Musée d'Art et d'Histoire de Provence(プロヴァンス歴史美術博物館)-2-
なんだか、日本はコロナヴァイルスで学校閉鎖だそうで、用意周到なのか、怖がりなのかなんとも言えませんが・・・。
ロンドンは、というか、西南ロンドン郊外のうちのあたりでは、日常何ら変わることなし。ウィルスの世界的感染をネタに、株価が暴落してるのが不愉快なぐらいで・・・(笑)。
個人的には、廃墟になっていた庭の物置小屋を建て替えることやら(この話もまたいつか)、部屋の改装計画の手始めに、どんどん使わないものの断捨離モードに入っていて、それで何かと忙しくなっている今日このごろ。
そろそろ、春物などをEtsyショップに、新しくリスティングする時期なんだけれど、ちょっと遅れ気味。
標本箱の方は、前回に引き続いてプロヴァンス歴史美術博物館からの続編を。

セラミックの展示の部屋の奥にあったキャビネット。

(Saint Anthony of Padua)聖パドヴァのアントニオのガラス絵(多分・・・)やら、
ガラスの聖水入れ。このあたりは、私の守備範囲^^。

マリア母様も、ガラス絵かと。
ガラスの聖水入れが、ムラノやヴェネチアンの感じなんだけれど、
あのあたりから来ているものだろうか。

センターはワックスのフィギュアに、装飾を施したものかと。

私の好きなQuiling(クィリング)。

聖アガサを飾るクィリング。

「岩窟の聖母」的なるものを、ハンドメイドしたもののよう。

その隣のキャビネットには、ガラスドームに収められた、
教会に奉納された装飾物かと。
色味がなんだか華やか。

これはワックス製の聖母子が、
園芸用のベル・クロシェ(bell cloche)に収められているものかと。

ふむ、こんな風にクロシェでボトルアートにするのもなかなかいいな。
(アイディア、アイディア・・・。)

見つけると、つい撮ってしまうエクス・ヴォトの聖心。

考古学発掘をテーマにした部屋もあったけれど、
19世紀の考古学者のデスクの上的雰囲気の、
展示キャビネットが目に留まったぐらい。

庭に面したこの部屋は、ここの屋敷の、
キッチンとして使われていたもの。

暖炉とオーヴンが残されている。

オーヴンは、19世紀の鋳物の当時最先端のもの
を、お屋敷ミュージアムではよく見かけるけれど、
そういうタイプではなくて、
18世紀建造当初からのものではないかと思う。

その隣のセラミックの展示室から、
庭に出ることができる。


庭自体はこじんまりしたものだけれど、
庭から見たファサードの方が、正面入口より壮大な感じ。
庭の一角に坂の下の車道になっている道への、
階段とゲートがあったので、この庭側が、
建造当時は正面だったはず。

手前でこんもりしているのは、苔で覆われた噴水。




4月にもうナスタチウムが咲いている。

お天気もよくて、庭は他のヴィジターもいなくて、
一人でゆっくりくつろいでいたのでした。
Musée d'Art et d'Histoire de Provence
(プロヴァンス歴史美術博物館)
Map:
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