Wednesday 12 December 2018

Peter Murphy / Bauhaus Ruby Anniversary Tour (ピーター・マーフィー/バウハウス 40周年記念 ツアー)

ヴェニスの話の途中で、先日の日曜日のコンサートの話を少し。
先に注意書き:今回載せている私の撮ったヴィデオは、大音量なので、プレイ・ボタンを押すのに気をつけてくださいね。
そして、一応ミラーレスカメラを持っていってみたものの、ズーム付きのガンレフ・タイプのカメラは不可ということで、やむなくスマホのPixel 2が活躍することに。でも当然ながら、画質かなり悪いですよ。

今や歴史となってしまった、80年代の頃、芸大生だった私のミューズというか、制作のインスピレーションというか、ネタというか・・・だったのが、元祖ゴス・バンドのBauhaus(バウハウス)。
ただのポップミュージックにはイマイチ興味はなかったけれど、このバンドのビジュアル性やら、ちょっとシュールな音とパフォーマンスやら、ま、とにかくフロントマンのPeter Murphy(ピーター・マーフィー)が、私好みの独特の爬虫類系美形だったわけで、ずいぶんとはまっていた。
バンド自体は83年の日本公演(もちろん、最前列で参加の私^^)の後、あえなく解散してしまうのだけれど、その後も、(私の好きな)中東音楽に傾倒するピーター・マーフィーを、ずっとフォローし続けていたのだった。
現在はトルコ国籍のマーフィー氏、5-6年ごとにヨーロッパにも、ツアーで戻ってくるのだけれど、今回のツアーは南米に始まってオーストラリア・ニュージーランドを経て、ヨーロッパ入りして、最後はギリシャで終わるという、2ヶ月半に渡る大ツアー。
(ちなみに、トランプ政権下、トルコ人入国を極端に制限している政治的理由で、Visaが下りず、USA入国不可能状態の、マーフィー氏。なので、大人気なのに、USAでのツアーはナシ。)
それも、元バウハウスのベーシスト、David J Haskins(デヴィッド・J・ハスキンス)も参加で、ピーター・マーフィーのソロ・ツアーというよりは、バウハウスとしてのツアー、それもバンド結成から40年に当たるため、Ruby Anniversary Tour(ルビー記念ツアー)というテーマになっている。これは行かねばなるまい・・・。

UKでは、彼らの地元Northampton(ノーザンプトン)で2回、London(ロンドン)、Manchester(マンチェスター)、Glasgow(グラスゴー)、Leeds(リーズ)でも各一回の、合計6回のコンサート。ゴスの生息する(?)北の地でのコンサートが多い。
追っかけするほどの気力はないので、地元ロンドンの会場、Brixton Academy(ブリクストン・アカデミー)のチケットを取った。
大昔(笑)、これまた80年代にThe Clash(ザ・クラッシュ)のコンサートで、ここに来たことがあるなぁ・・・などと思い出す。

前置きはこれぐらいで、イメージとミニ・ヴィデオ・クリップを。

Peter Murphy / Bauhaus Ruby Anniversary Tour
ブリクストン・アカデミー正面。
開場は7時、この段階で6時。
「あれ、全然並んでないー?」と思ったけれど、
ちゃんと写真の右側で並びはじめていたので、即その後ろにつく。
列が2つあって、短い方の列は、チケットの値段の高い「優先チケット」なんだそうで、
そんなチケットがあることも知らなかった。

Peter Murphy / Bauhaus Ruby Aniversery Tour
7時過ぎに開場。
「優先チケット」の人は50-60人程度。
その次に一般チケットの列の20番目ぐらいにつけていたので、
比較的早くドアを入る・・・ったって、
充分一時間強並んだあげくだけど。
ここでまた、セキュリティー・チェックがあるので、ノロノロ入る感じ。

