Monday, 20 April 2020

Musée du Palais Lascaris, Nice -2-(パレ・ラスカリス博物館、ニース -2-)

ロックダウン3週経過して、あとまだ「少なくとも」3週ロックダウンは続く・・・ということだけ解っている、ロンドンです。
わが家は変わりなく元気(あと、2アイテムぐらいデリバリーを待って、改装終了!!)、ペーターおじさんも元気、少なくとも自分たちの周りには今のところ、幸いなことに大した変化も困難もなくて(送り出した海外配送品の一部が、ものすごく遅れているのが、唯一の気がかり)、世界中の大騒ぎぶりが、どことなくシュールに感じるほどの隠者ぶりを発揮中。
週に3回、庭の新しく建てた物置小屋(か、暑い日はその外で)オンライン・ズンバのクラスに参加、それのない日は、部屋でジムでやってたのを思い出しながら、ヨガとピラーティスの混じったようなものを、朝に1時間弱。
食品買い出しに近所のウェイトローズ(スーパーマーケット)に行くと、買い物客の距離を保つために入場制限があって、2m間隔を開けて、店の入口に向かって並ぶのだけれど、前後が空いているのがいいことに、そしてここの場合、日向で気持ちよく並んでいるのもあって、立ち式のヨガとストレッチを一通り済ます。
多分、すっごく「変な人」だと思うけれど、こんなことでもないと、気持ちよく日向でストレッチヨガをすることなんて、ありそうにないので、人目は問題外(笑)。
そんなこんなの、エクササイズを続けて健康を維持しております。ジムのプールとサウナ、ジャクージがちょっと恋しいかな・・・。

標本箱は前回に引き続いて、南仏ニースのMusée du Palais Lascaris(パレ・ラスカリス博物館)のイメージを。

Musée du Palais Lascaris, Nice
順路はその次に18世紀の様式で保存されている
濃ゆいベッドルームへ。

Musée du Palais Lascaris, Nice
この濃ゆいさ加減は、フランスというより、もはやイタリア。

Musée du Palais Lascaris, Nice
天井にも華麗なフレスコ画。

Musée du Palais Lascaris, Nice

Musée du Palais Lascaris, Nice
この天井画は、奥のベッドのある方の部屋のもの。
小太りなおっちゃんっぽいけれど、一応アポロンと、
「こんなおっちゃん嫌ですわ」と、月桂樹に変身するダフネ-

Musée du Palais Lascaris, Nice
手前の寝室付きのサロンの部分。

Musée du Palais Lascaris, Nice
向かいも装飾的な古い建物で、
狭い路地を挟んで、手が届きそうな距離。

Musée du Palais Lascaris, Nice
その次の部屋は、プロヴァンス的な黄色で彩られた、鏡の間。
ハープシコードが置かれている。

Musée du Palais Lascaris, Nice
スタッコレリーフで飾られた天井。

Musée du Palais Lascaris, Nice


Musée du Palais Lascaris, Nice
ドアの上の装飾絵画と、

Musée du Palais Lascaris, Nice
窓辺のカーテンのディティール。

Musée du Palais Lascaris, Nice
その隣の部屋。
この写真でわかるように、この屋敷のドアは、
下の丁番が上の丁番より、大きな角度で開くようになっている。
なので、開くとドアが斜めに持ち上がったようになる。
ドアストッパーで、ドアを開けた状態で保持しやすいから・・・
なのか、この構造の目的はよくわからない。

Musée du Palais Lascaris, Nice
窓辺のシャッター。

Musée du Palais Lascaris, Nice
ここからは様々な古楽器の展示室が続く。

Musée du Palais Lascaris, Nice

Musée du Palais Lascaris, Nice

Musée du Palais Lascaris, Nice
収蔵されている楽器の大半は、ピアノや、
ハープシコードを含めた、弦楽器。

Musée du Palais Lascaris, Nice
螺鈿装飾の美しいリュート。

Musée du Palais Lascaris, Nice
ルネッサンス期の縦型ピアノなのかな?

Musée du Palais Lascaris, Nice
最後のこの部屋は、チャペルだった部屋。
天井部分の粧飾が残されている。

Musée du Palais Lascaris, Nice
窓のない暗い部屋なのだけれど、トロンプルイユで、
窓があるように描かれている。

Musée du Palais Lascaris, Nice
天井画は運命や死を象徴するものかと。

Musée du Palais Lascaris, Nice
最後に、18世紀の祭壇装飾を。





Musée du Palais Lascaris
(パレ・ラスカリス博物館)


Map:


















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Monday, 24 February 2020

Musée d'Art et d'Histoire de Provence(プロヴァンス歴史美術博物館)-1-

香水の町、Grasse(グラース)より、地域の歴史的美術工芸品を集めた博物館のイメージを。

Musée d'Art et d'Histoire de Provence
前々回に載せたMusée Provençal du Costume et du Bijou, Grasse
(プロヴァンス・コスチュームとジュエリー博物館)を出て、
ちょうどその裏にあたる下り坂のパッセージが
とてもフォトジェニックで目を引いた。
そのパッセージに博物館のサインが。
ひとしきり写真を撮ってから、
何の博物館なのか覗き込んでみた。

