Monday, 16 December 2019

80's Dark Wave revival?(80年代ダーク・ウェーヴ復活?の年)

また、昨年の11月に訪れていたベルギーの街の写真を載せるつもりだったけれど、キリのいいところで、一度今年の自分内ミュージックシーンを振り返ってみようかと。
というか・・・、なぜまた今年は80年代ダーク・ウェーヴの"リヴァイヴァル"ツアー・コンサートがこんなにあったわけ? また復活してきてるのかなぁ。それとも、今まで自分がマメにチェックしてなかったので、気がついてなかったのかなぁ?
いままでなら、年に1回「ソノ手の」コンサートに行くぐらいだったのが、今年はなんやかやで5回行っている。

まずはちょっと前置き。
以前からの標本箱の読者の方は、箱主がオペラを聞きに行くかと思えば、80年代ダークウェーヴ(その昔は、ニューウェーブと呼ばれていたけど、いまさらニューでもないので、いつの頃からかそう呼ばれているらしい)を聞いていることはご存知かと思う。
Goth(ゴス)がメインなんだけれど、ニューロマンティックスやテクノ、パンクもちょこっとかかっている。
基本ブリティシュ・オルタナティヴ・ロックなんだけれど、マイナーチューンのメロディーラインがはっきりしているもの・・・という、奇妙な嗜好があって、ジャンルは意外と実はどうでもよかったりする。ハードロック、ブルース、民族音楽・・・あたりまで範疇に入ってしまうのかも。 (一応、ヴィジュアル・スタイルにも、嗜好はあるのだけれど。)
コンサートに行くのは、コンサートホール型のライヴハウスが限界で、アリーナやスタジアムは人混みが嫌いなので、絶対に行かない。ま、大半がマイナーなバンドだから、別にいいんだけど、仮にThe Cure(ザ・キュア←ゴスといえば・・・)やDuran Duran(デュラン・デュラン←意外と曲が好きだったりする・・・笑)などのコンサートがあったとしても、メジャー系なので、アリーナなので、これは行くことはない。
で、ブリクストン・アカデミー、ハマースミス・アポロ、シェパーズブッシュ・エンパイア・・・あたりのホールに、一人でひょこっと行っては、終わり次第そそくさと帰ってくる・・・を、繰り返しているのだった。

話は、昨年のちょうど今頃12月9日、我がミューズPeter Murphy(ピーター・マーフィー)のコンサトーにBrixton Academy(ブリクストン・アカデミー)に行ったのが始まりといえば、始まり。(その時の話は<このページに>)。

その後今年の最初のコンサートは、
ミューズの一人、リサ・ジェラードの
DCD(Dead Can Dance/デッド・カン・ダンス)


(Instagramからの貼り込みで。複数ページ入っているので、
左にスワイプして繰ってください。
1分までのヴィデオが入っているので、音量注意ですよ。)
5月4日Hammersmith Apollo(ハマースミス・アポロ)にて。
前回見たのは2012年、7年前(標本箱は<このページ>)
麗しのLisa Gerrard(リサ・ジェラード)が、
たいそうふくよかになってしまって驚いたけど、
声の方は衰えなし。
相変わらずの、巫女さんのような神秘性を醸し出している。



1988年のオランダTVの
ドキュメンタリー・インタヴューを見つけたのでエンベッド。
(英語にオランダ語のキャプション)
昔の方が一段と人間離れした(?)雰囲気のリサ・ジェラード。


DCDではなくて、リサ・ジェラードとHans Zimmer(ハンス・ジマー)のコラボだけれど、
多分・・・この曲が一番有名なんじゃないかな。
2000年のGladiator(グラディエーター)のエンディングの、
「Now We Are Free」

*********************

ちょっとここで、イギリスのコンサート・ホール事情を、自分の覚書きとしても書いておこうかと。なので、興味のない方はこのブロックをスルーしてね。

上記のDCDのハマースミス・アポロのコンサートは、クラッシックコンサート的にSeated(席が決まっている)だった。
それでも、クラシックなどと違うのは、下のバーでドリンクを買って席で飲んでもいいので、みんな頻繁に席を立ってウロウロしている(ヴィデオとってたら、これがちょっとウザい・・・笑)。
でも、こういうのはまれな方で、大抵はスタンディング(立ち席)で、2-3階に席がある場合も、単に2階/3階エリアというふうにしてチケットは販売されていて、席は決まってなくて早いもの勝ちな場合が多い。
なので、チケットを直前に買っても「いい席が残ってない」ということはないのだけれど、前の方で見たかったら、当日ホール前で延々並ぶのだった。

