Museu Nacional de Antiga, Lisbon (国立古美術館、リスボン)-2-
今回も、Museu Nacional de Antiga (国立古美術館、ムゼウ・ナシオナル・デ・アルテ・アンティガ)より、工芸品を中心に。
17世紀(と、思われる)ファニチャー達。
の、中の、青絵のセラミック。
こうやって見ると、基本的にデルフトなどと、同じようなものなんだな。
他のセラミックの展示を幾つか。
これは、イタリア・ルネッサンス期のファイアンス焼きの模倣っぽい。
18世紀かな?(工芸の部、詳細を記録してこなくて、不明・・・。)
17世紀(奥の方)~18世紀の椅子、かな?
典型的な、ポルトガル17世紀のベッド。
東南アジア/インド産のローズウッドなどの、ハードウッドの、スピンドル・デザイン。
ミニチュア・ベッド達。
リップル彫りのキレイなキャビネット。
17世紀ぐらいだろうか?
17世紀のキャビネット。
全面的に、リップル彫りとスピンドル・モチーフが使われている。
18世紀の、祭壇付きのコモド(抽斗家具)。
カトリックの国ならでは。
複雑な彫りの、聖遺物コレクション。
しかし、こういう彫り物って、どことなく・・・どことなく、
中華風なんだけど・・・どこかで影響あるのかな?
で、宗教系の工芸品を、引き続き。
エナメル彩のクロス。
これは、多分ポルトガルではなくて、13世紀のリモージュ製かと。
クォーツのクロス。
13世紀頃かな、中央部分はビザンティンの様式。
只今、こういうものが製作のインスピレーションになっておるのです(笑)。
それとか、モンストランス(塔型聖遺物容器)とか・・・。
このあたりは15世紀かな、典型的なゴシック。
真ん中のモンストランス、
聖遺物を取り囲んで礼拝するエナメル彩の12使徒。
ということは、中の聖遺物はジーザス先生関連・・・
True Cross(真のクロス=十字架の断片)だったのかな?
もっとこんなに、いろいろ・・・。
ディティール。
レースのように繊細な切り絵を収めた、モンストランス。
最後に、エナメル彩の聖母子。
次回は、同ミュージアムより、ポルトガルのジュエリーを。
Museu Nacional de Antiga (国立古美術館)
ヴィジター情報は英文で<このページ>
Map:
*************************
by KotomiCreations
KotomiCreations - Contrado shop item detail
(デジタル・プリント雑貨 - コントラド・アイテム詳細)
Page1, Page2
<< Home