Saturday 29 April 2017

Lisbon Impression (リスボン印象)-1-

リスボン滞在3日目。あぁ、サラダが、生野菜がおいしい^^。
撮った写真でインスタに上げたものを、標本箱にも詰め込んで、まずはリスボン印象ということで・・・。

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まずは、ヒースロー・ターミナル2に、ウチからミニキャブで乗り付ける。

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今回は、ポルトガル・エアライン、TAPのフライト。

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そして、リスボン空港にランディング直前。
ここも、かなり建てこんだ街中上空で着陸態勢。
騒音がすごいんだろうな・・・。

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チェックインした、Airbnbのホリデー・アパートの界隈。

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ダウンタウンで、複雑なパッセージと階段が入り組んでいる。

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UKでは見かけない、セミトロピカルな木に咲く花が満開。

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リスボンはシーフードでも有名。
初日だけ、オイスターと多分一生に一度の、
ロブスターをはりこむ。

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翌日は、まず最初に、Museu Nacional do Azulejoへ。
ここはポルトガル名物の、タイル・ミュージアムへ。
16世紀修道院がミュージアムに使われている。

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絢爛豪華な修道院チャペルが今も残されていて、
公開されているので、それも見もの。

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クロイスターの壁の下張り部分もすべてタイル。

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チャペルに奉納されたレリカリー(聖遺物)達。
とても濃厚。

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3日目は、Fundação Ricardo do Espírito Santo Silva、家具・装飾美術品の博物館から。

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その博物館を出た後、通りで満開のブーゲンビリア。
UKでは見ることもないので、ちょっと感動的。

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その後、ロンドンでいうなら、トラファルガースクエア的な、
観光激戦地Praça do Comércio(コメルコ広場)にも、一応行ってみたりした。

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今日土曜日は、Feira da Ladra(フェイラ・デ・ラドラ)のマーケットへ。
この写真は、一番美的だったスタンドで・・・、
あとはもうひたすら、蚤の市の王道、ジャンク・マーケットだった。

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それでも、ちょっとは戦利品。値段はまずまず安い目。

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マーケットの隣の、パンテオンを見に行く。
またまた、高所恐怖症気味なのを忘れてて、
高っかいギャラリーに上る。
ちょっと膝がビビりながら、下界を撮影。

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またその近くの、São Vicente of Fora(聖ヴィンセント・デ・フォラ教会)へ。
ここでも、青絵タイル満載のクロイスターが公開されている。

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ここでもまた、塔に上ってしまう。

連日ピーカンのお天気で、でも夜には涼しくなって、
なかなか過ごしやすい気候。
あとまだ数日エンジョイしていますよ^^。








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Sunday 23 April 2017

Mechelen Town (メヘレンの町)2017 -1-

昨年滞在した時に撮影した、メヘレンの町の主要なイメージは、すでに標本箱の<このページ>と<このページ>に収まっているので、今回はそれ以外に見てまわった場所やら、建築のイメージを。

Court of Savoy
Hof van Savoye / Court of Savoy(サヴォイ宮)と呼ばれる、この16世紀の建物は、
サヴォイア公妃マルグリット・ドートリッシュのために建てられたもので、
現在は、裁判所として使われている。
通常は関係者以外立入禁止なのだけれど、
今回Conture Biennale(コンチュール・ビエンナーレ)という、
一種のアートフェスティヴァルが、ここを始めとして、
幾つかの、普段公開されていない保存建造物を会場にして、
催されていたので、そのイヴェントの一環で見に行った。
たとえば、ここの会場の中庭では、
中央のバラの下に写っているスピーカーを始めとして、
幾つかの設置されたスピーカーから
「沈黙が言語として意味するもの・・・」みたいな朗唱が延々と流れる。
いや、沈黙と言語を皮相的に捉えるコンセプトは解るけど、
くだらなすぎ・・・レベル低すぎ(笑)。
個人的に、こーいう「アート」に興味はないので、
ひたすら、建造物に注目・撮影に勤しむ。
(Pおじさんに話したら、翌日見に回っていた。
おじさんも「アートはくだらんけど、建物が見たい」の部類。)