コンサートの時間スケジュールはほぼ決まっていて、7時ドア・オープン。 7時半~8時頃にOpening Act(オープニング・アクト)のサポート・バンド(日本でいうところの「前座」)が演奏開始で、だいたい45分ぐらい演っている。
その後、機材のセッティングを総替えして、9時にメインのバンドが演奏開始。だいたい1時間ちょっとのパフォーマンス。
で、一回backstage(楽屋)に引いてから、アンコールもすべて予定に組み込まれていて、2回アンコールで出て、10時半には完全に終了する。

そこで、最前列を確保したかったら(他の若手の人気バンドはこんなふうには行かないと思うけど、オーディエンス50代メインの、オルタナティヴ系のバンドの場合)、5時半~6時前にホール前に並び始める。
屋根のない歩道で並んでいるので、雨が降ったら悲惨。DCDは席があったのになぜだか(忘れたけど)ホール前に延々並ばされて、ひどいにわか雨が来て、ホール側がビニール雨具を配るという事態になった。(私はちゃんと傘持参。)
O2系列のホール(LondonのBrixton Academy、 Kentish Town Forum、 Shepherd's Bush Empire)だと、スマホがO2の人は「Priority ticket (優先チケット)」なるものが買えて(値段が高いのかどうかは、O2でないので知らない)、この時に「Priority ticket」の方の列に並ぶ。
ドア・オープンの7時頃には、たいてい列は200人ぐらいに延びていて、ドアがオープンしたら「Priority ticket」の列から入っていく。

ドアを入ると、コンサート・テロが色々あったために、セキュリティーチェックがある。
バッグを開けて見せて、金属探知機で体の前後をスキャンされることもある(これはO2系だったかな・・・)。
危険物は持ってないとして、他に問題になるのが、カメラ。大抵のホール、はスマホ/チビカメで写真・ヴィデオはOK。ズーム付のガンレフ(ミラーレス含)は不可。 DCDの時は確かミラーレス持ち込んで(引っかからなくて)、上階の席でこっそり撮ってたと思うけど、Peter Murphyのときは、「ミラーレスはバッグに入れとけ、出したら退場やぞ」と脅された。実際ガンレフ出して、(大混雑の最前線から)セキュリティに引きずり出されているおぢさんがいたので、これはマジである。
カメラの次は、水。これはエアラインのセキュリティと同じ理由で、水を装った爆弾を防ぐため。
大抵は入口のゴミ箱に捨てさされる。Campden/Chalk FarmのRoundhouse(ラウンドハウス)は、ミネラル・ウォーターの蓋を捨てたら、ボトルは持ち込み可。
もちろんホール中にバーがあるので、水なんかいらないわけだけれど、私はアルコールを飲まない、ひどい水飲みなので、ちょっと困る。そして、一人で来ていて、最前列とか確保してたら、その場を空けにくいわけで、やむなく2時間近く水なしでガマンする。
メインのバンドが入って、盛り上がってくると、たいていステージ前にフェンスで作られている「緩衝空間」をスタッフが行き来して、前線のオーディエンスに紙コップ入りの水を何度も配る。脱水失神する人が出るからじゃないかな。 私はこれを厚かましく何度ももらって、1リットルぐらい水を補給する。

こうやってセキュリティもクリアしてホールに入って、ステージ前にたどり着く。
「ヤル気」の時は6時前から並んで最前列確保。この場合、オープニングアクトがいかにしょうもなくても、いかにうるさくても、無の境地で1時間をやり過ごし、山のごとく不動。
そんなにヤル気でない時は、オープニングアクトのバンドは、たいてい興味ないので、8時半頃に入ってウダウダしながら、オープニングアクトが終わりかけの頃に、じわじわステージににじり寄っていく。
オープニングアクトの後の機材入れ替えの時に、オーディエンスも飲みに行ったりして動くので、そこでまたじわじわ前ににじり寄る。
私の場合、チビなおばさんひとりなので、で、モバイル振りかざして背伸びして撮ってたりしたら、メインの演奏の真っ最中でも「ここにお入り」と、よくごついおっちゃん、おバチャンらが前に入れてくれたりする。そんなこんなで、だいたい5列目あたりまでたどり着いている。ひとえに、心優しきオーディエンスの皆さんのおかげです、ありがとう(笑)。