Peter Murphy / Bauhaus Ruby Anniversary Tour
仕事で出ていた帰りだったので、バッグとコートを
上階のクロークに預けるところで、時間を食ってしまって、
一応最前列を確保したものの、えらい右より。
ベースのデヴィッド・Jは、左に立つので、左をとるつもりが、
みんな考えることは同じで、
左の最前列はすでにびっしり隙間なく埋まっている。

ここでまた、酒をオーダーしに行ったりもせず(飲めないし・・・笑)、
ひたすら最前列からこぼれ落ちないように死守。
8時ごろから、サポート・バンドのDesert Mountain Tribeが登場するも・・・、
とにかく大音量そして、ラウドスピーカーの真正面。
自分的にはあまり好きな音でないので、ぢっと我慢。

サルヴェーションAMPにサポート入ってもらいたいわ(笑)。

VID_20181209_201346
そうしたら、途中で予想外のマーフィー氏乱入。
「うわぁ、ピーター・マーフィー出たっ!!」っていうので、
後ろでのんびり飲んでた観客が、ステージ前に殺到。
一気にギュウギュウなことに。
(あ、ビデオの音量注意ですよ・・・)

InShot_20181211_212131482
一曲「若いもん」にお付き合いして、
盛り上げてやるマーフィーおじさんでした。
足元のカンペ見てるのまるバレだし・・・(笑)。

で、サポート・バンドが終わって、それから彼らのキットの撤去があって、
やっとピーター・マーフィー/バウハウス 登場。


(カヴァーの写真の下に、ミニ・ヴィデオが9枚入ってます。
右端に出る矢印をクリックで、ページを繰れますよ。)
いやもう、懐かしい曲だらけで、
大半が50-60歳絡みの観客一同、大合唱、大絶叫という状況でした。
2回目アンコールは、ボウイさんのカヴァーの「ジギー・スターダスト」と、
ボランのカヴァーの「テレグラム・サム」で、中年達踊り狂う(笑)。

Peter Murphy / Bauhaus Ruby Anniversary Tour
ズームかけると画質が辛いことに・・・だけれど、
何枚かスマホ写真を並べてみる。

奇妙な(クリエイティブともいうけど)ことをよくやる連中。
ここではメガフォンを使って、ヴォーカルをディストーションしている。

Peter Murphy / Bauhaus Ruby Anniversary Tour
近頃トレンドの「ヒゲ」で、一気に17世紀的(?)になったマーフィー氏。

Peter Murphy / Bauhaus Ruby Anniversary Tour

Peter Murphy / Bauhaus Ruby Anniversary Tour

Peter Murphy / Bauhaus Ruby Anniversary Tour

Peter Murphy / Bauhaus Ruby Anniversary Tour

Peter Murphy / Bauhaus Ruby Anniversary Tour

Peter Murphy / Bauhaus Ruby Anniversary Tour
スマホのズームでは画質が悲惨なのは解っていたし、
立ち位置がちょっと不利だったので、あまり写真は撮らず、
主に踊っておりました。

Youtube調べてみたら、11月24日のドイツのBochum(ボーフム)のコンサートを、
アンコール含めての、1時間30分フル・パフォーマンスをアップしている奇特な人がいる。
一応エンベッドしておくけれど、よほど興味のあるお暇な方は是非ご覧ください(笑)。




もひとつオマケ・ヴィデオで、その昔のバウハウス。
今回のコンサートでも大合唱した「She's in Paties」



アンコールで踊り狂った「Telagram Sam」


これまた、アンコールでトリの「Ziggy Stardust」
なにやら、80年代のTVショウの録画みたいだけど。



いやまぁ、60歳絡みのマーフィー氏とデヴィッドJ氏、
40年なんて、吹っ飛んでしまう、内容の濃いライヴを、
2ヶ月半の大ツァー、お疲れ様でした。
5年後のSapphire Annivarsary(45周年記念)ツアーを実現するべく、お元気で!!
おばさんも、体鍛えといて、次回も最前線で参加ですよ(笑)。


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