Saturday 30 April 2016

Mini-Trip to Bern (ベルンへ、ミニ旅行)

ロンドンに戻ってきましたよー。
アントワープの写真を引き続き・・・の前に、モバイル写真で、スイス、ベルンのミニ旅行のイメージを、予告編ということで、少しばかり。

「今回は撮影仕事でなくて、配偶者氏孝行」と前回書いてたけれど、そう、ウチの配偶者氏、画家Paul Klee(ポール・クレー)の大ファンで、彼の作品を集大成した美術館「ツェントルム・パウル・クレー」(パウル・クレー・センター)が、ベルン郊外にあるのだけれど、そこを訪れるのが夢。
とはいうものの、PC使えない、方向音痴、交通音痴の「オバサン脳」の配偶者氏は、とてもじゃないけれど、一人旅でここまでたどり着くこと不可能。 やむなく、Net中毒系、自称トラベル・プランナー「オヤジ脳」の私が、アレンジ+アテンドすることになった・・・という次第。


Heathrow Terminal 2 - heading to Geneva
今回はヒースロー・ターミナル2から、スイス航空でジュネーヴに飛ぶ。
昨年12月にデュッセルドルフに飛んだ時と同様。

Heathrow Terminal 2 - flying to Geneva
デュッセルドルフの時とこれまた同様、朝9時頃の便なので、
ターミナルもまだ空いている。

Geneve Airport Station -  waiting our train to Bern
話はすっとんで、ここはジュネーヴ空港の鉄道駅。
ゴキゲンの配偶者氏。
ここから鉄道で2時間、Bern(ベルン)へ向かう。
Zürich(チューリッヒ)との間にあるので、チューリッヒに飛んで、
そこから鉄道でもよかったけれど、エアライン便の時刻表が、
ジュネーヴの方が便利だった・・・か、なにかそんな理由で、
ジュネーヴから入るルートを選んだ。

In the hotel room, Bern
ベルンに着いてまずはホテルにチェックイン。
その後少し街を散策して、ホテルに戻ってきた。
泊まっていたのはHotel National Bern
レトロな、我々好みのホテル。
ただし前をトラムが走っていて、これが意外とうるさい。
一泊目は耳栓して寝て、2日目からは裏の部屋に替えてもらった。
部屋は小さくなったけれど、とても静かで快適。
(写真は表に面した大きい方の部屋。)
スタッフがとても親切なのは、ポイント高し。

Hotel National Bern
アンティークモノのリフトが現役。

Hotel National Bern - Breakfast room
夜はバーになっている部屋が、朝はブレークファストルーム。
品数は多いわけではないけれど、一応ビュッフェ・スタイルの朝食付き。
いや、それにしても、ドイツに比べると、スイスの街の物価は激高い。
ホテルも食事も、物価高ロンドンから来た我々が、一瞬息を飲む・・・様な値段。
(ロンドン価格より、もしかすると高いかも・・・。)
これ、物価の安いドイツから来たら、血の気引くかも・・・。

Bern - town
街のハイストリートのKramgrasse。
ショッピング街はこんな風に、アーチとお店の間にアーケードが延々続く。
多分、雪のシーズンでもショッピングに支障がないように、
こういう構造になっているものかと。

Bern - town
ハイストリートの建物は中世以来のものとか。
燃料の石炭か薪を貯蔵するための、地下部分が付いている。
現在は地階の店やビストロになっていたりする。

Zytglogge, Bern
街の名物、時計塔。

Zytglogge, Bern
その裏側。
時報とともにカラクリ式で人形が出てきたり・・・するのだと思うけれど、
オクロックまで待っている根気はなかった(笑)。

Bern view from bus 12 for Paul Klee Museum
さて、2日目。
パウル・クレー・センターに向かう12番バスの中からのベルン旧市街の眺め。
文化遺産としてユネスコ世界遺産に登録されているだけあって、美麗なもの。

Paul Klee Museum
パウル・クレー・センター自体は、2005年建造のコンテンポラリー。
山がちのエリアの地形に溶け込んだような流線型。

Paul Klee Museum
植物との共生が図られている。

Paul Klee Museum
写真不可と思い込んでいて、カメラごとバッグをコインロッカーに詰めてから、
チケット売り場で念のため尋ねたら、ストロボ無しならばOK。
またコインロッカーに戻って、カメラを取り出してきた。

Paul Klee Museum
配偶者氏大喜び。

Bernisches Historisches Museum
そのまた翌日はBern Historical Museum(ベルン歴史博物館)へ。
プロテスタントの中心地スイスなので、イコノクラスト(偶像破壊)されまくったのか、
中世モノはあまり残されていない。宝物も大概破壊されたとか。
も・・・もったいなさすぎる。
イギリスの修道院解散させて、宝物を没収して溶かして金に変えて、
戦費に充てた暴れん坊王様「ヘンリー君」もナンだが・・・。

Bernisches Historisches Museum
中世物の展示の中心はタペストリー。

Bernisches Historisches Museum
最大のお宝が、このアルター・ピース。
13世紀のヴェネチア製ってことは、ビザンティンそのもの。
ちゃんと眼レフで舐めるように写真撮ってきましたよ・・・ふふふ。

Einstein Museum in Bernisches Historisches Museum
この博物館の中に、ベルンに住んだアインシュタインの博物館セクションもある。
そのフロアに向かう階段は、宇宙的・マトリクス的なことに・・・。

KleineSchanze, Bern
最終日は公園を散策。

Bern
見晴らしのいいテラスに続いている。

River Aare, Bern
そして、街の3方を取り囲むアーレ川沿いを散策。

Lake Geneva (lac Léman) from the train
ホテルからスーツケースを引き上げて、駅に向かい、
鉄道ジュネーヴ空港へ。
列車から、途中のレマン湖の眺め。
もしかすると、チューリッヒから入るより、ジュネーヴからベルンに入る方が、
アルプス+レマン湖で、眺めが美しかったりして?

Fly back to London
ヒースロー側の着陸が混んでいるという理由で、フライト1時間遅れ。
ロンドン上空にたどり着くも・・、毎度のことながら、
着陸待ちでロンドン上を2回旋回。

1 minute to land London Heathrow T2
やっと着陸サインが出て、ランディング直前、ハウンスローのあたりを滑り降りてくる。
そして、1分後にランディング。

その後、入国ゲートで未だかつて見たこともないような行列に巻き込まれ、
並ぶこと待つこと30分。
我々はUKパスポートなので、EU/UKのレーン。
ここは、みんなサクサク通過していくので、普通はそんなに並ばない。
今回は前代未聞のキューイング。
現在ターミナル1が改装で閉鎖しているので、
ターミナル2・3にその分シワ寄せが来て混んでいるとかいう話。
特に夜は大混雑なのだとか。
ともあれ、帰ってきて昨夜はゆっくり寝ましたよ。

帰ってきたら、また作業が詰まっていて、標本箱更新遅れ気味だけれど、
次回はアントワープに話は戻りますよー。


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