Court of Savoy
この白い石造部分がオリジナルの建物で、
マルグリット・ドートリッシュの宮廷になって時に、
これでは小さすぎるため、奥に拡張されたのだそう。
(最初の写真では、その拡張されて部分を撮っている。)

Court of Savoy
正面の大きな扉が、通りに面した入り口。
とてもチャーミングでこじんまりした、整形式庭園。
ちなみに、ヘンリー8世の2番目の王妃アン・ブーリンが、
幼少時にここで教育を受けている。

Court of Savoy
オランダ式のゲイブル(切り妻)。

Mechelen Hof van Savoye 2 9-06-2012 15-28-09
外観は、相変わらず撮り忘れるので、借り物写真。

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Alderman's House
Schepenhuis / Alderman's House (市議館)。
建物は13世紀に建てられて、14世紀にゴシック装飾が付け加えられた。
現存するベルギーの石造市議館で、最古のものと考えられている。

ここも、全面的に会場に使われていて、
6人(グループ)のヴィデオ作品が、各部屋で放映されている。
(これも興味ないので、割愛・・・笑。)

Alderman's House
興味があるのは、エントランスの聖母子像だったり、

Alderman's House


Alderman's House
天井の梁とか。
ヴィデオ上映会場なので、やたら暗い・・・。

Alderman's House
でも撮ってしまう、EOS 700Dのおかげ100%。

Alderman's House
上階、暖炉の上壁は、16世紀に描かれた最後の審判。

MechelenSchepenhuis1902
この19世紀のイメージは、
現在よりもっとゴシック装飾が残っているころのもの。

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Gildehuis In Den Grooten Zalm
その次に向かったのは、カナルのほとりに建つ、
Grooten Zalm /Great Salmon (大鮭)。
16世紀に漁師組合のギルドホールとして建造された建物。


全体像は、Google Streetで、ここでは青い扉の建物。

Gildehuis In Den Grooten Zalm
ルネッサンス様式の豪華な装飾。

Gildehuis In Den Grooten Zalm
エントランスの上部に屋号的に飾られたサーモン。

Gildehuis In Den Grooten Zalm
ドアのレリーフも、漁師組合なのでマーメードとマーマン。
(ドアは現在はペイントを落とされて、
オリジナルの木肌の色に戻されている。)

ここでは、入ってすぐのグランドフロアで、ヴィデオの上映。
そして、最上階のアティック(屋根裏)でも
インスタレーション展示があるというので、階段を登る。

Gildehuis In Den Grooten Zalm, Mechelen
その屋根裏空間全体を使って、
屋根の梁と混同・合体するように作られているけれど。
両サイド、2つ組で斜めに下りてきている木造構造は、
インスタレーション作品。
それらがワイヤーで繋がれていて、右側に下がる、
縦長い袋に鉄玉を詰めた「錘」をスイングさせると、
それをエネルギーにして、木造構造が小さく軋んで揺れて、
正面の窓に面した枠組みの中の、
パネルが次第に持ち上がって、窓を塞いでいく・・・キネティック・アート。
(左側に下がる「錘」たちはカウンターバランスで、これらは動かない。)

Gildehuis In Den Grooten Zalm, Mechelen
無機質な効果音が静かに流れる中で、
錘がワイヤーを揺らす音、木造構造が軋む音が混じって、
外光を次第にフェードアウトサせていく。
これはなかなか詩的・幻想的だった。

Gildehuis In Den Grooten Zalm, Mechelen
このパネルが窓を閉ざしていく。
というか、17世紀の印刷機がイメージソースで、
月光をプリントする・・・的なコンセプト。
横に立っているのは、作家さんではなくて、
アテンダントのアート学生さん(おじさんだけど、学生さん。)
作家は、ノルウェーで活動中の、
コロンビア人アーティスト、Pedro Gómez-Egaña。

