春の海 - Brighton Beach (ブライトン・ビーチ)
先々週末に時計を1時間早めて、夏時間に突入したUKは、すっかり春。
日本ほどくっきりした季節感はないけれど、夏時間になると日照時間が断然違う。 いきなり日没が7時以降になる。
いきなり冬から夏へワープする感じのロンドン。
今回の写真は、先日(まだ冬時間の頃だけれど)用事でBrighton(ブライトン)に出かけた時の、いかにも早春な、まったりしたイメージを。
ブライトン海岸線の街並。
用事があったのは、Kemp Townの少し先の住宅街。
スタッコ塗りのジョージアンな町並みが続く。
用事を済ませて、ビーチに出る前に、
まずは腹ごしらえで入ったカフェ。
Cafe Marmalade(カフェ・マーマレード)がなかなかのヒット。
和めて、ランチもすぐれもの。
ソーセージ・ロールにサラダをつけてもらったら、
盛りだくさんで、昼・夕兼食になってしまった。
食事の後は、海岸線に向かって歩く。
窓に映る、海岸道路の街灯。
この上は海岸道路、ビーチはずいぶん下に降りていく。
この日は、春特有のもわ~っとした曇り空。
霧(foggy)とも違って、もっと淡い薄い霞のかかった日を、
Hazy day(霞んだ日)と、呼んでいる。
この先は、ブライトンの砂利浜・・・、
というところに、一本の鉄道線。
19世紀の一両編成の電車が、
未だに夏のシーズンだけ走っている。
Volks Electric Railwayと呼ばれるもの。
この日は、シーズン前の試運転だったようで、
お客さんはいなくて、関係者のみ。
ブライトン名物の砂利浜、
が、果てしなく続く。
一瞬空が晴れて、青空が覗くかと思わせる。
が、夕方が近づくとまた、霞がたちこめてくる。
ブライトン・ピア-に向かって歩き始める。
ピアがもうそこに見える。
この砂利浜散歩、足が砂利で滑るので、意外と歩きづらい。
ピアに着く頃には、足も疲れてくる。
賑やかな遊園地のピアをちょっと覗いて、
ピアから、焼け落ちて最後の骨組みだけになった、
ウエスト・ピアを撮ってから、駅へと向かった。
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