ティエリーとドライヴ-2-
Pierrefitte-en-Auge村のビストロでランチを済ませて・・・、というところから話は続いて、Pierrefitte-en-Auge村の駐車場前にある教会に立ち寄るところから。
Eglise St Denis(聖ドニ教会)と呼ばれている。
18世紀の天井画が残っている。
モノトーン系の限られた色味がエレガント。
魚に飲み込まれるヨナ、かな?
これはイサク。
犠牲に捧げられるのを甘んじて受け入れている、の、図。
(旧約の話って、ギリシャ神話以上に御無体だわ、まったく・・・笑)
主祭壇画は、マリア母さまのアサンプション(昇天)。
その左に立つ聖ドニ。
サイド・チャペルの天井画。
サイド・チャペルは、サンローランったって、同名デザイナーが聖別されたわけではなくて、
Lawrence of Rome(ローマのラウレンティウス)のこと。
うーん、ここではじめて・・・、フランス的なるグレイ・ペイントは、
元々は、パイン材の祭壇等を、大理石に模すために発達したんだーと発見。
反対側のサイド・チャペル祭壇。
ここでも、Pおじ箱的なる18世紀装飾様式。
教会を出て、この可愛らしい小さな村から、再び発進。
この後最終的には美麗なる港町Honfleur(オンフルール)に向かうのだけれど、その途中に「美しい村」リストに入っている、「ブ・・・なんとか」っていう村があったよねぇー?そこに寄ってみたいな、という話になる。
この段階で、D+K(Danaさんと私)の頭のなかでは、2年前にドライブ先候補でリサーチしたBeuvron-en-Augeが描かれていたのだけれど、「あー、あそこね、知ってる知ってる。」と、ティエリー氏が向かったのは、よく似た名前のBeaumont-en-Auge 。ここも、実は2年前の私内リサーチには引っかかっていて、その詳しい理由は・・・次回に。ひとまず・・・D+Kは「美しい村」に向かっているとしか解っていない。
車が入り込んでいったのは、こんな、ハーフティンバーだらけの村。
村・・・というか、町というか。
もしかしてここは人口が少し多すぎて、「美しい村」リストに入らなかったのかも???
駐車場のある広場前の町なみ。
それはそれは、フランス的・・・。
この街は高台にあって、広場の先に展望台が設けられている。
そこからの眺め。
遠くに遠くに、かすかに海が見える。
その手前には、初めてノルマンディーに来た時にドライヴしていった、
Deauville、 Trouvilleの町が見える。
町に入っていって・・・なんだか、D+Kの思っていた村とは違うんでないか、とは思うけれど・・・、
ここはここで、とてもフォトジェニック。
なので、大満足。
メインの通りに戻って、
角を曲がると・・・、
何やら、ステキなお店が・・・。
あ"っ、これはもしかして、
というところで、続きは次回に。
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