Wednesday, 7 December 2016

December in London - Christmas decoration (12月のロンドン - クリスマス・デコレーション)-3-

ロンドンの街のクリスマス・イメージ 2016年版最終回は、West Endのショップウィンドウをいろいろ。
これまた・・・バブル期の日本を知ってる世代からすると、「地味」とか「大したことない」とは思う。一方、本格的トラディショナルじゃないのかっていうと、これまた、クリスマスツリーの本場ドイツ、イルミネーションの本場イタリアなど、コンチネントの国の方が断然トラディショナルで、味わい深い。
基本、ロンドンは中途半端にエッジイ(先端な)ことをしようとして、俗っぽくなってしまっているパターン多し。
それもまぁ、2000年ミレニアムの頃が最悪だったかも・・・というのは、私見だけど。
近頃は、ヴィンテージのトレンドで、トラッドにテイストが揺りもどしてきているので、少しはマシかな?というので、ショップ・ウィンドウも、自分フィルターで撮ってみた。

Christmas display 2016
Liberty(リバティー)の前を通りかかったので、
ウィンドウ・チェック。

Christmas display 2016
今年のテーマは「くるみ割り人形」。
Drosselmeyer(ドロッセルマイヤー)氏が、
ウィンドウできりきり舞いしている。

Christmas display 2016
クリスマスツリーのシーン。
今年はロイヤル・バレエも、ENBも
クリスマスは「くるみ割り人形」なので、
「くるみ割り人形」ネタのディスプレイが多いのかな・・・?
などと考えたりする。
ここのはロイヤル・バレエとの協賛の様。
それにしても、ここの造形はちょっとナニですが・・・。
素人っぽい(笑)。

Christmas display 2016
人形の兵隊達が銃を撃つと(銃口が光る)、
ネズミたちが後ろにパタッと倒れる仕組みになっている。
壁紙やラッピングペーパーはもちろん、リバティー柄。

Christmas display 2016
入り口にも「くるみ割り人形」。


Christmas display 2016
ファッションブランドのOASIS は「森」ネタ。

Christmas display 2016
ただいまもう一つのウィンドウにインストール中。
ファッション・ブランドにしては遅い目の設営。
その上、手描きだぁ・・・がんばれぇ~。


Christmas display 2016
紙細工のオーナメントがキレイな、Anthropologie


Christmas display 2016
オフCarnaby Street(カーナビー・ストリート)のFred Perry(フレッド・ペリー)。
クリスマスまであと何日のアドベント・カレンダーが、
シュレッドされて、その紙でトレードマークのローレル・リースを作っている。
よくできてるわ・・・(笑)。


Christmas display 2016
Piccadilly (ピカデリー)では、トラッドの極みCordings(コーディングス)。
ここでこそ、クリスマスツリーも正統トラディショナル。


Christmas display 2016
ピカデリーは、プリンセス・アーケード。
トラッドなクリスマス飾りが好きなんです・・・。

Christmas display 2016
もっと古風なのはこれ、ガーランド、ピカデリー・アーケードにて。
クリスマス・ツリーはイギリスでは19世紀以降の風習なのだった。


Christmas display 2016
ピカといえば、Fortnum&Mason(フォートナム&メイソン)のウィンドウ。

例年ウィンドウ・ディスプレイが凝っててお気にい入りなのだけど、今年はちょっとシンプル?と思って、背景を調べてみた。
今年はイラストレーターBrett Ryderのイラストを3D化したもので、「Together We’re Merrier (一緒だったら、もっと楽しい)」をテーマにした、ある意味コンセプチュアルなもの。
樵と、樵に切られるクリスマスツリーを始めとして、敵同士、相入れないもの同士、離れすぎているもの同士が、一緒になれたら、もっとクリスマスも(そして世界が)楽しいよー、というメッセージが込められている。
Brexit(UKのEU離脱)国民投票やら、USA大統領選挙やらで、どこもかしこも意識が分断されてしまったけど、クリスマスこそそんなことはヌキで、もう一度楽しい意識をシェアしよう、ということ。
樵が星飾りをツリーに付けてあげて、ツリーは樵にプレゼントを。

Christmas display 2016
出会うことのないホッキョクグマさんから、
南極ペンギンさんに、F&Mクリスマスハンパーをプレゼント。

Christmas display 2016
シェフと(いつもはシェフに茹でられる)ロブスターが、
シャンパンで大盛り上がり。

Christmas display 2016
少年と芽キャベツ。
普通少年は芽キャベツがキライなんだろうか?
多分そういう意味だと思う。
そういえば、私も芽キャベツ嫌いで食べないよな・・・。

Christmas display 2016
乱暴者の牡牛とティーポット。
あぁもう、いっぱい割れた後なんですけどぉ?

Christmas display 2016
早起鶏さんと、夜更かしフクロウさん。
ランチタイムでないとスケジュールが合わないね。
などなど、8つのフロント・ウィンドウに展開されている。

Sun and moon
店内では太陽と月がキス。

Christmas display 2016
Duke Street St James側のサイド・ウィンドウでは、
ハンパーが飛び交っている。

Christmas display 2016

Christmas display 2016
ウチにも一羽間違って飛んできたらいいのに(笑)。


Christmas display 2016
トリはRitz London(リッツ・ホテル)の正統クリスマスツリー。

最後にオマケ。

Christmas display at local Surbiton cafe, Sopratutto
ウチの近所のイタリアン・カフェのオーナーが変わって、
現在はポーリッシュのオーナー。
そうしたら、いかにも中央ヨーロッパっぽい、
ジンジャービスケットのクリスマス飾りが、ウィンドウに登場。
食べても、素朴で美味しかった^^。








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by KotomiCreations

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