Rye (ライ)の町。
6日の12夜(=エピファニー)まで、どっぷりホリデー続行中のUK。
元日はいつでも何か作っている。今年も、クリスマスプレゼントにティータオルをカスタム・プリントしたサイトで、シルク・スカーフが作れることを発見して、元日からPCに張り付いて、デジタル・デザイン完成。 2日にオーダーして、早く届かないかな~と待っているところ。
そんなわけで今年もやっぱり、ワーキング・ホリデーだった。趣味と仕事の境目がないので、いつでも何か作っている・・・ということになってしまう。
標本箱の方は、去年の11月に撮影に訪れていたRye(ライ)の町のイメージを。
このライの町、町中に中世以来のハーフティンバーの建物が残っていたり、コブル・ストーン敷の通りがのこっていたり、フォトジェニックな町として有名。 インテリア撮影の翌日に、町も見て回ることにした。あいにくの曇天で、途中から雨になるし、町を半分見て回っただけで、退散してしまったけれど・・・。

撮影に行っていたアレックスのショウルームから(その話は<このページ>に)、
コブル・ストーン敷のパッセージを抜けると、
ハイストリートの東端に出て来る。

町は高台に建っていて、その昔は海に面していたとか。
流れ込む川が運んだ土が土地になって、
現在では、海から3kmほど内陸になっている。
この遥か先が海なんだけれど、ここからでは見えないな。

ハイストリートを、西に向かって歩き始める。

17世紀前半に建てられた建物は、学校として使われていた。
現在はレコード・ショップが入っている。

別の建物だけれど、17世紀的なるドア。

ホテルのエントランス。

ロンドンと違って、田舎の町では、
個人店舗が色々生き延びている。
ウィンドウを眺めているのも、楽しい。

13世紀からイン(宿屋)として記録に残る「The Old Bell(ジ・オールド・ベル)」。
今も現役のパブ。
18世紀の密輸組織Hawkhurst Gang(ホークハースト・ギャング)が、
ここと、後に出てくる「マーメイド」を基地にしていて、
回転する戸棚とその先のトンネルで、
「マーメイド」と繋がっていたのだそう。

その隣のコブルストーンのパッセージ。

家と家の間の狭いパッセージ。
その先に小さなお店があったりする。

パブ+インのウィンドウの、邪悪そうな(笑)ノーム達。

カントリーサイド的なるティー・ルーム。

このあたりで、ハイストリートの西の端。
通りの名前もThe Mint(ザ・ミント)と変わっている。
この通りが尽きたところで、
左のコブルストーンの坂道Mermaid Street(マーメイド・ストリート)の坂を登る。

多分この通りが、ライの中でも一番フォトジェニックだと思う。

観光絵葉書なんて、大抵この通りかと。



これがマーメイド・イン。
酒造庫の記録は12世紀に遡る。
現在の建物の大半は、15世紀と16世紀に改築されたもの。
ここはまた、いろいろな幽霊が住んでいるのでも有名な所。
そのあたりの話は英文で<このページ>の後半に。

ここがライのベストヴュー・ポイントの一つ。


坂を登りきったところに、St Mary Church(聖マリア教会)。

中を少し覗いて、

小さなお店やティールームの並ぶ、
東側の道に出たら、雨が降り出した。


風見のスターリング(ホシムクドリ)達。

ティールームでゆっくりするほどの時間がなかったので、
そのまま、アレックスのショールームに戻って、
午後の追加の撮影に入ったのだった。
夏のいいお天気だったら、もっと楽しめるのにな・・・。
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by KotomiCreations
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