Digital Print on Demand(オンデマンド・デジタル・プリント)
前回のスカーフに引き続いて、いろいろと「カスタマイズの沼」にはまり込んでいる裏話など・・・。
ことの始まりは、昨年の対ノルマンディー・チーム・クリスマス・プレゼント企画(その話は<このページ>に)。
その時に、ネット・サーチで見つけて使ってみた会社「Bags of Love(バッグス・オヴ・ラブ)」が、いわゆる「写真プリント屋」さんが、ついでにやっている商品展開(マグとかクッションなどなど・・・)より、生地のクオリティーがよくて、ヴァリエーションが多い。
普通はただのキャンバス地にプリントしただけのクッション、ポリエステルTシャツにプリントするだけ・・・なんていうことが多いけれど、ここの場合プリントできる生地素材が95種類。
デザイナー・企画会社用にプロ特化した、デジタル・オンデマンド・生地プリント専門(最終商材にまで加工しないで生地だけ)の「Contrado(コントラド)」が、もともとの会社で、どうやら「Bags of Love(バッグス・オヴ・ラブ)」は、ここのいわゆる「小売部門」、一般消費者向けに商材のパターンやテンプレートを組み込んで、そのまま最終商材にまで完成させてお届けする・・・という、企業展開の結果のよう。
嬉しいことに、この会社、所在地と工場が北西ロンドンで、ウチだと国内送料で届く(EU離脱しても平気だぜ、Yey・・・笑)。
もっと嬉しいことに、ここの会社、従来の「遅い+スカタン+無愛想」三位一体という、UK会社の常識をくつがえすスピード&サーヴィス。対応のよさは、まさしく新世紀だわ・・・と感動モノ。
前回の標本箱のスカーフの次に、もっとダーク系スカーフも欲しい・・・というので、まずはグラフィック・パターンが出来上がってきた。
こんなもの。
これをオーダーする前に、トレーナーが欲しくなった。
というのも、行ってるジムが時々寒いので、ジム用。
そこで、このダーク系のモチーフを、
トレーナーのパターンに落とし込んで・・・、
袖のデザインなどを調整して・・・、
プリヴュー上ではこうなっている。
袖のデザインが、プリヴューのシステムでは
正確に反映されてないけど、
パターン上の理屈ではデザインしたように
仕上がってくるはず・・・と信じて、オーダーした。
中2日で到着、相変わらず速い。
そして、デザインは意図したように、
袖のトップにラインと太陽モチーフが正確に入っている。
後ろはヘルメスを大きく入れたら・・・、
大阪のヤンキーか、ヴェルサーチかっていう・・・(笑)。
セルフィー下手だから、小さく載せる。
これは、只今ジムで活用中。
ジムで太極拳やってたら寒いんだけれど、
ズンバやってたら、汗だく。
なので、今度は下に着るタンクトップもほしいかも・・・、
これもカスタマイズなのでマッチングで。
今度は太陽を正面のアストロラーベの真ん中に貼り付ける。
プリヴューにマッチョなお兄さん使わないでほしいな、全く・・・(笑)。
ともあれ、こんな感じでマッチングのデザインにしてみた。
仕上がりはいいんだけど、ユニセックスなので、
XSでオーダーしても脇のアキが大きすぎて、
H感漂うので、肩の上で縫込みをして調整。
襟ぐりが少し奇妙だけれど、まぁよしとする。
後ろは、また、ヘルメス君。
これでズンバやる、おばさんの勇姿。
なにごとも、やりだしたら止まらなくなる性分なので、
グラフィック・パターンのデザイン自体にはまり込んだ感あって、
しばらくPhotoshopに没頭・・・いろいろできてしまった。
これは上記のダーク・アストロラーベの展開で、
陶器皿にもプリントできるというので・・・、
丸型のデザインも作ってみた。
前回の天使君たちをメインにしたパターン。
これも、相棒の天使君。
メリュジーヌ伝説のつもりだけれど、
18世紀の錬金術書の図像からの描き起こし。
聖バルバラと聖心。
アポロ。
メダリオンとクロス。
ゾディアック。
ホロスコープ。
マーブル・スカルプチャー。
で、まだ全然何をオーダーするのか、
絞り込みができていないのだけれど、
ここのサイトのシステム上に落とし込んで、
プリヴューを色々作ってみては、只今検討中。
まず、表裏色・柄違いで作れるキャンヴァス帽子。
これは欲しいー。
ジムで水泳用の水泳トランクス。
(水着は上下黒のタンキニなので、
トランクスだけ柄物ってのいいな^^。)
35cm正方形のキャンバスとヴィニールのトートバッグ。
片面ずつパターンを変えることもできる。
これはジムバッグ用で、どれにするか検討中。
28 x 33 x 15cmのホールド・オール・バッグ。
これ、カメラバッグに最適。
レザーにプリントするのだそう。
£149するので、真剣に考え中。
39 x 26 x 13 cmのハンドバッグ。
これよりはホールド・オール・バッグの方を選ぶかな・・・
と思いつつも、パターンを落とし込んで
プリヴューだけ作ってみた。
45cmクッションカヴァー。
自分ちはキリム・クッションだらけなので、合わないよなー、
と、思いつつも、これまたパターンを落とし込んで
プリヴューだけ作ってみた。
20cmまたは26cmのセラミック皿。
これも・・・皿は充分すぎるほどあるので、
手を出してはなるまい・・・と思いつつ、
どんな仕上がりなのか、ものすごく興味はある。
とまぁ、とても危険な沼の淵に立っています。
今のところ、ダーク・アストロラーベのシルクスカーフをオーダーしたところ。
またなにかと出来上がってきたら、標本箱に詰め込みますよ。
by KotomiCreations
Labels: アート/デザイン, デジタル・プリント・アイテム
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