Mechelen Toy Museum (メヘレンおもちゃ博物館)
一昨日終わった2015-16年度のセルフ・アセスメント(確定申告)終わった~。これでまた一つ用事が片付いた。
英語で仕事や業務を、締め切りぎりぎりまでやらない人のことを、Procrastinator(プロクラスティネーター)というのだと、自称プロクラスティネーターの友人に教えてもらったことがある。
自分はまるでその逆で、反語としてPrecrastinator(プレクラスティネーター)というのがあるとしたら(ない、ない、自分の造語)、まさしくそれにあてはまる。
難儀そうで不安なこと、できるかできないかわからないことから、作業にとっかかっていく性分。
得っていえば、得な性分だけれど、土壇場ではキレて全部投げ出してしまう豪快(?)キャラだとよく自覚しているので、社会生活を営む上で自ずとこうなったまでで、自分を追い込んでキレるはめにならないように、極力注意している(笑)。
プロクラスティネーターっていうのは、最後の追い込みをかけられる自負がそうさせるのでは???
閑話休題・・・。
前回に「メヘレンの最終回で」、なんて書いていたけれど、あまりにも雰囲気が違うので忘れていた・・・、この博物館もメヘレンだったよ。 その古風な町とは別物のMechelen Toy Museum (メヘレンおもちゃ博物館)からのイメージ。
ここは、メヘレンの町の中心部からは少し離れた感のある、もう一つの駅Mechelen-Nekkerspoel(メヘレン・ネケスポール)駅の真横にある。 Pおじさんの出店していたEurantica(ユーランティカ)アートフェアの会場、Nekkerhal(ネカホール)もこの駅の近くなので、会場に撮影に行った帰りに立ち寄ってみた。
全体的に近年のおもちゃが多くて(つまり70年代以降の、プラスチックなおもちゃ達)、古い物好きの私には今ひとつだけれど、子供だと帰りたくなくなるかも・・・な、物量。おもちゃの殿堂状態。
その中から、自分のフィルターに引っかかってきた古っぽい奇妙なモノ達のイメージを中心に。

やっぱりミニチュア好きなので、こういうミニチュア・ショップは外せない。
19世紀のものかと。

おもちゃ博物館にある、ミニチュアのおもちゃ屋さん。

万屋さんの右側は日用品で、左側は食料品コーナー。
パッケージが凝っている・・・。

不気味系おばあちゃんの服飾材料店。

食料品店。

人形の家。

子供向けかどうかは疑わしい、ミニチュア・バー。

オママゴト・キット。
オママゴトって「お母さんごっこ(=Mamaごっこ)」のことだとずーっと思っていたら、
ままごと(飯事)から来てるんだと・・・Wikiで知った。
Wikiにも書かれてるけど、私もMamaのことだと疑ってもいなかったよ・・・。
いやー、日本語ってビミョーだわ・・・。

人形たち。

この子たちは服のデザインから、もう20世紀に入って50年代頃かも。
たくさん集合すると、どことなく不気味系な人形たち。

ベルギーの街並み風に作られたキャビネットに展示されている。

影絵やら、

視光学系オモチャ。

中世のオモチャの部屋。
主にブリューゲルの絵画から、中世の子供の遊び・玩具を検証している。

港町の呑み屋の「大人の玩具」ってなんだか、響きが怪しいな。
要は、UKでいうと、パブ・ゲームを展示・解説する部屋。
ビリヤード、ダーツ、カードゲームやコイン投げなど。

手着彩(?)のトランプ。

Eye of Providence(全能の目)が見ているので、
博打もほどほどにね。

キリがないぐらい展示されてる、ぬいぐるみの部屋。

ぬいぐるみには耐性ある方なのだけど、これはカワイイ・・・やられた(笑)。
9ピン・ボーリングなんだと思う。真ん中の猫の王様を倒したら勝ち、かな?

幼少時の積み木マニアとしては、こんなので遊びたかった。

ネオクラシカルな宮殿、今でも作りたい。

Batimaと呼ばれる、レゴの祖先。
1905年にベルギーで開発された初期プラスティック、カゼインで作られたブロック。
20~50年代に販売されていたもの。

この石目調の質感いいなぁ。
幼少時代レゴ建築マニアとしては、真っ白プラスチッキーなレゴより、
これで建築ごっこしたかったよぅ。
ebayにでも出てないかと思わずサーチしてしまった
(残念ながら何も出ていなかった・・・。)

男子系の戦争ごっこオモチャの部屋。
これはBattle of Waterloo(=ワーテルローの戦い)を再現した鉛の兵隊の大規模なキット。
いやまぁ、いつでも勝ち組の英人はウォータールー
(ワーテルローの英語読み、ちなみに、ウチのターミナル駅もこの名前)、
ウェリントン公(ワーテルローの戦いでナポレオン仏軍を破った英将軍)とか聞くと、
エキサイトするのだけれど、
自分などはオモチャでも戦争ごっこを見ていたら、
「もういいかげんやめなさい」と思ってしまうのは・・・、齢のなせる業か(?)。

やめときなさいってば(笑)。

最後の部屋は、ヨーロッパ以外の世界各地のオモチャの紹介。

最後は、アフリカのどこかの国の、ブリキ缶から作られたトラック。
なんだか、アートしている。
Mechelen Toy Museum (メヘレンおもちゃ博物館)
Nekkerspoelstraat 21, B-2800 Mechelen, Belgium
開館:火~金 10 am ~ 5 pm、
閉館:月曜、12月24/25/31日、1月1日
地図:
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by KotomiCreations
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