Wednesday 18 July 2018

London Day Out with JP friend (日本からの友人と、観光三昧)-2-

ベルギーから帰ってきて、日本からの旧友、Aちゃんとロンドンを駆け巡る日々も、あっという間、彼女は今日日本に帰国。一ヶ月の滞在も終わってみたら、楽しかった夢のようだった、今回はその、観光モード・ロンドンの後半の様子を。

土曜日の夜にブラッセルズからロンドンに、ユーロスターで戻ってきて、
日曜はちゃんとジムに行って、雑事を片付け、
その翌日、月曜日はKew Gardens(キュー・ガーデンズ)に出かける。

Kew Gardens
ロンドンに5年間住んでいたAちゃんから、
「実はKew Gardens(キュー・ガーデンズ)行ったことないから、行ってみたいー。」
のリクエストが出ていたので、さっそく組み込む。

ここのチケットは、当日ゲートで買うと大人£17(寄付金付きだと£18.75)。
Netで買うと£1お得。
Aちゃんは今年から、シニア(60歳)なので、Netで寄付金無しで£14ポンド、
私はローカル(Richmond, Kingston-upon-Thames,
Hammersmith and Fulham, Wandsworth, and Hounslow)居住者なので、
Netで寄付金無しで£12.5ポンドでチケットをゲット。
(価格詳細とNet購入は、英文で<このページ>から)
原則的には証明(パスポート、居住証明など)持参すること、
と、書かれていたけれど、実際には見てもらええず(笑)、
チケットのバーコードをスキャンするだけ。

写真は、ここのまず最初の見どころ、Palm House(パーム・ハウス)。

Kew Gardens
天井近くからの、ミスト・スプレーで湿度を保っている。
Aちゃん曰く「大阪に帰ってきたかと思った・・・。」
そうそう、日本から夏に来られた方には、
ここの温室群は、渡航を無にするものかも(笑)。

Kew Gardens
Waterlily House(蓮の温室)など、
暑いけれど、せっかく来たんだから、
温室群をもれなく回ってみる。
(詳しいイメージは以前<このページ>から、2回のエントリーに。)

Kew Gardens
Kew Palace(キュー・パレス)も、見て回る。
(ここのイメージは<このページ>に。)

Kew Gardens
連日炎天下に出歩いて、少し疲れ気味の私達は、
池の畔の木陰にシートをひいて、しばらく昼寝。

Kew Gardens
ことし修復が終わってオープンした、
House(テンプレート・ハウス)も見て回る。
まだ植物が育っていないので、いい雰囲気になるまで、
後数年はかかるかなー、という感じ。

この後、Aちゃんは我が家にやってきて、夜はお泊り。
翌早朝から、一緒にSunbury Antiques Market(サンバリー・アンティーク・マーケット)に出かける。
夜遅くまでおしゃべりしすぎないようにして、早々に就寝。

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翌朝火曜日は6時半起床、7時出発で、バスでKingstonへ。
ここで216バスに乗り換えて、裏口のゲートから入っていく。
(この裏口バスの行き方は<このページに>)

Sunbury Antiques Market
この日も晴天で、マーケットは、総スタンド数700超え
100%の出店率と見た。

Sunbury Antiques Market
Aちゃんも私も、いろいろ戦利品ありで、大満足。

Recent bootie
ブリュッセルズの蚤の市のもの(左上と左下)も入っているけれど、
他の3つはここでの戦利品。
なぜだか偶然に、ヴィンテージのアイコン風ギリシャ土産が、次々にやってきた。
右上の天使を描いたワックスのフレームを見たのは初めて。
入手できてとても嬉しい~。
左下のフレームの中身は、痛みきっていてわけわからないけれど、
これはフレームがオブジェ材料になる予定。

名物のハム・チーズ・パイナップル・ホットサンドの屋台がなくなって、
他のサンドイッチ屋台になってしまったのが、ちょっと残念だったこと。

この日はお客さんの入りもよくて、売れ行きがよかったのか、
11時前には片付け始めるスタンドもあり。
私達もその頃には、すべて見終わって、帰りは鉄道でKingston(キングストン)へ。
そして、早い目のランチ。

