Wednesday 28 August 2013

Le Château-アネックス滞在

内見会/オープン・スタジオを明後日にひかえ、まだ準備は・・・まったくできてない状態。
あぁ、部屋の片付けから始めなきゃ。

標本箱は、少しずつできてきている写真の中から、アネックスとその滞在生活の写真など。

アネックス(別棟のコテージ)の全体イメージは、去年の標本箱に<このページ>。
今年は去年ほどの猛暑日ではなかったので、蜘蛛大発生もなく、快適な滞在だった。


Le Château - Garden
村道からシャトーに繋がるこの並木道を抜けて、

Le Château - Garden
浮き球の漂う水場の前の正門を入ると、そこは、竜宮城・・・のような、
日常とはかけ離れた異次元空間、と、いつも感じる。

Le Château garden
シャトー本館の前のテーブルでのんびり。
遠くに見えるのが、門柱だけの開けっ放しの正門。

Annex - morning
アネックスに差し込む朝日。

Annex - evening
で、これは、アネックスに差し込む夕日。

Back terrace of the annex
アネックスの裏手のテラス。
ここはちょうど西に面している。

Back field of the annex
なので、夕日が心地よい。
天気のいい日の、夕食に最適。

Evening puddings
庭で採れたジャパニーズ・ラズベリーとレモンカードのプディング。
あ、ちなみにこのキャンドル・スタンドは、
たまたま通りかかった、Dinan(ディナン)のブロカンテ・マーケットにて購入。

Le Château - Garden
アネックスの入り口の横で、大豊作のジャパニーズ・ラズベリー
日本語だとエビガライチゴというそう。
私は日本では見たことがない、というか、ここル・シャトーでしか見たことがない。
普通のラズベリーより、つやつやしていて、見た目がきれい。
味は、普通のラズベリーとあまり変わりはない。

Le Château - Garden
そのほか、ブラック・カラントや、

Le Château - Garden
レッド・カラント、ブラックベリーが、ちょうどいっぱい実っている。

Garden harvest
フルーツ取り放題、食べ放題。ホリデー相棒のDanaさん採集。
これだけ盛りだくさん採集してきたのは、
「城主」ペーターおじさん達が晩ごはんにやってくる、そのプディング用のため。

Cooking pasta @ annex
メニューは、なんてことのないソーセージ・パスタ。

Cooking pasta @ annex
調理中の窓の外に見えるのが、件のジャパニーズ・ラズベリー。

Peter, Thierry and Pussier
Pおじさんと、友人のティエリー氏と、スペシャル・ゲストのプシャー。
プシャー、去年はまだル・シャトーに着たばかりで、
本館からあまり遠くには出てこなかったけれど、
今年はこの広大な敷地を、立派に「管理」している様子。

Pussier, Peter and Thierry
これは翌日、これまた、Pおじ、T氏、プシャーのトリオ。
又尻尾に、尻メロンのプシャー。
(なんでまたメロンかというと、2日後のパーティー用に、メロン庭先放置で熟成中。)

このプシャーの写真を大量に撮ってしまったので、
次回は、激カワ・プシャー特集の標本箱・・・の予定。

Good night...
最後は、トリオを「おやすみなさい」で見送った後、
アネックスの窓から中を覗いたところ。
私達もおなかいっぱいで、片付け物は明日にして、ベッドに入ることにしよう。


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しつこく最後のご案内。

金曜・土曜とプリヴュー/内見会イベント開催しますー。

Open studio/ Atelier preview brochure

アトリエ(兼・自宅)はSurbiton駅から徒歩7分。
Surbiton駅(Zone 6)はWaterloo駅よりSouth West Trainsで15-20分。
一時間に10本程度の便あり。
西ロンドンからは地下鉄District Line、
WimbledonでSouth West Trainsに乗り換えが便利。 
詳しい番地等は、メールで問い合わせてください。

