Friday 27 April 2018

"Ryan's Daughter", Clapham, London(「ライアンズ・ドーター(ライアンの娘)」ライフ・スタイル・ショップ・オープン)

以前・・・というのは5-6年前だけれど、時々標本箱に登場していた、アンティーク・ディーラーJosephine Ryan(ジョセフィーヌ・ライアン)のお店(たとえば<このページ>)。
リンクを張った、Chelsea(チェルシー)のお店は、諸般の事情が重なって2年前に閉店、その後 Decoratelive Fair(デコラティヴ・フェア)でも、彼女を見かけなくなって、すっかりご無沙汰状態だった。
その間、彼女の方は実家のアイルランドで休養して、昨年ロンドンに戻ってきたら今度は病気で倒れてしまう。
幸い後遺症もなく健康が回復して、そろそろまたなにか活動をしようとしていたところに、ライフスタイル・ショップのキュレーター(監修者)のポストが舞い込んできた。そのショップというのが、彼女が20年ちかく前に経営していたアンティークショップのあった、Clapham(クラッパム)のAbbeville Road(アべヴィル・ロード)の、それもまさしく同じ番地の、同じお店にオープンするという・・・、なんともいえず奇遇な話。
子供が2人できたので、閉めざるを得なかった、20年前のこのお店は、いつも明るくて、地域の人の人通りが絶えず、そこのお店にはハッピーな思い出ばかりだったのだそう。 そこよりはずいぶん高級なエリアだけれど、専門のディーラーしか出入りしない、ちょっと暗くて天井の低い感じのチェルシーのお店は、オープンしてみたものの、実際には、いまひとつ好きになれなかったとも。
(確かに一時ライフスタイル系のお店が集まって、センスのいい小さなヴィレッジを作っていたチェルシーのこの通りも、一段と激しい地価・賃料の上昇で、1件抜け2件抜けで、5年ぐらい前に、私が雑誌取材で訪れた頃のお店のラインナップからは、すっかり様変わりしてしまっている。)
そんなわけで、奇遇にも、そのハッピーな思い出の店に再び戻ってきて、心機一転、新しいスタートのジョセフィーヌのお店を早速訪れてみた。


こういった事情は、すべて、インスタグラムから。
ジョセフィーヌがインスタグラムを始め(www.instagram.com/jryanantiques)
それとほぼ同時期にこの@ryans_daughter_london
(www.instagram.com/ryans_daughter_london) ともフォローしあって・・・
明らかに、ジョセフィーヌのショップなのだけれど、
前に花が並ぶ!? という新しい展開。
これは見に行くしかあるまい・・・というのがきっかけ。


Ryan's Daughter - New Shop - Officially Open today
4月のロンドンが、まるで夏のような日差しになった土曜日、
地下鉄クラッパム・サウス駅と、クラッパム・コモン駅の中間にある、
Ryan's Daughter(ライアンの娘)」のお店へ。

Ryan's Daughter - New Shop - Officially Open today
以前のお店のウェブサイト用商品撮影をお手伝いしていたので、
見覚えのある「ジョセフィーヌ色」のものがいろいろ。

Ryan's Daughter - New Shop - Officially Open today
この日が公式オープンの日で、
すでにお客さんがひっきりなしに入ってくる。

Ryan's Daughter - New Shop - Officially Open today
この日はお店に、ジョセフィーヌの姿はなくて、
お店を切り盛りしていたのは、バッグデザイナーのZoe(ゾエ)。
で、ジョセフィーヌの方は、広報も兼ねて、Brixton(ブリクストン)の、
The Department Sore(デパートメント・ストア)で開催中の、
マーケットにPop-upショップを出店中だそう。
あ、だから、彼女の方のインスタの方には、
ブリクストンのマーケットの情報が載っていたわけだ。

Ryan's Daughter - New Shop - Officially Open today
彼女の作るバッグ達、Mon Cabas
バッグの持ち手、付属のポーチを、選べる、付け替えられるというもので、
素材は、ヴィンテージのインテリア・ファブリックが中心。

Ryan's Daughter - New Shop - Officially Open today
あまりの夏日に、真夏のスタイルだった私は、
この夏仕様の、デッキチェア用の生地を使った・・・
というバッグに、一目惚れしてお買い上げ・・・。

Ryan's Daughter - New Shop - Officially Open today
夏日でバテ気味の彼女の犬君。

Ryan's Daughter - New Shop - Officially Open today
その奥には、ジョセフィーヌの出した本を始めとして、
テイストに沿った、ライフスタイル・インテリア本も並ぶ。