Kingston Antique Centre
キングストン・アンティークセンターを覗いたり、
またお茶をしたり、午後はキングストンで、ウィンドーショッピングして過ごす。
いわゆるハイストリート・ショップは、いろいろキングストンにも揃っていて、
そしてロンドン中心部と違って、コンパクトで近距離にまとまっているので、
お土産などの買い物に、とても便利だった様子。

一度ウチに帰ってきて、荷物を作り直して、
ウチのもよりのサービトン駅から、Aちゃんは、滞在先の宿に帰宅。

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水曜は観光休暇日で、私はまたジムやら雑用。
木曜日は、ミュージアムのハシゴ。

Tate Britain
朝はTate Britain(テート・ブリテン)集合。

昨年の滞在の時に、Tate Modern(テート・モダン)を見に行ったAちゃん、
コンテンポラリーは、いまひとつ好きになれなかったようで、
「ラファエル前派が見たい。」のリクエスト。
あ、それなら、テート・ブリテンですよ。

Tate Britain
私も久しぶりだったので、こんなに展示のレイアウトが、
変わっているとは知らなかった。
部屋的には、20世紀初頭のモダニズム系の展示室が、ぐっと増えて、
19世紀後半~ラファエル前派の絵画は、1-2室に押し込められた感じ。
とはいえ、19世紀以前の絵画展示方法は、
これ以上にもっとギチギチに詰め込んだスタイルなので、
その当時の展示方法に、より忠実になった・・・ともいえる結果。
この展示方法、なかなかいい感じだと思うー。

Tate Britain
ランチはここのカフェで、私はフィッシュ&チップス。
これが、想像以上に美味しい。
レモンをガーゼで、ちゃんと包んでいるところからしても、
ただものではない感漂う(笑)。

午後はV&Aに移動。
去年はここのルネッサンス・ギャラリー、ブリティッシュ・ギャラリー
を見て回ったので、今回のリクエストは「ジュエリー室」
お任せください^^。

V & A jewellery room
ここで感動的な出来事。
このジュエリー室(正式には、William and Judith Bollinger Gallery
/ウィリアム&ジュディス・ボリンガー・ギャラリー)は、
2008年(だったかな・・)の改装オープン以来、ずっと「撮影禁止」のポリシーだった。
それが近年のSNSプロモーションの必要性から、
色々なギャラリー・ミュージアムでの、「撮影OK」ムーヴメントにのったのか、
撮影がOKになっていたー!!
今回いろいろ撮って回ったけれど、また改めて、
一人でデカイ方のカメラを提げて来ねば・・・の決意。

V & A jewellery room
あぁー、もう感激ー、生きててよかったー(笑)。

V&A Cafe
興奮冷めやらぬまま、カフェで休憩。
モリス商会デザインの、Morrise Room(モリス・ルーム)は、
普段はいつも満席なのだけれど、さすがに猛暑の夏日、
中庭のカフェ席が満席で、ここはガラガラ。

V&A Cafe
そこで、この部屋で、ちょっと蒸し暑いけど・・・、
ゆっくりお茶とケーキを。
そして、South Kensington(サウス・ケンジントン)駅前で、
パンを買って、Aちゃんは帰宅。

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一日おいて、翌々日の土曜日は、ストリート・マーケット巡り。

Maltby Street Market
まずは、London Bridge(ロンドン・ブリッジ)と
Bermondsey(バーモンジー)の間にある、
週末だけのフードマーケットMaltby Street Market 
(マルビー・ストリート・マーケット)。
私達は、地下鉄バーモンジーから歩いていった。

バーモンジーといえば、ここからも近い、
アンティークの金曜日朝の、Bermondsey Market
にも行こうかと話してたのだけれど、
歴史的なこのマーケット、地域の再開発後、数年前に復興したのだけれど、
マンションの建物の中庭に押し込められた形で、規模が縮小。
それでも、朝6時からという伝統だけは守られていて、
郊外在住者としては、ちょっとアクセスしにくい。
先日の、超大規模サンバリー・アンティーク・マーケットで満足してしまって、
バーモンジー・マーケットは今回も行かずじまい。
(た・・・多分、サンバリーで仕入れたものが、
バーモンジーで売られているに違いない・・・というヨミもある。)