覚書はこれぐらいで、話は9月に。

*********************

活動していることすら知らなかった、
Sisters of Mercy(シスターズ・オブ・マーシー)、
っていうか、ワンマンおぢさんのAndrew Eldritch 。
Sisters of Mercyとしての、ワールドツァー用に新結成した感あり。
ロンドンはCampden/Chalk Farmの
Roundhouse(ラウンドハウス)で9月21日のコンサート。


カヴァー写真は、レトロ・フィーチャリスティックな、
ラウンドホールの天井。これもInstagramからの貼り込みで、
複数ページ入っているので、左にスワイプです。
鬼ノイズの前座に耐えて最前列確保してたけれど、
スモークたきまくりで、スマホのフォーカスが合わず、
写真・ヴィデオは少ないめ。
撮影に耐えずの自覚があるので、
煙幕はっているのか・・・という疑念も(笑)。


まぁ、内容的にもエルドリッチ氏、
そもそも歌がうまいわけでもなくて
(声が低くて好みだけれど)、
独特のスタイルとカリスマ性があっただけで・・・、
それでそのまま35年以上たったら、
ちょっと痛いものあるわこれは(笑)。


そのカリスマ性の極み1985年頃の、ドイツのTVショウ。
その昔エルドリッチ氏と左の(後述の)Wayne Hussey
(ウェイン・ハッシー← カナ表記「ハッセー」かな?)のスタイル
結構まねしてたら、「スナフキン」といわれた・・・(笑)。


エルドリッチ氏の性格の問題(←ひとことで言えば)で、
バンドは分裂、1987年にはPatricia Morrison
(パトリシア・モリソン)が参加して、
もっとハードロック系に寄っていく・・・、
あたりで、私はあまり聞かなくなってしまったかな。

ちなみにこのパトリシア嬢と、Siouxsie Sioux(スージー・スー)が、
元祖ゴスの女性スタイルを作ったようなもの。
(私はメンズ・スタイルなので、やりませんでしたが。)

このツアー用結成のシスターズ、
来年もワールドツアーするのだけれど(UKチケットは<このページ>)、
ロンドンは入ってない。収益率悪いってことやね。


*********************


3週後の10月12日は、同じRoundhouseで、
Psychedelic Furs(サイケデリック・ファーズ)のコンサート。
実はシスターズの時に、ファーズのコンサートを知って、
チケットを入手した次第。


(これも、左にスワイプです。)
なんとなく聞きやすくて、通勤通学のお供だった、ファーズ
(「ウォークマン」で聞いていた ← 若い人は知るまい)。
こちらもRichard Butler(リチャード・バトラー)の、
ちょっとしゃがれた声がお気に入り。

今でも定期的にツアーを演っているらしくて、
歌は上手いわー、全然衰えず。
昔から身のこなしが(ゲイじゃないのに)、
「オバチャン」っぽいんだけど、
それが歳のせいだか、一段と強化。
でもま、この人のキャラはチャラ男系なので、
それはそれで微笑ましかったりする。

自分内ベストの2曲を、エンベッドで。


Heaven(1984)


Sister Europe(1980)

*********************

そして、その翌週10月18日は、
ウエストエンドのThe London Palladium(ロンドン・パラディアム)で、
Midge Euro(ミッジ・ユーロ)のコンサート。
多分この中では一番メジャーなシンガーかと。


(左にスワイプです。)
彼の在籍したバンド、Ultravox(ウルトラヴォックス
がメインなんだけれど、その前に関わっていた
Visage(ヴィサージュ)の曲も最初に少し。
ちょっと長くなりそうなので、左書きにして・・・、
Steve Strange(スティーヴ・ストレンジ)が生きていたら、合流するんだろうけれど2015年に亡くなっているので、それも叶わず、しかし、オープニングアクトで、もうひとりのメンバーだったRusty Egan(ラスティ・イーガン)が登場。
シンセ機材を一人で駆使して・・・演奏・・・というよりは、この人、実はコメディアン並におもろいおっちゃんで、ほとんどStand-up comedy(スタンダアップ・コメディ=漫談)。ヴィサージュ当初の経緯などをお笑いにしては、ちょこっと演奏が入る。
「ウチらのクラブに、それもデヴィッド・ボウイが来て、ヴィデオに出てくれ言われましてんがな~」みたいな感じ(笑)。(<このヴィデオ>の話ね。)
当時、カッコカマシまくりのヴィサージュの、オリジナルメンバーなだけに、その落差がよけいに可笑しい。

