Saint-Céneri-le-Gérei(サンセヌリ・ル・ジェレ)-チャペルとサルト川
Saint-Céneri-le-Gérei(サンセヌリ・ル・ジェレ)の教会をでて、その先にある草地に入って行くと、その中にぽつんと15世紀のチャペルが建っている。
草地の先にはLa Sarthe(サルト川)が蛇行して流れる。
その向こうには深い森。とてもフォトジェニック。
風光明媚なこの村は、19世紀後半から、画家たちを惹きつけ、
この独特のチャペルも、繰り返し描かれてきたのだそう。
ちなみに、この村は現在でもアーティスト村として知られている。
あー、現代アーティスト達は、
自分のテイストではなかったので、完全黙視してるけど・・・(笑)
Photography by Noriko Stardust
こちらの方は壁画はなくて、
近年のモダンなステンドグラスが入ってたりして、
自分的にはあまり興味が無い。
なので、無意識に全体インテリアを撮っていない。
Danaさんのiphoneは広角なので、楽勝でキャプチャー。写真借りたよ^^。
不思議な壁の祠を撮っているおっさんが、私・・・。
その祠。
中は現代物のキッチュ・ホログラフィーな、
ジーザス先生になってるけれど。
大概古い(いつ頃かは判別つかず)セヌリ聖人像がここにも。
この像にまち針を刺すと、一年以内に結婚できるとかいう話で、
ちょっと痛々しいことになっているセヌリさん。
聖セバスチャンぢゃあないんだから、体に刺すのはやめて・・・。
サイドの祭壇は18世紀のものかと。
ここに描かれているのも、セヌリさん。
赤いローブと赤い(麦わら帽子みたいな)帽子は、Cardinal(枢機卿)の象徴。
ま、7世紀のセヌリさんの時代に、この制服があったかどうかはともかく・・・。
祭壇下部ののどかなペイント。
羊を屠って、神に捧げるバーベキュー。
チャペルから川を挟んだ対岸に、小さな祠がある。
これは、聖セヌリが喉が渇いた巡礼者を助けるために、
奇跡で泉を湧き出させた・・・その痕跡。
いつでも水が絶えない、そうだけど、
今年の夏は熱くて、水が湧きだしていない・・・様子。
ま、ここの奇跡の泉からの水はなくても、サルト川は豊かに流れている。
ここから川沿いの道が村の駐車場の方に続いている。
蛇行する川は、この教会とチャペルを取り囲むようにして、
教会の裏側に続いている。
その橋を越して、川沿いに散策。
前も載せたけど、橋の上からの眺め。
建物のあるあたりの、対岸を歩く。
小さな堰。
その先の小さな落水。
この日はとても蒸す夏日だったので、水ばかり撮ってる。
Saint-Ceneri-le-Gerei
(サンセヌリ・ル・ジェレ)
次回はこの村へのドライヴの行き帰り、寄り道話を。
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