Tuesday, 31 January 2017

Digital Print on Demand(オンデマンド・デジタル・プリント)

前回のスカーフに引き続いて、いろいろと「カスタマイズの沼」にはまり込んでいる裏話など・・・。

ことの始まりは、昨年の対ノルマンディー・チーム・クリスマス・プレゼント企画(その話は<このページ>に)。
その時に、ネット・サーチで見つけて使ってみた会社「Bags of Love(バッグス・オヴ・ラブ)」が、いわゆる「写真プリント屋」さんが、ついでにやっている商品展開(マグとかクッションなどなど・・・)より、生地のクオリティーがよくて、ヴァリエーションが多い。
普通はただのキャンバス地にプリントしただけのクッション、ポリエステルTシャツにプリントするだけ・・・なんていうことが多いけれど、ここの場合プリントできる生地素材が95種類。
デザイナー・企画会社用にプロ特化した、デジタル・オンデマンド・生地プリント専門(最終商材にまで加工しないで生地だけ)の「Contrado(コントラド)」が、もともとの会社で、どうやら「Bags of Love(バッグス・オヴ・ラブ)」は、ここのいわゆる「小売部門」、一般消費者向けに商材のパターンやテンプレートを組み込んで、そのまま最終商材にまで完成させてお届けする・・・という、企業展開の結果のよう。
嬉しいことに、この会社、所在地と工場が北西ロンドンで、ウチだと国内送料で届く(EU離脱しても平気だぜ、Yey・・・笑)。
もっと嬉しいことに、ここの会社、従来の「遅い+スカタン+無愛想」三位一体という、UK会社の常識をくつがえすスピード&サーヴィス。対応のよさは、まさしく新世紀だわ・・・と感動モノ。

前回の標本箱のスカーフの次に、もっとダーク系スカーフも欲しい・・・というので、まずはグラフィック・パターンが出来上がってきた。

Scarf design - dark astrolabe
こんなもの。
これをオーダーする前に、トレーナーが欲しくなった。
というのも、行ってるジムが時々寒いので、ジム用。

そこで、このダーク系のモチーフを、
トレーナーのパターンに落とし込んで・・・、
袖のデザインなどを調整して・・・、

jumper
プリヴュー上ではこうなっている。
袖のデザインが、プリヴューのシステムでは
正確に反映されてないけど、
パターン上の理屈ではデザインしたように
仕上がってくるはず・・・と信じて、オーダーした。

jumper
中2日で到着、相変わらず速い。
そして、デザインは意図したように、
袖のトップにラインと太陽モチーフが正確に入っている。

jumper
後ろはヘルメスを大きく入れたら・・・、
大阪のヤンキーか、ヴェルサーチかっていう・・・(笑)。

jumper
セルフィー下手だから、小さく載せる。
これは、只今ジムで活用中。

ジムで太極拳やってたら寒いんだけれど、
ズンバやってたら、汗だく。
なので、今度は下に着るタンクトップもほしいかも・・・、
これもカスタマイズなのでマッチングで。

Dark-sun
今度は太陽を正面のアストロラーベの真ん中に貼り付ける。


tunk top
プリヴューにマッチョなお兄さん使わないでほしいな、全く・・・(笑)。
ともあれ、こんな感じでマッチングのデザインにしてみた。

tunk top
仕上がりはいいんだけど、ユニセックスなので、
XSでオーダーしても脇のアキが大きすぎて、
H感漂うので、肩の上で縫込みをして調整。
襟ぐりが少し奇妙だけれど、まぁよしとする。

tunk top
後ろは、また、ヘルメス君。

tunk top
これでズンバやる、おばさんの勇姿。

なにごとも、やりだしたら止まらなくなる性分なので、
グラフィック・パターンのデザイン自体にはまり込んだ感あって、
しばらくPhotoshopに没頭・・・いろいろできてしまった。

Mercury-round
これは上記のダーク・アストロラーベの展開で、
陶器皿にもプリントできるというので・・・、
丸型のデザインも作ってみた。

Standing-angel
前回の天使君たちをメインにしたパターン。

Kneeling-angel
これも、相棒の天使君。

Melusine
メリュジーヌ伝説のつもりだけれど、
18世紀の錬金術書の図像からの描き起こし。

St-Barbara blue variation
聖バルバラと聖心。

Apollo
アポロ。

Medallion and Cross
メダリオンとクロス。

Zodiac
ゾディアック。

Horoscope
ホロスコープ。

Sculptures
マーブル・スカルプチャー。

で、まだ全然何をオーダーするのか、
絞り込みができていないのだけれど、
ここのサイトのシステム上に落とし込んで、
プリヴューを色々作ってみては、只今検討中。

Hat
まず、表裏色・柄違いで作れるキャンヴァス帽子。
これは欲しいー。

swim-trunks
ジムで水泳用の水泳トランクス。
(水着は上下黒のタンキニなので、
トランクスだけ柄物ってのいいな^^。)

shoppers bag
35cm正方形のキャンバスとヴィニールのトートバッグ。
片面ずつパターンを変えることもできる。
これはジムバッグ用で、どれにするか検討中。