で、ミッジ・ユーロの方は、演奏も全く昔のまま。身のこなしも(この中では最年長なのに)若々しくて、コア筋鍛えてるわきっと、この人(笑)。
昔から、声がちょっと高いのが私的には難なんだけど、曲の構成のセンスが素晴らしいのに、感嘆していた。
これって、絵でいうなら、デッサンをアートスクールで叩き込まれた世代のアーティストと、デッサンはアートに不要となってしまった時代のアーティストの違いとでもいえるかもしれない。
基本のメロディーラインに、そこから展開していって一曲を構築できるソングライターと、そんなことは不要になってしまった(ので、つまりは出来ない)、ソングライターの違い。そのボーダーラインが、ヴィジュアル・アートでも、ミュージック・シーンでも90年代あたりにあるような気がする。(あ、80年代でもパンクは除く・・・あれは何もできん。笑)
で、ここに出てきたミュージシャンはすべて、90年代以前、つまり、メロディーで具象デッサンのできる人達と、自分的には解釈している。


ほとんどクラシック、な、1980年の「Vienna」。


1984年のライヴかな?「Hymn」
今回のコンサートでも、このあたりは大合唱でした。
(大声で歌いすぎて声枯れたわ・・・笑)

*********************

この他にも、この頃、Damned(ダムド)とか、
Adam Ant(アダム・アント)のコンサートもあった。
ダムドは、その昔Dave Vanianを、
スタイル的には真似してたけど、(<Eloise>の頃ね。)
この一曲(それも60年代の曲のカヴァー)しか特に知らない、
パンクバンドなので、さすがに行かなかった。
アダム・アントもねぇ・・・、
ちょっとキッチュなのでパスでした。

*********************

そして、今年最後のコンサートが、11月5日、
ミュージック・バーNambucca(ナンブッカ)での、
シスターズで前述の、Wayne Hussey(ウェイン・ハッシー)の
Salad Daze出版記念コンサート。


(左にスワイプです。)
この人も、Dead or Aliveから、Sisters of Mercy、
その後自分がフロントマンのThe Missionと、
様々な80年代オルタナティヴ・ダークウェーヴ・シーンに
参画してきたミュージシャンで、
そのあたりの色々な話で、今年この本を出版した。
来年は本格的にThe Missionの方でツアーがあるけれど、
今年は個人で、小さなライブハウスで、
本の広報ツアーをしている。
会場が小さいので、手の届くような距離でのライブは臨場感満点。
大概酔っ払って、めちゃくちゃ音痴のオーディエンスを、
「あかん、もっとちゃんと歌わな。もう一回っ‼」と、
逆にからかいながらのライブが可笑しくて楽しい。
ええおっちゃんやね、ウェイン・ハッシー。
この調子だと、この人一晩でもギター抱えて、
歌ってそうなイキオイだった。


「Wasteland」1987年


「Severina」同じく1987年のライヴ。

来年The Missionのツアー、ロンドンは5月2-3日にShepher’s Bush,Empire(シェパーズ・ブッシュ、エンパイア)で。(チケットは<このページ>から。)

その前に、3月17日は、ちょっとジャンルが違ってアイリッシュ・フォークの、Clannad(クラナド)の「最後のコンサート」がThe London Palladiumで。(チケットは<このページ>から。)
ちなみに、Enya(エンヤ)の(実の)お兄ちゃんお姉ちゃんのバンド。エンヤもソロで活動を始める前は、クラナドで活動していた。

そして4月20日は、えらいことですがな・・・、ミューズPeter Murphy(ピーター・マーフィー)が、オリジナルBauhaus(バウハウス)再結成して、ロンドンは、Alexandra Palace(アレクサンドラ・パレス)でコンサート。
チケットは、明後日12月19日(木)午前10時<このページ>で発売開始。
立ってたら腰痛い・・・とか言ってられなくて、来年もコンサートホール通いになりそうな予感。
ミュージシャンじゃないけど、オーディエンスも体鍛えなきゃ・・・。

