Imperial Treasury Vienna (ウィーン宝物館)-2-
Imperial Treasury Vienna (ウィーン宝物館)から引き続き今回も。
今回はジュエリー関連を中心に。 なにしろ写真の数が多くて、詳細の不明なものも多いけれど(日本語訳不明で英語のまま)、ヴィジュアルだけでどんどん載せていくことに。
Star and Cross of Hungarian Order of St. Stephen.
Grand Cross of the Military Order of Maria Theresa
Badge of the Order of the Golden Fleece
Hyacinth "La Bella"
と、呼ばれている492カラットのガーネット石がセンター。
この石は17世紀後半の、レオポルド1世皇帝が、
ハンガリーの一族から購入したものと伝えられている。
Set of jewels from the estate of Archduchess Sophie (1805-1872)
Detail of above jewellery.
Hungarian Opal Jewellery、Budapest 1881
ハンガリー製オパールジュエリー、ブダペスト 1881。
Detail
これらは19世紀のものだけれど、17世紀以降このタイプの
エナメル彩+宝石留のジュエリーが、ハンガリーでよく作られている。
ブダの博物館でもいろいろ見た<例えば標本箱のこのページ>
ディティール。
Bouquet of Flowers, Florence(?), 1680-1700
これは装飾品で、1680-1700頃のフローレンス製。
ディティール。
エナメルより、石留めの方が得意・・・な感じがする(笑)。
Brooch, Burgundian-Netherlandish, ca.1430/40
時代はさかのぼって、1430-40頃のブローチ。
現オランダ製。
Bracelet from the estate of Empress Charlotte of Mexico (1840-1927)
アゲートのintaglio cameo(インタグリオ・カメオ=陰刻)のポートレート。
多分・・・歴代の皇帝を家系図的に表したものと。
右端はRudolph II(ルドルフ2世)っぽいけど・・・詳細は不明。
Cameo showing the portrait of Emperor Franz I
Giovanni Beltrami (1777-1854), before 1840
フランツ1世を描いたカメオ。
Emerald Unguentarium, by Dionysio Miseroni, Prague, 1641
Unguentariumというのは、ボトルとかジャーといった容器のこと。
2680カラットのエメラルドから削りだされた、フタ付きボトル。
コロンビア原産の石で、1641年Ferdinand III(フェルディナンド3世皇帝)の、
発注で制作された。
こちらは巨大アメジスト。詳細は不明。
これは、宗教関連のお宝セクションからのクロス。
石はトパーズ・・・・かな。
これは、アメジストのクロス。
次回は、宗教関連のお宝、モンストランスやレリカリー等の、
聖遺物容器のイメージを。
Imperial Treasury Vienna (ウィーン宝物館)
ヴィジター・インフォメーション <このページ>
地図:
<このページ>で、館内が公開されている。
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