Hold-all bag
28 x 33 x 15cmのホールド・オール・バッグ。
これ、カメラバッグに最適。
レザーにプリントするのだそう。
£149するので、真剣に考え中。

handbag
39 x 26 x 13 cmのハンドバッグ。
これよりはホールド・オール・バッグの方を選ぶかな・・・
と思いつつも、パターンを落とし込んで
プリヴューだけ作ってみた。

cushion-cover
45cmクッションカヴァー。
自分ちはキリム・クッションだらけなので、合わないよなー、
と、思いつつも、これまたパターンを落とし込んで
プリヴューだけ作ってみた。

china-plate
20cmまたは26cmのセラミック皿。
これも・・・皿は充分すぎるほどあるので、
手を出してはなるまい・・・と思いつつ、
どんな仕上がりなのか、ものすごく興味はある。

とまぁ、とても危険な沼の淵に立っています。
今のところ、ダーク・アストロラーベのシルクスカーフをオーダーしたところ。
またなにかと出来上がってきたら、標本箱に詰め込みますよ。

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Saturday, 28 January 2017

シルク・ジョーゼット・スカーフ- Etsy(エッツィー)新リスティング

クリスマスから、年始にかけてのホリデーシーズンで、仕事の連絡が入って来ない静かな日々は、なにかと日常業務とは関係ないこと・・・、といってもそもそもモノを作っていることだけが好きなので、なにかまた別のものを「制作」していることになる。
オブジェは夏場の仕事ということにして(乾きが断然速いのでね)、今年はデジタル・コラージュにハマっていた。
このあたりの「積もる話」はまた次回ということで、今回は再び純粋に自己宣伝のミニ標本箱。

なんやかんやあって、出来上がってきたオリジナル・パターンのシルク・ジョーゼット・スカーフ、インスタに載せたら、フォローしあっているUSAのインテリア・デザイナーの人が「欲しいんだけど、Etsyショップに出さないの?」なんて、ズンと背中を押されて「あ、じゃあ、出します・・・。」ということになった。

Original silk scarf -digital collage angel pattern-
silk georgette 100 x 100cm
(オリジナル・デジタル・コラージュ-
エンジェル・パターンの
シルク・ジョーゼット・スカーフ 100x100 cm)

US$100.00


Etsy販売ページリンク

graphic-whole

全体のオリジナルのデジタル・イメージ。
モチーフは、いままで撮りためてきた写真のアーカイヴから、
またグラフィックは描き起こしもして、
それらをレイヤーでコラージュ。

graphic-corner1
立っている天使クン達のディティール。
ちなみに、この炎のヴァーズは、
Pおじさんのル・シャトーで撮ったもの。

graphic-corner2
跪いている天使クン達のディティール。
サイン入りです(笑)。

original silk scarf
このシルク・ジョーゼットの生地は、
ソフトで、つや消しの、半透明。
裏はやや白っぽいけれど、パターンが透けて出ている。

original silk scarf
ボディに巻きつけてみたところ。

original silk scarf

5-IMG_0322 copy
黒糸ミシンステッチ仕上げのエッジ。
KotomiCreationsの箱に詰めて、お届けします。
このスカーフはオンデマンド・プリント
(オーダーしてからのプリント)生産方式なので、
発送までに約1週間かかります。


ということで、もう一度ページリンク:
Etsy販売ページリンク

ぜひ覗いてみてくださいね。
もっとダークなパターンのスカーフ(←自分が欲しい)や、その他色々、今後の展開は考えてるのだけれど、ひとまずは自分使用のものを作るのに熱中していて・・・商材展開はまたいつか。
商品開発とゆーもの、まずは自分の欲しいものを作って、素材やテクニークの経験を積むところから始まるのですよ(ははは・・・大義名分かも、多分)。
次回はそんなこんなの、現在進行中裏話をいろいろと。





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Wednesday, 25 January 2017

Kotomi jewellery 2017春夏コレクション


ヨーロッパは只今、寒波真っ只中。
今年から1月後半ののアムス近郊ナールデン出張がなくなったので、ちょっと残念でもあるけれど、この寒波の中、カナル凍りついてるかものアムスって、ちょっとつらいかも・・・なので、これでよかったんだ・・・ということに。
(南オランダで行ってみたい街があって、もう行けないのかな・・・と思ってたら、実は3月に滞在するベルギーのメヘレンからでも、アムス近郊からと、大して鉄道距離的に違わないことを、ロッテルダム在住のブロガーさんに教えてもらって、目からウロコ。 3月に行くことにしたのだった。)

