Tuesday, 17 November 2015

Worthing(ワージング)の海

前回の続きで、今回は9月に訪れた、Worthing(ワージング)の海のイメージ。
ちなみにこのWorthing、発音がワーシ(θ=舌を歯に挟んだ「シ」)ングなのか、ワージ(ð=舌を歯に挟んだ「ジ」)ングなのか、知らなかったけれど、配偶者氏にワージング( wɜrðɪŋ )と指摘される。英人にしか、正確に読めない地名の一つかも。

Worthing beach
まずは、ピアを横目にビーチに降りていった。
ビーチの上の方は砂利浜で、潮が高い時は砂利浜しか見えていない。

Worthing beach
マリン・パレードの通りを振り返ったところ。

Worthing beach
ちゃんと潮の干満の時間も調べてきた。
それによるとこの日の干潮は午後3時頃、ちょうど私達が海岸歩きをしている頃。
この段階で、もうすでにかなり引いてきている。
するとその下から、砂浜・・・というか、泥浜が現れる。
これに備えて、私はハンター・ゴム長で装備してきた。

Worthing beach
浜歩きが好きなくせに、無防備の配偶者氏は、
この後一週間かけて、この、革のデッキシューズを乾かし、
ミンク・オイルとキウィ・クリームで靴の手入れに翻弄されることに。
ゴム長靴買えば?

Worthing beach
ともあれ、氏の念願の海。

Worthing beach

Worthing beach

Worthing beach

Worthing beach
潮が引いてくると、カモメ親子がビーチで潮干狩り。
3人の野郎どもも、本格的なスコップ+バケツで砂浜を掘っていた。
多分何かの貝類が採れるんだろうけれど、何だか泥臭そう。

Worthing beach
所々に立っている、この不思議なランプシェード型のものは何かと思っていたら、
どうやら、この下に生活排水のダクトがあるので注意、というサインのよう。
そう、古い家の多いUKでは、トイレ以外の生活排水を、雨水と一緒に
そのまま、処理せずに川や海に流しているケースが多い。
21世紀に入って、これは違法ということになったのだけれど、
適用されるのは、新築・新改築の場合のみ。
それ以前の家は「黙認」ということになっている。(実はウチもそう。)

Worthing beach
これは砂留のために、一定区間に設けられたフェンス。

Worthing beach
それでも、案外と水はクリア。

Worthing beach

Worthing beach

Worthing beach

Worthing beach
潮が引いてる、引いてる。

Worthing beach
2kmほど西に歩くと、隣町Goring-by-Sea(ゴーリング・バイ・シー)に近づいてきている。

Worthing beach
この辺りのビーチ・ハット(海水浴小屋)は、昔ながらの木造で三角屋根。

Worthing beach
ビーチハットたるもの、こうでなきゃね。

その先に、これまたキャビンのようなカフェが出現。
やたら地元の人で賑わっているので、私達もここでランチにすることに。

Sea Lane Cafe, near Goring-by-Sea
こんなところ。あ、配偶者氏、足元注意。

Sea Lane Cafe, near Goring-by-Sea
中はケーキもあれば、

Sea Lane Cafe, near Goring-by-Sea
料理をオーダーするカウンターでは、並んでいる人が絶えない。

Sea Lane Cafe, near Goring-by-Sea
カニ・サラダをオーダーしたら、カニがまるごと乗ってきた。
これで、14ポンド以下って、明らかにロンドンより物価が安い。

ちなみにこのカフェは、Sea Lane Café(シー・レーン・カフェ)というお店。

Worthing beach
この辺りではもう波打際がはるか遠く。
途中は砂浜でも、泥浜でもなくて、小さな岩に海藻が青々とくっついている。

Worthing beach
ランチの後は、また黙々と歩いて、ワージングに戻っていく。

Worthing beach

Worthing beach
ピアが近くなると、もうワージング。
よく歩いて(往復6km)、日光浴もして、なんとも健康的な一日でしたよ。





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