ではでは、お会いできるのを楽しみにしています^^。

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Friday 23 August 2013

ノルマンディー・ホリデー

ノルマンディー・ホリデーから戻ってきました。
恒例のル・シャトー滞在と、その前に今回は(今回も?)ブリタニーのDinan(ディナン)で一泊。
途中、にわか雨がちの日もあったけれど、基本的に暑すぎず寒すぎずのいいお天気で、ノルマンディー田舎暮らしを楽しんできた。
帰ってきたら、これまた恒例の、処理待ちメールやら仕事が山積みで、日常に戻るまでにちょっと時間がかかりそう。
ひとまず、撮ってきた写真から、ル・シャトーのイメージ写真を貼っておいて・・・しばらくまた不定期更新に陥りそう・・・なのだった。


Le Château - Normandy
滞在していたAnnex(アネックス=別棟のコテージ)から見える田園風景。

Le Château - Normandy
一日中来ては去っていった通り雨も収まって、突然雨雲から夕日が差したところ。

Le Château - Normandy


Le Château - Normandy
夕日の中のteasel(ティーゼル)。

Le Château - Normandy
teasel(ティーゼル)のクローズアップ。

Le Château - Normandy
境界はないけど、お隣の、コーン畑。
ちなみにコーンは飼料で人の食べるものにあらず、だそうで、
スーパーでも「人食用」の(スィート)コーンがあまり売られていない。

Le Château - Normandy
アネックスの窓にさす夕日。

Le Château - Normandy
アネックス、バスルームのドア。

Le Château - Normandy
アネックスのドアから出たところ。このときは朝日。

Le Château - Normandy
別棟の納屋。

Le Château - Normandy
これまた別の納屋。遠くに見える窓がアネックス。

Le Château - Normandy
野草満開。

Le Château - Normandy
額アジサイ。

Le Château - Normandy
ル・シャトーを正面から、並木ごしに。

Le Château - Normandy
ル・シャトーの横のドア。ここが今年は通用口。

Le Château - Normandy
今年も、またここでまったりしたり、
撮影仕事をしたり、ティー・パーティーがあったり、
盛りだくさんに楽しい一週間が待っていた。



Monday 12 August 2013

Chenies Manor and Garden (チェニース・マナーと庭)

今日は実はもうホリデー・モードで、レンタカーを借り出し、同行の友人Danaさんは今夜うちに泊まりこみ、明日早朝から、Prtsmouth(ポーツマス)経由でノルマンディーに出発。
ホリデー・モードのついでで、今回のイメージは、先日訪れたChenies Manor and Garden(チェニース・マナー)の庭のイメージ。

ここは、ナショナル・トラストやイングリッシュ・ヘリテージに属していない、いまだに独立経営(というか、個人所有の)マナー・ハウス(大屋敷)で、中世以来の歴史があり、チューダー期建造の部分も現存する建物。
建物も興味深いのだけれど、ここの庭が2009年の「ガーデン・オブ・ザ・イヤー」賞を受賞した優れもの。
4月~10月のサマー・シーズンの、水・木曜と、バンク・ホリデーの午後2時~5時に公開している。
お屋敷の方は15分きざみの、ガイド・ツアーに参加する形で、写真撮影は禁止。
庭の方は自由に見て回り、もちろん撮影もOK。
うちの配偶者氏と、ちょうどローマからロンドン入りした、フォトグラファーのエイドリアン師匠達と一緒に、ミニ・ホリデー気分で出かけることにした。

Chenies Manor and GardensChenies Manor and Gardens
左は、ガイドツアーの集合を待っている間に撮った、庭へのゲート。
右の写真は聖マイケル教会で、ここのお屋敷の当時のオーナー、
べドフォード家のチャペルも付随しているが(非公開)、基本的には村の地区教会。
15世紀末~16世紀初頭の建造で、その前に存在したと思われる、
木造教会に由来する、12世紀の建造物も残っているのだとか。
師匠たちと、庭のカフェでまったりしていたら、
教会の公開時間を逃してしまって、中は見れずじまい。

