Sunday 4 October 2015

St John's Collage, Cambridge (セント・ジョンズ・カレッジ、ケンブリッジ)

例年11月に入るまで引きずっている・・・ような気がするノルマンディー話を、今年は9月中に完了。 パーソナルWifiを借りて、ル・シャトー滞在中から更新できたのと、9月中、3日ごと更新改め、2.5日ごと更新で突っ走ったタマモノ、と、独り意味なくほくそ笑むのだった。
2.5日更新してた上に、何かと忙しかった9月。 ノルマンディーから件のPおじさんが、週末ロンドンにやって来たので、ツアー・コンダクターと化したり、H@Aことハンドメイド・アマゾンのショップのセットアップに忙殺されたり。 で、まだ立ち上がってないんだな、コイツが。 なんだかもう始まる前から、USAアマゾンの、消費者側よりまくりの返品ポリシーに、やる気激減・・・もしかして、開店まえから撤回する羽目になるかもよ・・・なーんて、クサリ気味。 ま、このあたりの裏話は、後日実態が具現してから、顛末を実録しますよ・・・ふふふ。

さて、標本箱はミッド・サマーのCambridge(ケンブリッジ)に戻ってきた。
ケンブリッジで一番有名なKing's Collage(キングスカレッジ)は、昔訪れたので、今回はSt John's Collage(セント・ジョンズ・カレッジ)を覗いてみることにした。
(古いカレッジは、平日の一定時間に、一般ヴィジターにも中庭やチャペルの一部が公開されている。ちゃんと有料で・・・。)

St John's Collage Cambridge
メイン・ゲートの上には、創設者のLady Margaret Beaufort
マーガレット・ボーフォート)の紋章。(創設1511年)
サポーター(対になって紋章を支えている動物)は、
Yeal(イェール<Wiji.jaでは何語から来てるか知らないけど、「エアレー」表記)
レイヨウやら、アイベックスや、水牛が原型。

St John's Collage Cambridge
中庭の向こうに、また中庭が続く。
このタワーのあるゲートの様式が、Hampton Court Palace
(ハンプトン・コート・パレス)によく似ている。
チューダー様式の、ほぼおなじ時代の建造物なもので。

St John's Collage Cambridge
中庭ゲートの上の彫像・・・は、創設者じゃないような?

St John's Collage Cambridge
この彫像は明らかに、創設者マーガレット・ボーフォートと判別できる。

St John's Collage Cambridge
彫像ついでに並べてしまうと、カレッジの名前の由来の、
聖ヨハネ(洗礼者の方ではなくて、使徒/福音書記者の方の)。
足元の鷲がシンボル。

St John's Collage Cambridge
奥に見えるステンドグラスは、大ホールのもの。

St John's Collage Cambridge
しかし、ここは残念ながら、中は公開されていない。


ドアの隙間から覗いて、正面の紋章をかろうじてパパラッチ。

St John's Collage Cambridge
その一角のドアが、とてもチューダーっぽい。

St John's Collage Cambridge
建物の入口付近にかかっていた、教授が在室かどうかを示すボード。
教授の2人ばかりは中国人?
ケンブリッジは理化学テクノロジー系なので、海外からの学生も多い。
とてもよく中国人の学生を見かけるけど、教授もいるわけだ^^。

St John's Collage Cambridge
公開されている見どころの一つが、このチャペル。
古そうに見えるけれど、19世紀のゴシック・リヴァイヴァル、
セント・パンクラスの駅を設計した、George Gilbert Scott(ジョージ・ギルバート・スコット)によるもの。

St John's Collage Cambridge
中には入れなくて、ガラス・フェンス越しに覗くだけ。


ガラス・フェンスに写り込むステンドグラスが美しい。

St John's Collage Cambridge
もう一度中庭に出て・・・、ご衣装がとてもチューダーな紳士。

St John's Collage Cambridge
奥の方のコートヤードへ。

St John's Collage Cambridge

St John's Collage Cambridge

St John's Collage Cambridge
窓の装飾が、チューダー的・・・というよりは、ルネッサンス的。
つまり(時代的にはほとんど同じことなんだけど)、
ヨーロッパ大陸的なスタイルということ。

St John's Collage Cambridge
ケム川を渡って反対側にある学寮の一角。

St John's Collage Cambridge
Bridge of Sighs(ため息橋)も、実はこのセント・ジョンズ・カレッジ内部にあって、
この先に連なっている。(橋の内部は関係者のみしか入れなかったけれど。)
だから、デザインは同じ。

St John's Collage Cambridge
これは「ため息橋」を、外側から見たところ。

St John's Collage Cambridge
最後にもう一度「ため息橋」を、その隣にかかる橋から。

次回もまた、ケンブリッジからケトルズヤードのイメージを。





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