Ryan's Daughter - New Shop - Officially Open today
そのまた奥の部分は、フロリストSash Flowersのスタジオ。
つまり、このお店は出資オーナーが、
ジョセフィーヌを商品キュレーターにして、
バッグデザイナーやフロリストとの、
コラボレーションで運営されているお店なのだった。

Ryan's Daughter - New Shop - Officially Open today
他にもまだ入荷待ちだけれど、コペンハーゲンの、
オーガニック・ホームウェアのブランドAIAYU
のアイテムも取り揃えるとのこと。

この後、私はBrixtonのThe Department Storeのマーケットに移動して、
2年ぶりにジョセフィーヌに再会。
話しているうちに、Kotomiジュエリーを、
トライアルで扱ってみてもらうことに、話がまとまった。
そこで・・・、マーケットが終わって、分散していた商材がお店に戻り、
落ち着いた頃の、昨日木曜日に、ジュエリーと共にお店を再訪した。

Ryan's Daughter, Clapham, London
おぉ・・・巨大シャンデリアが入って、お店はパワー全開。

Ryan's Daughter, Clapham, London


Ryan's Daughter, Clapham, London
そして、カラス君たちが身につけているのが、Kotomiジュエリー。
以前のお店で、クリスマス時期のイベント用に
ジュエリーを扱ってもらっていたことがあって、
その時にも、彫像も、剥製もKotomiジュエリーを着けていた。
その方法がこのお店でも。

Kotomi jewellery installed to Ryan's Daughter, Clapham, London
ダークな色が、よくお似合い。

Kotomi jewellery installed to Ryan's Daughter, Clapham, London
キジ君は「聖心」のペンダントを。

Kotomi jewellery installed to Ryan's Daughter, Clapham, London
彫像にも3つ着けていただく。

Kotomi jewellery installed to Ryan's Daughter, Clapham, London


Kotomi jewellery installed to Ryan's Daughter, Clapham, London


Kotomi jewellery installed to Ryan's Daughter, Clapham, London
そんなわけで、13アイテムを納品。
ひとまず、委託でトライアルなので、動くようなら今後も、
難しい場合は、引き上げる可能性も、もちろんあり。
なのでまだウチのジュエリーのウェブサイトで、
「取扱販売店」のセクションには入っていないのだけれど、
うまくいくことを祈ってます(笑)。

Ryan's Daughter, Clapham, London
商材がまとまって、一段と、スタイルが出来上がってきたお店。

Ryan's Daughter, Clapham, London


Ryan's Daughter, Clapham, London


Ryan's Daughter, Clapham, London


Ryan's Daughter, Clapham, London
前回は、バッグを買ったのだけれど、暑い夏日にその後、
ブリクストンに回りたかったので、お花には手を出さなかった。
今回はちょっと荷物だけれど、まっすぐ帰るので、
お花を連れて帰りたくなって、一番下に写っている、
黄色いラナンキュラスのブーケを連れて帰った。

Flowers by Sascha Rothing
いい感じです^^。

南ロンドンに寄られることがあれば、
ぜひ覗いてみてくださいね。


"Ryan's Daughter"「ライアンズ・ドーター(ライアンの娘)」

63 Abbeville Road, London, SW4 9JW

10am - 19pm 当面は毎日オープン。

地図:







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Wednesday 18 April 2018

レリカリーオブジェ - Etsy(エッツィー)新リスティング

2月頃にせっせと制作していた、レリカリー(聖遺物)風オブジェ達、ついにEtsyショップへのリスティングが完了。
ようやく標本箱でも、お披露目できるようになりましたよ。
今回は20アイテムと、点数が多いので、2アイテムずつ1枚の写真にまとめてみることに。

KotomiCreations Etsy ショップ・オブジェ部門は
このページ


Relic-90-91
聖心を捧げる手の、聖遺物オブジェ (Relic-90,91) 29cmと25cm。
各 £150


聖心の中央は、チェリークオーツ。木製マネキンの指は、動かせます。


Relic-92-93

左:聖心をいだいたモンストランス(聖体顕示台)
聖遺物オブジェ (Relic-92) 22cm £180
右:サンゴとパールで飾られた、聖バルバラのモンストランス
聖遺物オブジェ (Relic-93)  22cm £200


左の聖心もチェリークオーツ石。
右はメダイの上にクオーツ原石とパールが、クリア・レジンで固着されているもの。


Relic-95-96

左:水晶と真珠のモンストランス(聖体顕示台)
聖遺物オブジェ (Relic-95) 20.5cm £200
右:水の下の聖母のモンストランス(聖体顕示台)
聖遺物オブジェ (Relic-96) 17cm £160


左のレリカリー(聖遺物)19世紀フランス製の本物です。
ただし、ガラスもなくパーツが落ちて傷んでいたものを、
水晶をセンターピースにして修復したもの。
右は、ガラスカボションの下に、クリアレジンで封入されたもの。