Chenies Manor and Gardens
これはお屋敷の正面。
古い部分は(正面右側・・・だったと思う)1460年、
Sir John Cheyne(ジョン・チェイニー卿)の建造。
左側はその後のチューダー期16世紀に
初代Earl of Bedford(べドフォード伯)John Russell(ジョン・ラッセル)が増築したもの。
ヘンリー8世や、エリザベス1世も何度か訪れたことがあるお屋敷。
後ろに見える煙突が、ヘンリー8世建造のハンプトンコート・パレスによく似た、
典型的なチューダー様式。

Chenies Manor and Gardens
その煙突の様子は、裏の庭側から見るとわかりやすい。
ここはsunken garden(サンクン・ガーデン=
沈み込んだ形で地盤が下がっていく形式の庭)と呼ばれる部分。

Chenies Manor and Gardens
整形式の庭でありながら、自然でオーガニックな、高低を活かした構成は、
イギリスのガーデニングの最も得意とするところ。
今はちょうど、ダリアの花のシーズン。

Chenies Manor and Gardens
満開のエリンジウムに、大喜びのバンブル・ビー達。

Chenies Manor and Gardens
ここ数年、世界的に蜂の数が激減していて、
蜂が減少すると穀物収穫にも深刻な影響を与えるため、
さまざまな保護キャンペーンが展開されている。
ここの庭でも、蜂保護チャリティーへの援助をはじめとして、
庭でも、蜂や蝶の好む植物が積極的に採り入れられているそう。

Chenies Manor and Gardens
これは、蝶や蜂の大好物、ブットレア

Chenies Manor and Gardens
別の角度で・・・。

Chenies Manor and Gardens
お屋敷側の、ヘッジのゲートから覗いたところ。

Chenies Manor and Gardens
これはwhite garden(ホワイト・ガーデン)と呼ばれる一角。
白~シルヴァー系の植物で、コーディネートされている。

Chenies Manor and Gardens
現在メインで咲いているのは、八重咲の白コスモス。

Chenies Manor and Gardens
この植物は・・・名前は知らない。アガパンサスの一種なのかな?

Chenies Manor and Gardens
遅い午後の日差しに映える。

Chenies Manor and Gardens
ブドウ(かな?)のドーム。

Chenies Manor and Gardens
庭に建つ、ロマンティックなガゼボは、庭が
(なんだったか忘れたけど、18世紀ものの・・・)
映画の撮影ロケに使われたときに、プロップとして持ち込まれて、
撮影終了後、ここのオーナーにプレゼントされたものなのだそう。

Chenies Manor and Gardens
この一角は、キッチン・ガーデンと呼ばれる部分で、
野菜や切花用の花が、実用的に植えられている。

Chenies Manor and Gardens
それでも、ワイルド・ガーデン風でとてもチャーミング。

Chenies Manor and Gardens
真っ赤に熟したレッド・カラント。
鳥に食べられないように、ネットで覆われている。

Chenies Manor and Gardens
区切られた庭の後ろにも、大きな敷地が広がる。
(ここまでは、まったくたどり着くことができなかった。)

Chenies Manor and Gardens
なのは、ティールームで和んでしまったからで・・・。

Chenies Manor and Gardens
和みすぎて、昼寝する者(配偶者氏)まで現れる始末。

Chenies Manor and Gardens
芝生でできたメイズ(迷路)に熱心に取り組む、エイドリアン師匠と配偶者氏。
メイズの真ん中で瞑想中(?)なのは、師匠のガールフレンド、ディレッタさん。

Chenies Manor and Gardens
さわやかな夏のミニ・ホリデーでした^^。


Chenies Manor and Garden (チェニース・マナーと庭)



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そんなわけで、今度は本格的にホリデー・モード。また戻ってきたら更新しますー。
Have nice summer days!!!





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