今や、圧巻のコレクションに。
(複数枚入ってます。写真右端の矢印をクリック。)
ルシャトー・ディーティールを、もう1セット。

さて、そのガーデニング。
出動態勢万全。

ガーデニング初日は、敷地内にはびこってきている
Hogweed(オオハナウド)が続々と花をつけてきていて、
このままでは、その花がまた種になって、
散らばってはまた増えて・・・手に負えなくなるので、
今のうちに全部刈り取ってしまえ、とのお達し。
とてもカントリー・ライフっぽくてステキな花なんだけれどね。

2日がかりで、敷地内からすべて刈って、焼却処分。
きれいな花はアネックスに活けて、しばらく楽しんだ。

その次は、これはもはや「私たちの夏の仕事」
ということになってしまっている、
お堀の掃除(落ち葉や水草を取り除く)。
これが大概な力仕事。
ジムで鍛えててほんとによかった・・・と思う(笑)。

まずは、目につく方の左側のお堀。

そして、翌日には右側のお堀も。
生きもの好きのDanaさんは、
一緒に引き上げられるイモリ達を救出する係。
それから数日後、藻や落ち葉が乾いたところで、
これまた焚火の定位置まで運んで燃やす。

一方救出された生きものたちは、
しばらくDanaさんの撮影観察対象になった後、
さらえて掃除をしたりしない、
自然な池の方にリリースされる。

今回はそれに加えてもう一仕事。
なんだか、このガラスのフロートたち、
初めて見た頃の麗しい感動がなくなってきてたのだけれど、
それはフロートたちが、
長年の雨ざらしでくすんできていたから。
じゃあ、洗ってしまえ・・・というので、
洗剤とスポンジでゴシゴシ。

昔のようにピカピカに。

きれい、きれい^^。

数日後、乾いて集められた落ち葉や藻を燃やして処分。

煙に木漏れ日がさして、なんともフォトジェニック。

これは、「小人さん」の私にしかできない使命。
ルシャトーの周りを覆い始めている
Bramble(野生のブラックベリー)を処分すること。
これは、食べられる実がなるものの、
かなり厄介な雑草で、伸びてきては地面に付いたところから、
また根をはって侵略してくるので、
目についたら即、地面から(できれば根から)カットして処分する。
とげがある上に、たいてい植え込みの中に
勝手生えするので、植え込みの中にもぐりこんで、
専用のとげ対応手袋をしての作業なので、
チビで地面に這いつくばれる、私が使命を買って出た。
庭用一輪車3杯分カットして、
ルシャトーが眠り姫の城になるのを防いだ。

とどめのパワー・ガーデニングがこれ。
敷地の裏の方にある、コンクリートのドライヴを、
3年以上掃除していなかったら、落ち葉が土になって、
アイビーは生えるわ、コケは育つわ、その上Birch(樺)が
根をはり始めて、マット状態に。
コンクリよりこの方がナチュラルでいいのでは・・・
と思うのだけれど、おじさんはすっきりさせたいそうで、
私たちがマットをひきずり上げ、おじさんが
チェーンソーで、根やアイビーを切るという土方仕事。

やりましたとも、できましたとも。
庭仕事の合間に、新作にとりかかるおじさん。
本来なら、来年の春ごろに南オランダのAxel(アクセル)にある、
博物館で、個展が開催される予定だった。
そこに、このコロナ騒動で、博物館の特別展スケジュールも
何もかもが未定になってしまった。
それでも、いつ声がかかってもいいように、少しずつ準備中。

最近入手した18世紀のタブルナクルを、
作品用にぶった切る。
通常はマシンで切るのだけれど、
このタブルナクル、つけられている脚板部分が高すぎて、
マシンの丸ノコの歯が届かない。
やむなく手作業で切ることに。
土方の私も、反対側切るのを手伝った(笑)。

切れたっ。

まだエスキースの段階だけど、
こんな感じで、博物館風景にしようかと、考え中だそう。
私たちの滞在は、インスタグラムのストーリーズのコレクションにいろいろ入っていて、
リンクは、滞在の日付順に以下に:
Le Chateau 2020-No1
Le Chateau 2020-No2
Le Chateau 2020-No3
滞在中も、オンライン・ズンバ・クラスに参加したり、暑すぎて水のぶっ掛け合いをしたり、還暦+還暦前の中年とは思えない過激なおバカぶりをご覧いただけますよ(笑)。
次回も続編、続きます。
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