そんなわけで、いつもは2月中頃に春夏コレクションの立ち上げだったのが、今年は少し前倒しで、1月の後半。仕上がってきましたよ。

SS 2017 colage
SS 2017 colage
SS 2017 colage
SS 2017 colage
SS 2017 colage

全作品は<このページ>に。
この全作品リストページ、PCだと、各写真上にカーソルを乗せると、タイトル品番がでます。 モバイル・ディヴァイスだと、写真をタップして各作品ページを開けると、タイトル品番が出ます。

もし、お気にい入りの作品があれば、タイトル品番を<コンタクト>くださいね。 価格・サイズ・素材、またディティール/全体写真等お知らせしますので。

しばらくしたら、Etsyショップにも、ここからのセレクションを出品予定・・・なのだけど、近頃また「趣味か仕事かわからん制作活動」にハマっていて、ちょっと遅れ気味・・・かも。
この「制作活動」の話をまた次回に^^。



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Sunday, 22 January 2017

Hatfield House Gardens(ハットフィールド・ハウスの庭)

Hatfield House(ハットフィールド・ハウス)から、今回は本館を出て、ガーデンを散策・・・の話を。

Hatfield House
屋敷の正面に向かって右側には、
テューダー/ジャコビアン様式のノット・ガーデン。

Hatfield House
ノット・ガーデンというのは、
低く作られたbox hedge(ボックス・ヘッジ=セイヨウツゲの生け垣)の
幾何学的な区画の中に、バラやハーブを植え込んだもので、
中世以来の伝統的なガーデニング様式。
その奥に立つのがOld Palace(オールド・パレス)。

Hatfield House
中は天井の高い吹き抜けになっているけれど、
一部2階部分も作られている。

Hatfield House
その上階部分から、全体が見渡せるようになっている。
元々は、Bishop of Ely(イーリー司教)の所有する屋敷の一部で、
当時はBanqueting Hall(宴会用ホール)として使われていた。
一時は厩として使われたりで、荒廃していたそうだけれど
現在は貸しホールとして、
結婚式のレセプション等に使われているので、
本来の目的を取り戻したようだ。

Hatfield House
裏側から見ると、他にも司教館だった頃からの
名残の建造物が連なっている。

Hatfield House
このオールド・パレスの横に、
エリザベスI世の石彫レリーフがはめ込まれている。
ヘンリー8世が宗教改革の時に、この屋敷を司教から没収して、
子供たちの教育用の王宮とした。
なので、エリザベスI世も、メアリーI世やエドワード6世とともに、
ここで子供時代を過ごしている。
レリーフはメアリーI世が他界して、エリザベス即位のニュースが
届けられて、顧問たちと話し合うシーンということになっている。
もともと、ここにあるレリーフではなくて、1855年に火災にあった
Royal exchange(王立証券取引所)から、
そのフリーズがここに持ち込まれたものだそう。

Hatfield House
オールド・パレスとウェスト・ガーデンの間をつなぐ、
The Lime Walk(ライムの小道)

Hatfield House
その先のトピアリーの間から、
ウェスト・ガーデンの噴水が見える。

Hatfield House
そのウエスト・ガーデンの噴水。

Hatfield House
本館の西面が正面に見える。

Hatfield House
ウエスト・ガーデンの奥には、Woodland Garden
(ウッドランド・ガーデン)が広がっている。
森林浴中の配偶者氏。

Hatfield House
生け垣を隔てて、そのまた先は、並木道の続く平原。
このエリアには、ヴィジターはアクセス出来ないけれど、
ところどころ生け垣に、のぞき穴が設けられている。
ティーンエージャーっぽい鹿たちが、一列になって横切っていった。

この日は水曜日だったので、水曜日にのみ別料金で公開される、
イースト・ガーデンにも入ってみた。
この東側のウィングは、
現在でもソールズベリー侯の私邸として使われている一角。

Hatfield House
屋敷の登る階段横に集められた、ポット達。

Hatfield House
その階段の上の、マーキュリー像。

Hatfield House
並木道に沿って、ボーダー花壇が伸びている。

Hatfield House
その先のウッドランドのエリアに向かう途中、
ブランコになったソファで、しばしまったり。

Hatfield House
ウッドランドのエリアの奥には、
17世紀に作られた「New Pond(新池)」。
ローマ風の廃墟を模したFolly(フォリー)が、
池の端に佇む。

Hatfield House
そして、池の周りをぐるっと散策。
18世紀以降主流になる、English Landscape Garden
(イギリス式ランドスケープ・ガーデン)の
とても初期の例なんだと思う。

Hatfield House


Hatfield House
もう一度屋敷の近くに戻ってきて、
キッチン・ガーデン(ベジタブル・ガーデン)を覗く。

Hatfield House
最後は、キッチン・ガーデンのチャーミングな納屋。


Hatfield House(ハットフィールド・ハウス)
イースターから、9月末までオープン。
ヴィジター情報は英文で<このページ

地図:





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