St John's Collage, Cambridge (セント・ジョンズ・カレッジ、ケンブリッジ)
例年11月に入るまで引きずっている・・・ような気がするノルマンディー話を、今年は9月中に完了。 パーソナルWifiを借りて、ル・シャトー滞在中から更新できたのと、9月中、3日ごと更新改め、2.5日ごと更新で突っ走ったタマモノ、と、独り意味なくほくそ笑むのだった。
2.5日更新してた上に、何かと忙しかった9月。 ノルマンディーから件のPおじさんが、週末ロンドンにやって来たので、ツアー・コンダクターと化したり、H@Aことハンドメイド・アマゾンのショップのセットアップに忙殺されたり。 で、まだ立ち上がってないんだな、コイツが。 なんだかもう始まる前から、USAアマゾンの、消費者側よりまくりの返品ポリシーに、やる気激減・・・もしかして、開店まえから撤回する羽目になるかもよ・・・なーんて、クサリ気味。 ま、このあたりの裏話は、後日実態が具現してから、顛末を実録しますよ・・・ふふふ。
さて、標本箱はミッド・サマーのCambridge(ケンブリッジ)に戻ってきた。
ケンブリッジで一番有名なKing's Collage(キングスカレッジ)は、昔訪れたので、今回はSt John's Collage(セント・ジョンズ・カレッジ)を覗いてみることにした。
(古いカレッジは、平日の一定時間に、一般ヴィジターにも中庭やチャペルの一部が公開されている。ちゃんと有料で・・・。)
メイン・ゲートの上には、創設者のLady Margaret Beaufort
(マーガレット・ボーフォート)の紋章。(創設1511年)
サポーター(対になって紋章を支えている動物)は、
Yeal(イェール<Wiji.jaでは何語から来てるか知らないけど、「エアレー」表記)
レイヨウやら、アイベックスや、水牛が原型。
中庭の向こうに、また中庭が続く。
このタワーのあるゲートの様式が、Hampton Court Palace
(ハンプトン・コート・パレス)によく似ている。
チューダー様式の、ほぼおなじ時代の建造物なもので。
中庭ゲートの上の彫像・・・は、創設者じゃないような?
この彫像は明らかに、創設者マーガレット・ボーフォートと判別できる。
彫像ついでに並べてしまうと、カレッジの名前の由来の、
聖ヨハネ(洗礼者の方ではなくて、使徒/福音書記者の方の)。
足元の鷲がシンボル。
奥に見えるステンドグラスは、大ホールのもの。
しかし、ここは残念ながら、中は公開されていない。
ドアの隙間から覗いて、正面の紋章をかろうじてパパラッチ。
その一角のドアが、とてもチューダーっぽい。
建物の入口付近にかかっていた、教授が在室かどうかを示すボード。
教授の2人ばかりは中国人?
ケンブリッジは理化学テクノロジー系なので、海外からの学生も多い。
とてもよく中国人の学生を見かけるけど、教授もいるわけだ^^。
公開されている見どころの一つが、このチャペル。
古そうに見えるけれど、19世紀のゴシック・リヴァイヴァル、
セント・パンクラスの駅を設計した、George Gilbert Scott(ジョージ・ギルバート・スコット)によるもの。
中には入れなくて、ガラス・フェンス越しに覗くだけ。
ガラス・フェンスに写り込むステンドグラスが美しい。
もう一度中庭に出て・・・、ご衣装がとてもチューダーな紳士。
奥の方のコートヤードへ。
窓の装飾が、チューダー的・・・というよりは、ルネッサンス的。
つまり(時代的にはほとんど同じことなんだけど)、
ヨーロッパ大陸的なスタイルということ。
ケム川を渡って反対側にある学寮の一角。
Bridge of Sighs(ため息橋)も、実はこのセント・ジョンズ・カレッジ内部にあって、
この先に連なっている。(橋の内部は関係者のみしか入れなかったけれど。)
だから、デザインは同じ。
これは「ため息橋」を、外側から見たところ。
最後にもう一度「ため息橋」を、その隣にかかる橋から。
次回もまた、ケンブリッジからケトルズヤードのイメージを。
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