Le Château - Annex
ノルマンディー旅行から帰ってきたら、ジェリーの納品のアポやら、伝票処理やら、写真の処理やら・・・何かと作業が山積み。
その上、滞在させてもらっていたLe Châteauのペーターおじさんの、箱彫刻作品カタログ作りに没頭中。
どうせ作るなら、おじさんの作品がいくつか出展される、10月頭のBattersea ParkのThe Decorative Fairにカタログを並べようではないか・・・というので、またまた「マキ」が入ってしまった。
この話はまた、そのカタログが出来上がってきたときに詳しく。
そして、先月のParisの博物館写真もまだ残っているんだけれど、それもまた「いつか」ということで・・・、しばらくはノルマンデイーに話は移ります。
今回は写真が仕上がっているので・・・、私たちの滞在していたAnnex(別館)のイメージから。
去年もここに泊まらせてもらっていて、いくつか写真も標本箱に載せていたのだけれど(このページ)、今年の「テーマ」は、去年持っていなかったスーパーワイドレンズ(10mm-22mm)を入手したので、小さな部屋の全体ヴューを撮ること。
アネックスもこじんまりしているので、このスーパーワイドでしか全体像がつかめないのだった。

Welcome to Annex...なのだが、実はこの写真は昨年のもの。

昔の納屋を改造したアネックス、ドアを入ったところがリヴィングスペースとキッチン。
キッチンの奥で、ドアが開いている先が、バスルーム。

ドアを入ってすぐはこんな風。階段の上がベッド・スペース。

右に見えるのが入り口ドア。

窓からの眺め。天気がよかったので、クッション虫干し中。
写真で見ている分にはまったくわからないのだけれど、去年よりずっと暑い今年の夏は、農場に囲まれたアネックス、どこもかしこも蜘蛛大発生。
先月オランダから、おじさんの友人たちが滞在していたにもかかわらず、しばらく無人になると、あちこち、あっという間に蜘蛛の巣で覆われてしまう。
かくして・・・、到着最初の作業は、大掃除だったのだ・・・。

階段を上がったベッドルーム。


おじさんがエキストラ・ベッドを入れてくれたので、
ここで3人寝られるのだけれど、着いた日が猛暑の夏日。
屋根が焼け付いて、このベッドスペースはとても暑い。
高温の苦手な私には無理で、まだ少しは涼しい、
「ベッドスペースが暑くてたまらん・・・。」とおじさんに愚痴ると、
「じゃあ、外にベッド出して寝る?涼しいよ。」というワイルドな解決策を提案されて・・・、
「あ、いや、結構です。キッチンの横で寝ます。」ということになった。

理想像をぶち壊す、リアリティー画像、私の巣。またの名をジプシー・キャンプ(笑)。
現実は、蜘蛛のみならず、蝿も大発生。キッチン・ゴミの横で寝ている私に蝿がたかる・・・私はまだ腐っていないのだが・・・。
アンティークな解決方法は、蝿取り紙。いや別に、アンティークなおじさんが持ってたというわけではなくて、Flersに買出しに出かけた友人たちが買ってきてくれた。
この他にも、蚊が出るので蚊取り線香なども買ってきてくれた。いろいろ・・・ノルマンディーでも売っているわけだ。大都会ロンドンでは、ほぼありえない品揃え。

テラス側からのヴュー。

猛暑の後は通り雨が来て、翌日は涼しい霧の朝。

霧の朝の隣の農場。

その横の農場では、小麦の刈入れがすんだばかり。

ここはおじさんの敷地、庭の一部。

一週間の間、ここが私達の家になるのだった。
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