Namur ~ Brussels(ナミュール~ブラッセル)滞在ダイジェスト-モバイル写真版。
またまた、次シーズン・ジュエリーの作りこみ、毎月の仕込みデッドラインが迫ってきていて、写真のポストプロセスが完全にストップ。
やむなく、今回はモバイル写真版で、ナミュール~ブラッセルズ滞在のダイジェスト話をば・・・。
ナミュールの町の真ん中で、たそがれ時に。
ハイストリートには、あちこちに
Antica(アンティカ)展のバナーがかかっている。
そのアンティカ展、Pおじさん以外のスタンドで、
目にとまったブースをいくつか。
ここの16-17世紀の木彫像はミュージアム級。
この象嵌キャビネットも、すごいわ・・・。
で、個人的には、こういう感じのラスティック(カントリー風の)
なテクスチャーのあるアンティークの方が好きなのだけれど
(Pおじさんの作品もこういうテイストだし)、
これはこのフェアでは、マイノリティーな方。
その、どちらかといえば(ここでは)
安いゾーンにあたるモノに、興味が行く。
一番そそられたのが、これ、サントスの頭達。
10個と後ろにもう一つの計11個で3000ユーロのお値段。
きっぱり、手が出ませんよ・・・(笑)。
で、悔しいので、ナミュールのMusée des Arts Anciens(古代博物館)
に写真を撮りに行く。
ナミュールの町の愚痴。
ここには3つの博物館/美術館があるのに、
2館が改装閉館(で、開館の目途が立っていないらしい)。
ここしか開いていない。
その上、カソリックの国なのに教会が公開されていない。
(通常カソリック教会は、信徒がいつでも告解しに来れるように、
扉を開いているのが原則・・・と思っていた。)
なにかとちょっと、面白くない町だったことは確か。
ここだけでも開いていてよかったよ・・・。
15世紀の受胎告知しに来たガブリエル君の板絵。
その、ちょっと不満~な、ナミュールの町、
を、見下ろしているのは、Citadelle(シタデル=要塞)と呼ばれる、
丘の上の城の跡地から。
Meuse(ムーズ)とSambre(サンブラ)川が、
合流する三角地帯の、丘の上の砦。
一番上に見える旗のあたりまで登った。
Brasserie François(ブラッセリ―・フランソワーズ)で、
Pおじさんやら、アムスから見に来てくれた友人の、
ヒルダさん、コーさん達と食事したのは、楽しかったな。
土曜日は電車で一時間少しかけて、
(あーもう、電車がキャンセルになったり、
遅れたりで、散々だったけど・・・)
ブラッセルにマーケットを見に行く。
ジャンク系のMarolles Flea Market(マロール・フリー・マーケット)
では、オブジェ材料の仕入れ。
って・・・作ってる暇が近ごろないのに、材料ばっかり買っている。
その後は、アンティーク、ヴィンテージ、インテリア系の、
店がかたまっているRue Blaes(ブレス通り)を散策。
一番大規模な、アンティーク・センター
Passage 125 Blaesへ。
その最上階の一角。
ただ単に在庫してるんだか、
インスタレーション・アートのつもりなんだか、意図は不明。
ヴィンテージ・レトロ系のインテリア雑貨。
アンティーク風のリプロ(だと思う)のハンドル専門店。
ブラブラしていたら、あっという間に日が傾いてきた。
最終日もブラッセルに出て、中央駅のコインロッカーに荷物を突っ込んで、
夕方のユーロスター便までの間、
Musée Oldmasters Museum(古典美術館)へ。
Fin-de-Sièclemuseum(世紀末美術館)と、
Musée Magritte (マグリット美術館)との
3館コンバイン・チケットを買ったのに、
時間配分を完全に間違えて、オールドマスターズに入り浸り、
昔好きだった、世紀末美術館の部分はもう、写真撮り逃げ状態。
また行かねば・・・と思った。
オールドマスターズでも、好きなのは結局こんな風な、
パラノイア的描きこみの説明的絵画だったりする・・・。
Jan Baptist Bonnecroy 描く、17世紀のブラッセル。
芸大生の頃好きだったKhnopff(クノップフ)
そろそろ、荷物を引き上げて、
ブラッセル南駅に移動した方がいいな・・・の4時半ごろ、
Jardin du Mont des Arts(モン・デ・ザール・ガーデン)を抜けて、
ブラッセル中央駅に戻る。
この日もまた、どんより曇天の霧っぽい一日だった。
*************************
by KotomiCreations
Labels: 日記
<< Home