Cinquantenaire Museum, Brussels (サンカントネール博物館、ブラッセル) -5-
ブラッセルズのCinquantenaire Museum (サンカントネール博物館)からの最終回で、今回も自分のフィルターに引っかかってきたものをピックアップ。
ミュージアムの一角は、中世の修道院のような構築になっている。
最初中世の修道院跡地を使って建てられているのかなと思ったけれど、
それにしては綺麗すぎる。
どうやら、19世紀ゴシック・リヴァイヴァルの様式。
ここには中世の墓標などが展示されている。
ブラスの墓標の展示に映り込む、ゴシック窓。
ゴスですね(笑)。
その反対側の展示室には、明るい回廊状の空間を利用して、
ガラス器の展示。
ローマングラスに始まって、
ヴェネチアン・グラス、
金彩のもの、
エナメル彩のもの、などなど。
その次に、歴史的科学機器。
天球儀はフォトジェニック。
小型のOrrery(太陽系儀)。
Astrolabe (アストロラーベ)。
象牙製(?)のコンパス。
時計やら、
懐中時計のいろいろ。
機械部分まで、見事にエナメル装飾されたもの。
そして、ジュエリーの展示へ。
これは16世紀頃のものかな?
これも。
イタリア製マイクロモザイク、多分19世紀のもの。
イタリア製のIntaglio(インタリオ)を繋いだネックレス。
これも多分19世紀の。
散々写真を撮って遊んでいて、最後に地下にも展示があるというので、
下りてみたら・・・、中世お宝展示室・・・。まだあったかー。
アングロサクソンのディスクブローチは、7世紀頃のものかと。
あ、この地では、アングロサクソンではなくて(これはイギリスの話)、
メロヴィング朝期の・・・というのが正しい。
結局、モノは同じようなものなのだけれど。
中世のリング。誰かの作っているジュエリーとちょっと似ている(笑)。
大型の聖遺物櫃。
True Cross(真の十字架)の聖遺物。
「ジーザス先生が処刑された真の十字架の断片」と称する、
聖遺物がヨーロッパ各地にあるのだけれど、
それらを全部合わせたら、
十字架10本分ぐらいになるとかいう話。
大抵は十字軍兵士が、パレスチナ商人に掴まされた土産物・・・、
なんだけれど、ここまで飾られたら、信じてあげたくなる(笑)。
ここにも・・・、
断片が。
詳細を記録していないのだけれど、
まさか、この水晶の中心の木がTrue Cross !?という謎のクロス。
ちいこいちいこい断片をありがたがっているのに、
いくらなんでもこれは大きいでしょう!?
ともあれ、水晶で構築する・・・というのがは初めて見たデザイン。
地上階に戻ってきたら、ほとんどもう閉館時間。
すっかり暗くなってしまっていた。
Cinquantenaire Museum
10 Parc du Cinquantenaire, 1000, Belgium
月曜閉館
Map:
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