Musée d'Art et d'Histoire de Provence
グラース博物館-プロヴァンス歴史美術博物館ということで、
なんだか地味なポスター。
それでも、コスチューム、ジュエリーの方が、たいがい肩すかしで
時間も余っていたし、全く期待せずに見てみることにした。

Musée d'Art et d'Histoire de Provence
入ったらすぐにインテリアの展示。あ、こういうの好きです(笑)。
建物は18世紀に建造されたもので、
オーナーがフランス革命を逃れてイタリアに渡ったため、
未完成でなのだそう。
その後も香水工場の倉庫になったり、また住居になったりの
紆余曲折を経て、いろいろ改築も行われていたそうなので、
多少継ぎ接ぎな感じは否めない。

Musée d'Art et d'Histoire de Provence
この壁紙は18世紀のネオクラシカルのオリジナル・・・、
あるいは19世紀に入ってからのものかも。
鮮やかな色使いは、南仏ゆえに・・・なのかな?

Musée d'Art et d'Histoire de Provence
窓辺の日差しが眩しい。

Musée d'Art et d'Histoire de Provence
家具はもともとここにあったものというよりは、
いろいろなコレクターから、
寄贈を受けて構成されたもののよう。

Musée d'Art et d'Histoire de Provence
ベッドルーム的ディスプレイの中に、
チェンバーポット椅子(右)と、ビデ椅子(左)。
暑い地域だからか、エッチ好きのラテン人なからか、
地中海エリアには、昔から必ずビデが備え付けられている。
(旅行で滞在すると、パンツを洗うのに便利という話・・・笑)
イギリスにはありえないものの一つ。

Musée d'Art et d'Histoire de Provence
このアングルだと、椅子に内蔵されていたチェンバーポットが、はっきり写っている。

Musée d'Art et d'Histoire de Provence
事務机と椅子がいい味わい。

Musée d'Art et d'Histoire de Provence
カーテンのくっきりした鮮やかな花柄プリントも、
プロヴァンスならではなんだろうな。

ここから順路は上階へ向かうのだけれど、
なんだか殺風景な部屋に、
18世紀絵画を中心に並べただけだったので、
写真も取り忘れていた・・・というような内容。

そこから、一番下の(エントランスからいうと地下に当たる)フロアへ降りる。

Musée d'Art et d'Histoire de Provence
いかにも地下室の廊下なところに、セラミックの展示。

Musée d'Art et d'Histoire de Provence
プリントも黄色なら、町の壁も黄色、セラミックも黄色
というか、釉薬の顔料が黄色い。
これはプロヴァンスでもここよりもっと西、
Aix-en-Provence(エクサン・プロヴァンス)の北にある、
Roussillon(ルシヨン)の山岳地帯が
黄色いオーカー/オークルの産地だから、という話を見つけた。
じゃあ、なぜイタリアに行くとオレンジ/ピンクがかった町になるのか、
その原料は何?というところまではまだ調べていないけれど。

Musée d'Art et d'Histoire de Provence
南仏な色味に、いかにもフレンチなこの装飾。

Musée d'Art et d'Histoire de Provence
その向かいのキャビネットには、
釉薬でマーブルパターンを出したセラミック
(なにか名前はあるとは思うけれど・・・)の展示。
何しろ解説が仏語のみなので、ろくに見てもいない(笑)。

Musée d'Art et d'Histoire de Provence
これは万国共通、青絵のタイル。
ジーザス先生がアセンションしているところ。

Musée d'Art et d'Histoire de Provence
その手前の部屋(廊下?)に展示されている。

Musée d'Art et d'Histoire de Provence
ルネッサンス的なグロテスク模様。

Musée d'Art et d'Histoire de Provence
紋章を描いたもの。

Musée d'Art et d'Histoire de Provence
この紋章はカーディナル(枢機卿)さんちのもの。

Musée d'Art et d'Histoire de Provence
廊下部分から入った、部屋の部分にもセラミックの展示は続く。

Musée d'Art et d'Histoire de Provence
ジーザス先生のパッション(受難)を描くレリーフ陶板。
周囲に描かれた、逸話を象徴するパターンが興味深い。

Musée d'Art et d'Histoire de Provence
Sacred Heart(聖心)のパターン。

Musée d'Art et d'Histoire de Provence
チャーミングな聖母子。
ここに展示されているものは、ほぼ全て18世紀のもの。

Musée d'Art et d'Histoire de Provence
これは明らかにフリーメイソンのパターン。
中国陶器模様の七宝を模したような様式に
なっているのが、ちょっと可笑しい。

Musée d'Art et d'Histoire de Provence
ここでは透かし彫り絵付け皿の、
生産プロセスが展示されていた。
上段のは型押しの雄型と雌型。
下の段は、左から、押した型に沿って半乾きの陶土を透かし彫りして⇒
焼成したビスケット地⇒ 
下地釉薬をかけて⇒ 絵付け。

Musée d'Art et d'Histoire de Provence
上の段は、シート状にした陶土を、
雄型と雌型ではさんで型取り。
下の段は、真ん中が、絵付けとその釉薬⇒
焼成して完成、という順番。


次回も引き続き、このミュージアムの続編を。






Musée d'Art et d'Histoire de Provence
(プロヴァンス歴史美術博物館)


Map:









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