Imperial Treasury Vienna (ウィーン宝物館)のReliquary(聖遺物)-後編-
昨日再びキングストン病院の、今度はFracture Clinic(接骨科)でアポイントメント。
そうしたら、医師曰くに、あまりにも小さな骨折なので、充分もう治癒してるはず、だそうで、Xrayすら撮る必要もなし。
「立てる?歩いてみて」といわれて、そりゃー立てるし歩けるんだな、ちょっと足使ってなかったので、危なっかしいけれど。
それでもう問題なしで、少しずつ歩くようにして、原状復帰するようにとのこと。なーんだ、足使っててよかったんだ。 このへんの判断が、怪我なんてしたことない自分にはわからない。ともあれ、もし問題が残る様なら2ヶ月後にアポイント入れるようにいわれて、放免。
ひとまず、ヤレヤレ安心した。クラッチで歩く、足をなるべく高くあげておく、ということ自体がどんどん難儀になってきて(骨盤歪むぞ)、足は実際のところ痛いわけではないし、とても本末転倒感に満たされていたのだった。思うに・・・救急科の医師のアドヴァイスが慎重過ぎたのかもしれない。そんなわけで、もう大丈夫です・・・多分(笑)。
Imperial Treasury Vienna (ウィーン宝物館)から再び、Reliquary(聖遺物)達を。
真ん中に収められているのが、
いかにも大腿骨・・・かなにか・・・骨っぽい?
と思ったけれど、ディティールで見ると、木の棒かな。
そのご本尊はともかく、このパール装飾がはんぱない。
細かいパール細工を見ると、ビザンティンからの伝統を感じる。
他にも・・・、
いろいろある。
聖遺物といえば、前回の標本箱のような、
金銀工芸品のものが大半だけれど、
ここでは、木のフレーム枠と組み合わせたスタイルのものが、
いくつも見受けられる。
山間部の多いオーストリアやドイツで普及しているスタイルなのかなと、これは想像。
あぁ、これはきっと骨に違いない・・・。
パールで可愛らしく飾られて入るけど。
聖遺物なんだかどうだかよく解らないけれど、
カプセルの中に、ミニチュア・シーンが描かれている。
カプセルの中にまた、カプセル、を、小さな天使が支えている。
この聖遺物の展示室はこんな風で、
なかなか古風な、18世紀風キャビネットに収まっている。
次回はウィーン宝物館からの最終回で、コスチューム関連の展示品を。
Imperial Treasury Vienna (ウィーン宝物館)
ヴィジター・インフォメーション <このページ>
地図:
<このページ>で、館内が公開されている。
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