ともあれ、マルビーの方はフードマーケット。
一通り見て回ってから、肉食おばさん達は、
ブラジリアン・ステーキ・ラップにかぶりつく。
このスタンド、私ら以外は、大半があんちゃん、おっさんの顧客(笑)。
以前来たときのイメージは<このページ>に。

LASSCO Ropewalk
わざわざここに来た目的の一つは、
このマーケットを主催するヴィンテージ・サルベージ(再使用)資材の店、
LASSCO Ropewalk(ラスコ・ロープウォーク)を見るため。
昨年家を建て替えたAちゃんは、インテリア資材にも興味津々なので。
前回来たときは<このページ>マルビー・ストリートに面した
ビルの一階にこの店が入っていたのだけれど、
現在はストリート・マーケットと同様に、
高架下のスペースに収まって、規模が縮小で、ちょっと残念。
マルビー・ストリートに面したビルの方を、
「自社ビル」だと思っていたけれど、そうではなかったのかも。

それでもサルベージ資材の流通業者が日本には(あるいは関西には?)
ないそうで、「こういうの使いたかったー。」と、
Aちゃんがうらやましがることしきり。

Borough Market
その後は、今やロンドン最大のフードマーケット、
Borough Market(バラ・マーケット)に移動。
以前は確か木金土の開催だったように思うのだけれど、
現在は日曜以外、週6日のオープン。
7年前に訪れたときのイメージは<このページ>に。

Borough Market
その後、マーケットの面する鉄道高架の修復があったり、
テロがあったりで、紆余曲折していたようだけれど、
現在は完全にオープンされて、土曜日というのもあって大賑わい。
ちょっと空いた方の通りに向かうと、
道なりに何度もマーケットの出口に、はじき出されてしまう。
なので、雰囲気を味わうだけで、とても冷静に買い物なんてできずじまい。

South Bank walk
近くの木陰で休憩してから、South Bank(サウス・バンク)へ向かう。
写真はSouthwark Bridge(サゾーク橋)と
Bank(バンク)界隈のビル群を望む、テムズ南岸の遊歩道。
South Bank(サウス・バンク)は厳密には、Waterloo(ウォータールー)界隈の、
South Bank Centre(サウス・バンク・センター)の一角をいうけれど、
Tower Bridge(タワーブリッジ)の先の
Butler's Wharf(バトラーズ・ウォーフ)の辺りまで、
テムズ川沿い遊歩道が繋がっていて、この遊歩道全体を、サウス・バンクと呼んでいる。
夏日の週末、遊歩道も賑わっている。

South Bank walk
シェイクスピアのグローブ座の近くで、「雇い詩人」と称する、
新種のバスキング(・・・と呼んでいいのか・・・?)を発見。
「話題をもらったら、それで詩を作ります、お代はお心付けで。」だそう。
詩的な英語に、全く理解力欠如なので、アプローチはしなかったけど(笑)。

South Bank walk
ぶらぶらWaterloo Bridge(ウォータールー橋)の下まで来ると、
古本市、South Bank Book Fair(サウスバンク・ブック・フェア)が開催中。
連日10am - 7pmのオープン。

South Bank walk
サウス・バンク・センターを抜けて、
London Eye(ロンドン・アイ)に近づくと、遊園地状態で、カルーセルも連日営業中。

Westminster Bridge
ロンドン・アイ周辺の観光激戦区を抜けて、
Westminster Bridge(ウェストミンスター橋)の辺りで休憩。
Big Ben(ビッグベン)もHouses of Parliament(国会議事堂)も現在改修中で、
足場に覆われていて、フォトジェニックじゃないのが残念なので、左に見切る。
橋の上にたむろしているヴァンは、多分ポリス。
ここもテロあったところだ、そういえば・・・。

今日もよく歩いた一日。
Aちゃんとはここで別れて、まだ歩ける私は、
ウチの鉄道ラインのVaxhall(ヴォクソール)駅まで、
川沿いを、もう1km強歩いて帰った。

長くなってきたので、最終日月曜の、内容の濃い話はまた次回に。










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