あ、次回はまた、ベルギーの街の話を。









*************************

by KotomiCreations


Etsy     Contrado     Flickr     Instagram


KotomiCreations - Contrado shop item detail
(デジタル・プリント雑貨 - コントラド・アイテム詳細)
Page1, Page2




Labels: , ,

Wednesday, 12 December 2018

Peter Murphy / Bauhaus Ruby Anniversary Tour (ピーター・マーフィー/バウハウス 40周年記念 ツアー)

ヴェニスの話の途中で、先日の日曜日のコンサートの話を少し。
先に注意書き:今回載せている私の撮ったヴィデオは、大音量なので、プレイ・ボタンを押すのに気をつけてくださいね。
そして、一応ミラーレスカメラを持っていってみたものの、ズーム付きのガンレフ・タイプのカメラは不可ということで、やむなくスマホのPixel 2が活躍することに。でも当然ながら、画質かなり悪いですよ。

今や歴史となってしまった、80年代の頃、芸大生だった私のミューズというか、制作のインスピレーションというか、ネタというか・・・だったのが、元祖ゴス・バンドのBauhaus(バウハウス)。
ただのポップミュージックにはイマイチ興味はなかったけれど、このバンドのビジュアル性やら、ちょっとシュールな音とパフォーマンスやら、ま、とにかくフロントマンのPeter Murphy(ピーター・マーフィー)が、私好みの独特の爬虫類系美形だったわけで、ずいぶんとはまっていた。
バンド自体は83年の日本公演(もちろん、最前列で参加の私^^)の後、あえなく解散してしまうのだけれど、その後も、(私の好きな)中東音楽に傾倒するピーター・マーフィーを、ずっとフォローし続けていたのだった。
現在はトルコ国籍のマーフィー氏、5-6年ごとにヨーロッパにも、ツアーで戻ってくるのだけれど、今回のツアーは南米に始まってオーストラリア・ニュージーランドを経て、ヨーロッパ入りして、最後はギリシャで終わるという、2ヶ月半に渡る大ツアー。
(ちなみに、トランプ政権下、トルコ人入国を極端に制限している政治的理由で、Visaが下りず、USA入国不可能状態の、マーフィー氏。なので、大人気なのに、USAでのツアーはナシ。)
それも、元バウハウスのベーシスト、David J Haskins(デヴィッド・J・ハスキンス)も参加で、ピーター・マーフィーのソロ・ツアーというよりは、バウハウスとしてのツアー、それもバンド結成から40年に当たるため、Ruby Anniversary Tour(ルビー記念ツアー)というテーマになっている。これは行かねばなるまい・・・。

UKでは、彼らの地元Northampton(ノーザンプトン)で2回、London(ロンドン)、Manchester(マンチェスター)、Glasgow(グラスゴー)、Leeds(リーズ)でも各一回の、合計6回のコンサート。ゴスの生息する(?)北の地でのコンサートが多い。
追っかけするほどの気力はないので、地元ロンドンの会場、Brixton Academy(ブリクストン・アカデミー)のチケットを取った。
大昔(笑)、これまた80年代にThe Clash(ザ・クラッシュ)のコンサートで、ここに来たことがあるなぁ・・・などと思い出す。

前置きはこれぐらいで、イメージとミニ・ヴィデオ・クリップを。

Peter Murphy / Bauhaus Ruby Anniversary Tour
ブリクストン・アカデミー正面。
開場は7時、この段階で6時。
「あれ、全然並んでないー?」と思ったけれど、
ちゃんと写真の右側で並びはじめていたので、即その後ろにつく。
列が2つあって、短い方の列は、チケットの値段の高い「優先チケット」なんだそうで、
そんなチケットがあることも知らなかった。

Peter Murphy / Bauhaus Ruby Aniversery Tour
7時過ぎに開場。
「優先チケット」の人は50-60人程度。
その次に一般チケットの列の20番目ぐらいにつけていたので、
比較的早くドアを入る・・・ったって、
充分一時間強並んだあげくだけど。
ここでまた、セキュリティー・チェックがあるので、ノロノロ入る感じ。

Peter Murphy / Bauhaus Ruby Anniversary Tour
仕事で出ていた帰りだったので、バッグとコートを
上階のクロークに預けるところで、時間を食ってしまって、
一応最前列を確保したものの、えらい右より。
ベースのデヴィッド・Jは、左に立つので、左をとるつもりが、
みんな考えることは同じで、
左の最前列はすでにびっしり隙間なく埋まっている。

