Ightham Mote (アイタム・モート)-2-
The Crypt(クリプト)のエリアは、中世以来ほとんど変わっていない。
中世の城の窓、そのままの印象。
ハウス・キーパーズの部屋と、
グレート・ホールの間の階段を上る。
階段途中のステンドグラス。
順路の次の部屋は「The Oriel Room(張出し窓の部屋)」。
といっても、チューダー風の暖炉に目が釘付けになって、
窓はちゃんと見て(撮って)いなかった・・・。
で、その暖炉の彫り物。
シェイクスピアとエリザベス1世なんだけれども、
なんだかスムース過ぎるし、この組み合わせは奇妙。
後で、ガイドブックを読んでいたら、
大半が、19世紀ヴィクトリアン期のものだと記されていた。
なーんだ、やっぱり。
隣の部屋に繋がる、小さな窓。
次の部屋に移動する前に、途中のヴィクトリアン期のトイレを拝見。
この部屋は「Old Chapel(旧チャペル)」と呼ばれている。
リフォーメーション(ヘンリー8世の英国教会設立)以前の、
中世カトリックの時代に使われていたチャペル。
天井が高いけれど、この状態に戻されたのは1960年代のこと。
それまでは、上下2フロアに分割したベッドルームに改装されていた。
16世紀のリフォーメーション後に、
カトリックチャペルを所有しているということを、
糾弾されないように、当時のオーナーが改装したものと考えられている。
次に3つのベッドルーム。
19世紀末に当時のオーナーの息子達のために、
ベッドルームに改装されたもの。
ナショナル・トラストに手渡された当時は、
部屋は空っぽで荒廃していたそうだが、
19世紀末のスタイル・家具に修復されて、
現在公開されている。
ベッドルームを抜けると、次に向かう「新チャペル」の控室。
この古色豊かなキャビネット・・・。
オルガン。
通路を挟んで、反対側は、大きなステンドグラスの窓。
その奥のドアは、先ほどの「The Oriel Room(張出し窓の部屋)」
に繋がっているが、現在は閉ざされている。
そして、これがチャペル(あぁ、配偶者氏が邪魔・・・笑)、
というところで、そのディテールから、また次回に。
Ightham Mote (アイタム・モート)
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