Nice Town (ニースの街)-2- ・・・と、今日のロンドン郊外、コロナ状況。
前回のポストから、刻一刻と状況は変わって、UKは学校休業、劇場・シネマ・コンサート等全面キャンセルか延期、レストラン・カフェ、公共交通などの利用を控えるようアドヴァイスが出ております。
あと数日で、M25内のロンドンのロックダウンが始まるそう。
来月に滞在する予定だった、日本の旧友も、ロンドン滞在をキャンセル、一緒に行くはずだったパリ旅行も全部キャンセルに。
また秋に…と考えてはいるのだけれど、はたしてどうなるのか、先のことは皆目わからない。
うちのジムは、かろうじてまだ開いているので、行ける時に行っとこうと思う。
スーパーは、生鮮食料品まですっからかんになる状態。
ひとまず1週間分ぐらい食品はあるので、時々買い足しに行く程度。
「あれとこれを買わなきゃ」なんて状態ではなくて、あるものをひとまず買っておくという状況。
ケール買いに行ったのに、アスパラしかなかった・・・的な(笑)。
まぁ、いつもと違った食事のバラエティを取り入れる・・・と考えておこうかと。なんだか、なんでも手に入った食べ物が「ありがたいこと」と思える状態で、食べ物に感謝(笑)。
かろうじてまだ、店とビジネスは開いているので、今のうちに材料色々買い込んで、おうちごもりしつつ、庭の手入れと、フラットのレイアウト替えをしばらくしている予定で考えている。
庭のシェッド(物置小屋)は建ったので、次は寝室のキングサイズベッドを処分に来てもらって(それぞれが、シングルベッドを使う予定)、なんとかレイアウト替えにもちこみたいんだけどなぁ・・・。これだけは、ロンドンのロックダウンもあって、どうなるか運命任せ・・・。
ノルマンディーのペーターおじさんからも電話があって、元気だそうです。
ただ、2週間前から、ブロードバンドが落ちていて、問題は建物の外にあることだけがわかった段階で、社会がロックダウンしてしまい、全く修復の見込みなし。幸いランドラインの電話は機能しているので、電話が頼りなのだそう。
「80年近くネット無しで生きてきたんだから、今更なくてもいいぞー。」と強がってました(笑)。
ロックダウンでも、おじさんとこは敷地が広いので、あんまり関係ないかもね。暖かくなってきたので、あちらも庭仕事で忙しくなってきたそうだし。
ここからは、前回の続きで、ニースの街のイメージを。

教会続きで、こちらもやはり旧市街にある、
Église Saint-Jacques-le-Majeur de Nice
(サン・ジャック・ル・マジュール=大ヤコブ 教会)
イエスズ会の教会なので、単にChurch of Gesù
(イエスズ会教会)というのが通称。
中身はこっちの方が大聖堂より濃厚で見応えあり。

17世紀初頭建造の建造で、
ルネッサンスからバロックに差し掛かる、
過渡期的な装飾様式。

上階の窓が、なにやらミステリアス。



大聖堂がきれいに修復されて、ピカピカなのに比べて、
こちらは煤けているのか、光量が少なくて暗いのか、
なんともいえない不思議な神秘性が漂っている。


この聖母子の彫像が秀逸。

この立体的な濃ゆいさがイタリア的。
イタリアに近いだけあって。
ここは正面が狭い路地に面していて、
うまく引きがきかないので、
外観は撮れずじまいだったけれど、
Google mapでうまく撮られているのを見つけた。
<こんな外観>

これはマーケットに行く前に歩いていた、
トラムの走る、ニースのメインストリート。
旧市街と新市街のちょうど中間に位置している。

Fontaine du Soleil(太陽の泉)の彫像。
中央に立つアポロの像は、
意外と新しいもので、1956年に制作されたもの。

駅に近い大通りの、いかにも名物カフェという印象の、
Le Grand Café de Lyon

中には入らなかったけれど、やはり大通りに面した、
Basilique Notre-Dame de l’Assomption
19世紀ゴシック・リヴァイヴァルの教会。

大通りから海岸をもっと西に歩くと、
街の雰囲気が旧市街とはすっかり違うものに。

19世紀から20世紀初頭にかけて、
リゾート地として新たに開発されていったエリア。


建物も20世紀前半のアールデコスタイルと、
19世紀のものが入り混じっている。

自由の女神のミニ版。

1893年建造のStatue of the centenary(100周年記念の像)。
フランスとイタリアのボーダーに位置しているため、
フランスに帰属したり、サルディニア(現イタリア)に征服されたり、
紆余曲折のあった街だとか。
最初のフランス共和国に併合された100年後に、
それを記念して建てられたものなのだそう。

海岸に面したmusée Masséna(マセナ博物館)
ここは中も見てきたので、そのイメージはまたいつか。

マセナ博物館から、駅へ戻る途中の町並み。

19世紀の装飾的な建築が目につく。


リゾート地だけあって、ホテルであることも多い。

最後にもう一度、ビーチを。
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