Plantin-Moretus Museum Revisited(プランタン・モレトゥス博物館再訪)-2-
再び、標本箱はアントワープのPlantin-Moretus Museum(プランタン・モレトゥス博物館)に戻って、昨年秋のリニューアル・オープンした部屋のイメージを。
前々回の最後の、印字を作る鋳造室の下にあたる部屋。
鋳造室は、最上階の3階にあたる部分に作られているので、
この部屋は建物の2階にあたる部分。
17世紀にこの印刷所で制作された本が、展示されている。
間仕切りに使われている、ステンドグラス。
プランタン・モレトゥスの紋章というか、トレードマークのコンパス。
モットーは、「勤労と継続」。
いや、まったく、ごもっとも・・・。
同じ一角にある、寝室。
ものすごく暗く保たれている。
部屋の大半は、壁がギルト・レザー張りで、
多分その保存ためと思われるけど、どの部屋もとことん暗い。
手持ちローライト撮影が得意の私でも、かなり手こずる・・・。
部屋割りが入り組んでいて、その上、
フロアレベルも一定していなくて、ちょっと迷路っぽい。
これは、元々別に建てられた建物を買い足して、
中を繋いで行ったからなんだと思う。
地理学の部屋と呼ばれている一角には、
地図を中心に展示されている。
椅子に座って、ゆっくりファクシミリ本を、
手にとって見ることができる。
この一角に展示されている、
17世紀アントワープ港のプリント。<大きいサイズで>
アントワープは、シュヘルト川に面した港町として繁栄していたのだった。
15世紀の世界地図。これは「コピー」なのかな?
類似の15世紀世界地図の、別ヴァージョンをよく目にする。
その先にある応接室。
この部屋は、17世紀の部屋に、
調度品は18世紀のものが集められている。
ガラスドームに収められて展示されている、18世紀のティーセット。
展示方法がナイス^^。
どの部屋で撮ったかわからなくなったけれど、
暖炉のデルフトタイル達。
前回来たときも、ここもさんざん撮った。
それでもまだ撮る、図書室。
途中の階段。ドアも渋いっ。
窓の外に見えているのはコートヤード。
その、コートヤード。
この回廊の部分がとても好き。
重いカーテンの奥は展示室の一つから繋がるドア。
ドアを開けても、日光や外気が直接部屋の中に入らないように、
遮断するためのもの。
最後にもう少し、コートヤード側からのアングルで。
Plantin-Moretus Museum
(プランタン・モレトゥス博物館)
Vrijdagmarkt 22-23, 2000 Antwerpen, Belgium
開館情報など英文で<このページ>
Map:
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