Wednesday 28 October 2015

Spitalfields Gardens Groups Open Garden (スピタルフィールズ・ガーデンズ・グループ・庭公開日)-2-

National Garden Scheme(ナショナル・ガーデン・スキーム)で公開されていた、スピタルフィールド界隈の個人宅の庭のイメージの続編。
Town House(タウン・ハウス)でお茶をして、再び庭巡り散策へ。

Spitalfields Gardens Group - garden4
ここも同じFounier Street(フォーニエー・ストリート)のお宅。
ここは今までの庭とは、反対の南側に面した庭。
なので、日当たりは格段にいい。
なので、わざわざ屋根のあるスペースを作っても、真っ暗・・・にはならない。
ここでもブドウが、その屋根に添って、誘引されている。

Spitalfields Gardens Group - garden4
ステキ空間・・・、

Spitalfields Gardens Group - garden4
ステキすぎる・・・。
おぉ、ピスタチオが入ったボウルは、プロヴァンス製^^。

Spitalfields Gardens Group - garden4
窓際にも、鉢植えがふんだんに使われている。

Spitalfields Gardens Group - garden4
プリンスとアーンで格調高く・・・そして、
デザイン的にも「高さ」がうまく演出されている。
ここも、ベルフラワー(カンパニュラ)を中心に、紫系のトーンで統一。

Spitalfields Gardens Group - garden4

Spitalfields Gardens Group - garden4
様々なコーナーに、それぞれ「見せ場」が演出されている。
その結果、面積的には小さな庭が、
実際よりも多様に広く感じられる、ガーデンデザインのマジック。

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Spitalfields Gardens Group - garden5
次は、Fournier Street (フォーニエー・ストリート)の角を曲がって、
北に伸びるWilkes Street(ウィルクス・ストリート)のお宅。
ここも表は18世紀タウンハウス.

Spitalfields Gardens Group - garden5
中のインテリアはオリジナルの18世紀と、
コンテンポラリーのエクレクティックスタイル。
そして、庭もエクレクティック。
地階に向かって水の流れる流水のフィーチャーと、
蔓バラを這わせた、鋳物のビーム。

Spitalfields Gardens Group - garden5
このインダストリアル風のビーム、
トレンディに導入したわけではなくて、19世紀の遺物。
裏庭のエリアが、倉庫として使用されていた時代の名残だそう。
ハードなインダストリアル・ビームに、
ロマンチックな蔓バラが絡まり、そこにキャンドルのシャンデリア。
クールすぎ・・・。

Spitalfields Gardens Group - garden5

Spitalfields Gardens Group - garden5
これは庭の奥の部分。
ちょうど裏側が、レンガ造りの倉庫なので、
その古びた壁を背景に取り入れて、ここにもふんだんに蔓バラが伸びる。
この前の、チェルシー・フィジック・ガーデンじゃないけれど、
蔓バラ類の伸びるのは、とても早いそうで、
この壁にそっているバラ達も、まだ植えられて2年目なのだそう。
末恐ろし・・・。
奥行きの浅い物置小屋になっているスペースが、庭の奥にあって、
その上にオリーヴの鉢が並べられている。

Spitalfields Gardens Group - garden5
また、庭の右側の壁に添って、糸杉が植えられている。

Spitalfields Gardens Group - garden5
糸杉もオリーヴも典型的な、地中海の植物。
温暖化の影響で、水はけさえよければ、ロンドンでも育つんだーと感心する。

Spitalfields Gardens Group - garden5
地中海の糸杉に、北ヨーロッパの蔓バラって、
現代のロンドンならではの、コンビネーション。

Spitalfields Gardens Group - garden5
その、庭の奥の物置小屋のドアも、味わい深いテクスチャー。

Spitalfields Gardens Group - garden5

Spitalfields Gardens Group - garden5
対照的にコンテンポラリーな、流水のフィーチャー。

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Spitalfields Gardens Group - garden6
次は、少し歩いて、スピタルフィールズ・マーケットの北側、
Elder Street(エルダー・ストリート)へ。
ここは入場者が多くて、入口の前で並ぶこと15分。

Spitalfields Gardens Group - garden6
ここも屋根のあるテラス・エリアが作られていて、
いかにもプロヴァンス風。

Spitalfields Gardens Group - garden6
屋根の下に花もののハンギング・バスケット!?と思ったら、
よーーーーくみたら、精巧なシルク・フラワーだった・・・。

Spitalfields Gardens Group - garden6
壁のコーナーの流水フィーチャーも、地中海風。

Spitalfields Gardens Group - garden6
窓辺。

Spitalfields Gardens Group - garden6
所々にイタリア風の彫像が置かれていて、
全体に地中海風のテーマで一貫されている。

Spitalfields Gardens Group - garden6

Spitalfields Gardens Group - garden6
多弁花のクレマチス。

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Spitalfields Gardens Group - garden7
同じ通りにある、オフィス/ギャラリーが、特別飛び入参加。

Spitalfields Gardens Group - garden7
中庭エリアに足場を組んで、棚にして、壁面を利用した庭。

Spitalfields Gardens Group - garden7
どうやって水やりするのか・・・というのは、ちょっと疑問。

Spitalfields Gardens Group - garden7
そして階段にも、ふんだんに鉢植えが。

これで、半分覗き見興味本位の(笑)、
スピタル・フィールドの庭公開日の話は終わり、
次回は同じくナショナル・ガーデン・スキーム参加公開の庭だけれど、
典型的な西の大屋敷、リッチモンド・パークの近くの、
Ormeley Lodge(オーメリー・ロッジ)の庭のイメージを。



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