Gildehuis In Den Grooten Zalm
屋根裏空間から下りてくる階段の窓。
見た中では、この作品が一番印象的だったかな。

次回は、メヘレンの教会2つのイメージを・・・、なんだけれど、水曜からリスボンにホリデーに出ています。
なので、きっと、リスボンの印象速報版がちょっとは入るかな・・・という予定です。
あぁ、相変わらず・・・、いつになったらロンドンの話になるんだろうねぇ(笑)。







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Wednesday 19 April 2017

Plantin-Moretus Museum Revisited(プランタン・モレトゥス博物館再訪)-2-

再び、標本箱はアントワープのPlantin-Moretus Museum(プランタン・モレトゥス博物館)に戻って、昨年秋のリニューアル・オープンした部屋のイメージを。

Museum Plantin Moretus, Antwerp
前々回の最後の、印字を作る鋳造室の下にあたる部屋。
鋳造室は、最上階の3階にあたる部分に作られているので、
この部屋は建物の2階にあたる部分。
17世紀にこの印刷所で制作された本が、展示されている。

Museum Plantin Moretus, Antwerp
間仕切りに使われている、ステンドグラス。

Museum Plantin Moretus, Antwerp
プランタン・モレトゥスの紋章というか、トレードマークのコンパス。
モットーは、「勤労と継続」。
いや、まったく、ごもっとも・・・。

Museum Plantin Moretus, Antwerp
同じ一角にある、寝室。
ものすごく暗く保たれている。
部屋の大半は、壁がギルト・レザー張りで、
多分その保存ためと思われるけど、どの部屋もとことん暗い。
手持ちローライト撮影が得意の私でも、かなり手こずる・・・。

Museum Plantin Moretus, Antwerp
部屋割りが入り組んでいて、その上、
フロアレベルも一定していなくて、ちょっと迷路っぽい。
これは、元々別に建てられた建物を買い足して、
中を繋いで行ったからなんだと思う。

Museum Plantin Moretus, Antwerp
地理学の部屋と呼ばれている一角には、
地図を中心に展示されている。
椅子に座って、ゆっくりファクシミリ本を、
手にとって見ることができる。

Museum Plantin Moretus, Antwerp
この一角に展示されている、
17世紀アントワープ港のプリント。<大きいサイズで
アントワープは、シュヘルト川に面した港町として繁栄していたのだった。

Museum Plantin Moretus, Antwerp
15世紀の世界地図。これは「コピー」なのかな?
類似の15世紀世界地図の、別ヴァージョンをよく目にする。

Museum Plantin Moretus, Antwerp
その先にある応接室。
この部屋は、17世紀の部屋に、
調度品は18世紀のものが集められている。

Museum Plantin Moretus, Antwerp
ガラスドームに収められて展示されている、18世紀のティーセット。
展示方法がナイス^^。

Museum Plantin Moretus, Antwerp
どの部屋で撮ったかわからなくなったけれど、
暖炉のデルフトタイル達。

Museum Plantin Moretus, Antwerp
前回来たときも、ここもさんざん撮った。
それでもまだ撮る、図書室。

Museum Plantin Moretus, Antwerp


Museum Plantin Moretus, Antwerp
途中の階段。ドアも渋いっ。
窓の外に見えているのはコートヤード。

Museum Plantin Moretus, Antwerp
その、コートヤード。

Museum Plantin Moretus, Antwerp
この回廊の部分がとても好き。
重いカーテンの奥は展示室の一つから繋がるドア。
ドアを開けても、日光や外気が直接部屋の中に入らないように、
遮断するためのもの。

Museum Plantin Moretus, Antwerp
最後にもう少し、コートヤード側からのアングルで。



Plantin-Moretus Museum
(プランタン・モレトゥス博物館)

Vrijdagmarkt 22-23, 2000 Antwerpen, Belgium

開館情報など英文で<このページ

Map:




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