Relic-97-98

左:リジューの聖テレーズのモンストランス(聖体顕示台)
聖遺物オブジェ (Relic-97) 17.5cm £120
右:珊瑚と水の下の聖母のモンストランス(聖体顕示台)
聖遺物オブジェ (Relic-98) 17cm £130


左は、19世紀に聖別された、ノルマンディーの聖人さん。
もちろんル・シャトー滞在中のブロカンテ・マーケットで入手。
右は、サンゴのたっぷり付いた、モンストランス。


Relic-99-100

左:フローライトのメルカバスターを戴く、
翼のある聖母の聖遺物オブジェ (Relic-96) 22cm £180
右:ルルドの聖母の聖水、聖遺物オブジェ (Relic-100) 19cm £130


左のマリア母さまの彫像は、頭の部分はクリア・レジン、
ボディは石膏で、異なる素材感が合体したもの。
神秘のフローライト・メルカバスターが冠上に。
左のクラウン・トップに収められた、アポフィライト、輝きが鮮やか。
Etsy ショップでは10枚の写真で(拡大機能あり)、
いろいろな角度から見ていただけます。


Relic-101-102

左:海のエンジェル- 聖遺物オブジェ (Relic-101)  22cm £140
右: 貝殻の壁龕、海の精の聖遺物オブジェ (Relic-102) 23cm £140


この子達は同じ石膏マスクが使われていて、
どちらも海や水の精のイメージ。


Relic-103-104

左:貝殻とサンゴのヴィーナスの祠-
聖遺物オブジェ (Relic-103) 19cm £140
右:珊瑚とパールの、幼子イエスの祠-
聖遺物オブジェ (Relic-103) 20cm £160


左のシェルに冠するサンゴは、あまり見かけない形。
どういう種か、調べることはできなかったけれど。
右のジーザス坊やの下の石は、アメジスト原石です。


Relic-105-106

左:聖母に捧げる、珊瑚と水晶のモンストランス(聖体顕示台)、
聖遺物オブジェ (Relic-105) 17cm £180
右:スタンホープ・クロスとパールで飾られた、聖母の祠、
聖遺物オブジェ (Relic-106) 18cm £180


左は、サンゴとロック・クリスタルがふんだんに使われている。
右のスタンホープというのは・・・、
19世紀末から第二次世界大戦頃まで人気のあった。
マイクロフイルム写真を、顕微鏡無しで見ることのできる、
覗き穴的なパーツ。
この中には、モン・サン・ミシェルの写真が収められていた。


Relic-107-108

左:水の下の真珠に彩られた聖母、
壁掛け聖遺物オブジェ (Relic-107) 19cm £200
右:シェルに収められた聖母 -
聖遺物オブジェ (Relic-108) 16.5cm £200


左は壁掛け型のオブジェ。
19世紀のレりかりーでよく使われている、紙を丸めた、
クイリングの手法を取り入れてみた。
右は、元々はロザリオ用に使われることの多い、
ヴィンテージの白蝶貝のケースを使ったもの。
今ちょっとこのシリーズが、マイブームです^^。


Relic-109-110

左:クオーツ原石とともに、シェルに収められた聖母 -
聖遺物オブジェ (Relic-109) 17cm £200
右:シェルに収められたヴィーナス -
聖遺物オブジェ (Relic-110)  15cm £140


この子達も、白蝶貝のケースのもの。
左はマリア母さまで、右はヴィーナスをモチーフにしたもの。



以上20アイテムのリスティングでした。

KotomiCreations Etsy ショップ・オブジェ部門

で、ぜひご覧くださいね。









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Friday 13 April 2018

Kotomi jewellery 2018 春夏コレクションと、Etsyリスティング

ようやく、2018春夏の新作のお披露目までたどり着きましたよ。
まずは、その中からいくつか選んで、スライドショーに。



以下に全アイテムを、コラージュでズラズラ並べてみることに。
品番は、<このページ>から、各写真を開けて見てくださいね。

SS2018 collage
SS2018 collage
SS2018 collage
SS2018 collage
SS2018 collage


この中からすでに、20アイテムがEtsyショップに並んでいます。

Etsy listing April 20183
Etsy listing April 20182
Etsy listing April 20181
Etsy listing April 2018

最初の20アイテムが、今回のリスティングですが、
他にも、オブジェ、デジタルプリントスカーフなど、
いろいろリスティングされています。

KotomiCreations Etsyショップ

で、ぜひご覧くださいね。


あぁぁぁ~、まだ、今年制作した、
オブジェのリスティングがまだだったぁ~(汗)。
次回更新は、なんとかそこまでこぎつけたいもんです・・・。




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