ここでまた、酒をオーダーしに行ったりもせず(飲めないし・・・笑)、
ひたすら最前列からこぼれ落ちないように死守。
8時ごろから、サポート・バンドのDesert Mountain Tribeが登場するも・・・、
とにかく大音量そして、ラウドスピーカーの真正面。
自分的にはあまり好きな音でないので、ぢっと我慢。

サルヴェーションAMPにサポート入ってもらいたいわ(笑)。

VID_20181209_201346
そうしたら、途中で予想外のマーフィー氏乱入。
「うわぁ、ピーター・マーフィー出たっ!!」っていうので、
後ろでのんびり飲んでた観客が、ステージ前に殺到。
一気にギュウギュウなことに。
(あ、ビデオの音量注意ですよ・・・)

InShot_20181211_212131482
一曲「若いもん」にお付き合いして、
盛り上げてやるマーフィーおじさんでした。
足元のカンペ見てるのまるバレだし・・・(笑)。

で、サポート・バンドが終わって、それから彼らのキットの撤去があって、
やっとピーター・マーフィー/バウハウス 登場。


(カヴァーの写真の下に、ミニ・ヴィデオが9枚入ってます。
右端に出る矢印をクリックで、ページを繰れますよ。)
いやもう、懐かしい曲だらけで、
大半が50-60歳絡みの観客一同、大合唱、大絶叫という状況でした。
2回目アンコールは、ボウイさんのカヴァーの「ジギー・スターダスト」と、
ボランのカヴァーの「テレグラム・サム」で、中年達踊り狂う(笑)。

Peter Murphy / Bauhaus Ruby Anniversary Tour
ズームかけると画質が辛いことに・・・だけれど、
何枚かスマホ写真を並べてみる。

奇妙な(クリエイティブともいうけど)ことをよくやる連中。
ここではメガフォンを使って、ヴォーカルをディストーションしている。

Peter Murphy / Bauhaus Ruby Anniversary Tour
近頃トレンドの「ヒゲ」で、一気に17世紀的(?)になったマーフィー氏。

Peter Murphy / Bauhaus Ruby Anniversary Tour

Peter Murphy / Bauhaus Ruby Anniversary Tour

Peter Murphy / Bauhaus Ruby Anniversary Tour

Peter Murphy / Bauhaus Ruby Anniversary Tour

Peter Murphy / Bauhaus Ruby Anniversary Tour

Peter Murphy / Bauhaus Ruby Anniversary Tour
スマホのズームでは画質が悲惨なのは解っていたし、
立ち位置がちょっと不利だったので、あまり写真は撮らず、
主に踊っておりました。

Youtube調べてみたら、11月24日のドイツのBochum(ボーフム)のコンサートを、
アンコール含めての、1時間30分フル・パフォーマンスをアップしている奇特な人がいる。
一応エンベッドしておくけれど、よほど興味のあるお暇な方は是非ご覧ください(笑)。




もひとつオマケ・ヴィデオで、その昔のバウハウス。
今回のコンサートでも大合唱した「She's in Paties」



アンコールで踊り狂った「Telagram Sam」


これまた、アンコールでトリの「Ziggy Stardust」
なにやら、80年代のTVショウの録画みたいだけど。



いやまぁ、60歳絡みのマーフィー氏とデヴィッドJ氏、
40年なんて、吹っ飛んでしまう、内容の濃いライヴを、
2ヶ月半の大ツァー、お疲れ様でした。
5年後のSapphire Annivarsary(45周年記念)ツアーを実現するべく、お元気で!!
おばさんも、体鍛えといて、次回も最前線で参加ですよ(笑)。


*************************

by KotomiCreations


Etsy     Contrado     Flickr     Instagram


KotomiCreations - Contrado shop item detail
(デジタル・プリント雑貨 - コントラド・アイテム詳細)
Page1, Page2




Labels:

