Spitalfields Gardens Groups Open Garden (スピタルフィールズ・ガーデンズ・グループ・庭公開日)-2-
National Garden Scheme(ナショナル・ガーデン・スキーム)で公開されていた、スピタルフィールド界隈の個人宅の庭のイメージの続編。
Town House(タウン・ハウス)でお茶をして、再び庭巡り散策へ。
ここも同じFounier Street(フォーニエー・ストリート)のお宅。
ここは今までの庭とは、反対の南側に面した庭。
なので、日当たりは格段にいい。
なので、わざわざ屋根のあるスペースを作っても、真っ暗・・・にはならない。
ここでもブドウが、その屋根に添って、誘引されている。
ステキ空間・・・、
ステキすぎる・・・。
おぉ、ピスタチオが入ったボウルは、プロヴァンス製^^。
窓際にも、鉢植えがふんだんに使われている。
プリンスとアーンで格調高く・・・そして、
デザイン的にも「高さ」がうまく演出されている。
ここも、ベルフラワー(カンパニュラ)を中心に、紫系のトーンで統一。
様々なコーナーに、それぞれ「見せ場」が演出されている。
その結果、面積的には小さな庭が、
実際よりも多様に広く感じられる、ガーデンデザインのマジック。
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次は、Fournier Street (フォーニエー・ストリート)の角を曲がって、
北に伸びるWilkes Street(ウィルクス・ストリート)のお宅。
ここも表は18世紀タウンハウス.
中のインテリアはオリジナルの18世紀と、
コンテンポラリーのエクレクティックスタイル。
そして、庭もエクレクティック。
地階に向かって水の流れる流水のフィーチャーと、
蔓バラを這わせた、鋳物のビーム。
このインダストリアル風のビーム、
トレンディに導入したわけではなくて、19世紀の遺物。
裏庭のエリアが、倉庫として使用されていた時代の名残だそう。
ハードなインダストリアル・ビームに、
ロマンチックな蔓バラが絡まり、そこにキャンドルのシャンデリア。
クールすぎ・・・。
これは庭の奥の部分。
ちょうど裏側が、レンガ造りの倉庫なので、
その古びた壁を背景に取り入れて、ここにもふんだんに蔓バラが伸びる。
この前の、チェルシー・フィジック・ガーデンじゃないけれど、
蔓バラ類の伸びるのは、とても早いそうで、
この壁にそっているバラ達も、まだ植えられて2年目なのだそう。
末恐ろし・・・。
奥行きの浅い物置小屋になっているスペースが、庭の奥にあって、
その上にオリーヴの鉢が並べられている。
また、庭の右側の壁に添って、糸杉が植えられている。
糸杉もオリーヴも典型的な、地中海の植物。
温暖化の影響で、水はけさえよければ、ロンドンでも育つんだーと感心する。
地中海の糸杉に、北ヨーロッパの蔓バラって、
現代のロンドンならではの、コンビネーション。
その、庭の奥の物置小屋のドアも、味わい深いテクスチャー。
対照的にコンテンポラリーな、流水のフィーチャー。
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次は、少し歩いて、スピタルフィールズ・マーケットの北側、
Elder Street(エルダー・ストリート)へ。
ここは入場者が多くて、入口の前で並ぶこと15分。
ここも屋根のあるテラス・エリアが作られていて、
いかにもプロヴァンス風。
屋根の下に花もののハンギング・バスケット!?と思ったら、
よーーーーくみたら、精巧なシルク・フラワーだった・・・。
壁のコーナーの流水フィーチャーも、地中海風。
窓辺。
所々にイタリア風の彫像が置かれていて、
全体に地中海風のテーマで一貫されている。
多弁花のクレマチス。
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同じ通りにある、オフィス/ギャラリーが、特別飛び入参加。
中庭エリアに足場を組んで、棚にして、壁面を利用した庭。
どうやって水やりするのか・・・というのは、ちょっと疑問。
そして階段にも、ふんだんに鉢植えが。
これで、半分覗き見興味本位の(笑)、
スピタル・フィールドの庭公開日の話は終わり、
次回は同じくナショナル・ガーデン・スキーム参加公開の庭だけれど、
典型的な西の大屋敷、リッチモンド・パークの近くの、
Ormeley Lodge(オーメリー・ロッジ)の庭のイメージを。
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