Wednesday, 2 November 2016

Reading (レディング)の街と、Salvation AMP(サルヴェーションAPM)のライヴ

ノルマンディー話がやっと終わって、標本箱がUKに戻ってきた・・・けれど、ちょっと話題が「ナニ」です(笑)。
昨年のクリスマス前に、ドイツにオッカケしに行っていた、ドイツのダーク・ウェーヴ・バンド、Salvation AMP(サルヴェーションAPM)が(その時の話は<このページ>に)、ノルマンディーから帰ってきてすぐの土曜の夜、ロンドンから西に60km出たところにあるReading(レディング)という町で、ライヴ出演のためUKにやってきた。
今年の初めの話では、エディンバラのイベントに参加する話だったのだけれど、そのイヴェントが実現しなくなって、紆余曲折でレディングで開催ということだったらしい。(レディング・フェスティヴァルと関係しているようで・・・、本体のフェスティヴァル自体は翌週なので、関係してないのかも・・・?)
そのイベントというのは、スイスのゴス/ダーク・ウェーヴ系ライヴ・ハウスの主催で、金・土の週末2夜にかけて、ドイツ・スイスの「その手」のバンドの全12バンドが出演するSacrosanct(サクロサンクト)で、サルヴェーション・チームはその後半土曜日の出演。
いやもう、エディンバラに比べたらレディングはほんの「そこ」だし、ホリデー明けでまだすべてがごちゃごちゃだったけれど、撮影に向かうことにした。

ライヴ自体は夜で、バンドのメンバーもマネージャーのアニーも、土曜のイベント参加のバンド全員のパッケージ・ツアー状態でドイツからUK入りしているので、私とは連絡が取れずじまい。
私の方はというと、鉄道網の要所なので、UKの西方面に旅行に出ると必ず通るレディングなのだけれど、通過するだけで、街を見たこともなかったので、早い目に出て昼間は街を散策しては、街並みを撮影していたのだった。
まずはその、街の様子から。

Reached Reading station
レディングの駅に着いたよー、と、連中にインスタで知らせるも・・・
(インスタでフォローしあっている)、
自分らのフライトを上げたっきり、インスタ開けてなかったら、
分かるわけないやん・・・(笑)。

Reading - town
増築された大きな駅なのだけど、
これは一番古い部分。

Reading - town
駅前の彫像はエドワード7世、
ヴィクトリア女王の息子。

Reading - town
駅前から続くハイストリート。
レディングのレンガが赤い。
レンガは、その地域で採れる土を使うため、
地域によって出来上がるレンガの色も変わってくる。
レディングは、19世紀に東西南北に走る鉄道網の要所だったので、
いろいろな地方からの、いろいろな色のレンガが手に入りやすく、
なので、そのコントラストを生かした建物がよく建てられた・・・、
と、どこかで読んだ覚えがある。

Reading - town
この建物も、その例。

Reading - town
古そうだけど・・、19世紀のチューダー・リヴァイヴァルかな?

Reading - town
手前がタウン・ホールで、奥に見えるのがレディング・ミュージアム。
実はここには、ノルマンディーはバイユーにある、
バイユー・タペストリーの19世紀リプロダクションが展示されている。
バイユーのものも、数年前初めてノルマンディーをドライヴした時に、
見に行ったのだけれど、本家は撮影禁止。
(まぁ、900年以上経っているものだから、
見学者が間違って発光してしまうかもしれないフラッシュが、
保存上危険ということかもしれないけど。)
ここのリプロはフラッシュなし撮影OKなので、
ガンガン撮ってきましたよ・・・の話はまた次回にまとめて。

Reading - town
レディングはテムズ川沿いの街でもある。
ここにボートを浮かべて、ユラユラ流されてきたら、ウチに帰れる^^。
せっかく川沿いを撮りに行ったのに、にわか雨にやられる。

Reading - town
雨はあっという間に通り過ぎて、青空が見え始めた。

というあたりで、もう5時前。
ティクアウェイのスナックを買って、今夜の宿の安ホテル
にチェックインして、食事して、しばし休憩。
ホテル近くの、ライヴハウス会場へ向かった。
開場は6時からだけれど、サルヴェーションが出るのは8時過ぎだそう。

Salvation AMP live - Sacrosanct
「物販コーナー」を担当しているマネージャーのアニーを発見。
スペースがあるので、荷物を置かせてもらったりして、くつろぐ。
なんだか、学祭思い出すよな、この雰囲気(笑)。
(ちなみにこのTシャツ、バンブー素材のもので、
とても着心地がいい。私も2枚持っててジム・シャツとして愛用中。)

Salvation AMP live - Sacrosanct
アニーと、アニーのパートナー、バンドのフロントマン、クリス。

Salvation AMP live - Sacrosanct
ドラムスのスティーヴと、ベースの通称ケーヴマン。

Salvation AMP live - Sacrosanct
スケジュールは少しずつ遅れこんできていたけど、
8時半にはサルヴェーションAMPがステージに出る。

Salvation AMP live - Sacrosanct
後はもう、撮影したり踊ったり(笑)で忙しい。

Salvation AMP live - Sacrosanct


Salvation AMP live - Sacrosanct

Salvation AMP live - Sacrosanct

Salvation AMP live - Sacrosanct

Salvation AMP live - Sacrosanct

Salvation AMP live - Sacrosanct

Salvation AMP live - Sacrosanct

Salvation AMP live - Sacrosanct

オーディエンスは大半がドイツ人(そしてスイス人?)
周りで飛び交うのは、ドイツ語80%・・・で、どこの国?な会場(笑)。
サルヴェーション達は、いつものように、びしっときまったライヴでしたよ^^。

最後に、モバイル・ヴィデオや写真を切り張りして作ったフィルムを。




明日から1泊でRye(ライ)にインテリア撮影に行ってます。
なので、次回の更新遅れ気味かも・・・です。






*************************

by KotomiCreations

Etsy            Flickr            Instagram

Labels: ,

Thursday, 7 January 2016

Clan of XYMOX gig(クラン・オブ・ザイモクス ライヴ)

クリスマスの翌日にウチのデスクトップが脳死してから、いろいろサーチの結果・・・iMac Retina 5K display・・・モトイ、それに迫る4K displayの、相変わらずWindows10で「Zen AiO Pro Z240IC」オールインワンPCを購入。そしたらサイトには4ー5営業日とか書いてあったのに、翌々日に到着。まだ机回り環境が整ってないけれど、ソファの前のテーブルに置いて、今回の標本箱はZen AiO君のデヴュー・インプット。ウチのPC3兄弟、一番上のおっきいお兄ちゃんの跡継ぎ研修中です。

さて本題。
今回はドイツのライヴを見に行っていた、XYMOX(ザイモックス)のイメージを。
彼らはオランダ出身のいわゆるダーク・ウェーヴ・バンドで、80年代中ごろのUKオルターナティヴ音楽の中心だった、4ADレーベルから実施上のデヴュー。シンセサイザー中心の、ダークに揺蕩うメランコリックなメロディーラインが特徴的で、私もよく聞いていた。<Youtubeにいくつか懐かしい曲も入っている。>
その後色々メンバーチェンジもあったようで、オリジナルのメンバーで活動しているのは、フロントマンのRonny Moorings(ロニー・ムーアリングス)のみ。
ライヴ自体は前回も書いたけれど、残念なことに会場のサウンド・システムが、なんともよろしくない。エコー命のザイモックスなのに、音がデカいだけでバリバリに割れていて、なんとも気の毒な事に(田舎町のライヴ・ハウスってこんなもんなのかぁ・・・・。)
オープニングのサルベーションAMPの方が、断然要領よく、いいサウンドを作っていたのが対照的。
ま、オーディエンスは、ザイモックスのライヴでユラユラ踊ってるのが目的なので、あまりサウンドにこだわりはない感じで、大盛り上がっていたので、ま、関係ないのか。
私はスピーカー回りで撮影しているので、耳栓着用。サルベーションの時は耳栓なしで大丈夫、ということからも、音質が推測されることと・・・。

XYMOX - live performance
これがその、ドイツ田舎町(笑)ライヴハウス。

XYMOX - live performance
ずいぶん風格の出た(⁉)ロニー・ムーアリングス。
しかし、雰囲気は昔のまま。

XYMOX - live performance

XYMOX - live performance

XYMOX - live performance

XYMOX - live performance

XYMOX - live performance

XYMOX - live performance

XYMOX - live performance
後ろでシンセサイザー(というか、
今どきはMacに繋いだキーボードを操作していた)担当のお兄さん、
やにわにキーボード引き抜き前線に乱入。

XYMOX - live performance

XYMOX - live performance
手乗りキーボードって・・・おばさんには新鮮。

XYMOX - live performance

XYMOX - live performance

XYMOX - live performance

XYMOX - live performance

XYMOX - live performance

XYMOX - live performance


Youtubeで激懐かしい、Back Doorを見つけたので、エンベッド。
彼らの4ADからの2枚目のアルバム「Medusa」(1986年)より。







Labels: