Friday 25 September 2015

Château de Carrouges (シャトー・ド・カルージュ) -2-

今回もChâteau de Carrouges (シャトー・ド・カルージュ)の続編を。

Château de Carrouges
爽やかなブルーの壁紙で彩られた部屋は、サマー・ルームと呼ばれていたと思う。
涼し気なブルーの部屋だからかなと思ったら、
実はこの部屋暖炉がないので、夏の間しか使えないから、なのだそう。

Château de Carrouges
部屋の手前で一番目立っているのが、ゲームテーブル。

Château de Carrouges
バックギャモンに、チェスボードが抽斗状になって組み込まれている。

Château de Carrouges
このテーブルもカードゲーム用。
ガイドの女性が見せているように、半分に折たたまれて、
壁際におくコンソール・テーブルになる。

Château de Carrouges

Château de Carrouges
通ってきた部屋を、振り返ってみたところ。

Château de Carrouges
次の部屋は、オレンジ色の壁紙が目に鮮やか。

Château de Carrouges
歴代の一族の肖像画が飾られている、「ポートレートの部屋」。

Château de Carrouges
ここにもタペストリー。

Château de Carrouges
石造りの暖炉とチムニー・ブレストが、
ルネッサンス的なペインティングで飾られている。
石の上に、直接ペイントされた例を見たのは初めて。

Château de Carrouges
通路側の窓から、中庭を覗いたところ。

Château de Carrouges
次の部屋は、このウィングのコーナーにあたるThe Grand Salon(大広間)。
窓が3面に採られているので、明るくて清々しい部屋。

Château de Carrouges
この部屋のテクスチャーの出た微妙なベージュカラーの壁が、
いかにもフランス、シャビー・シックのお手本のような・・・。

Château de Carrouges
今までの部屋もそうだけど、特にこの部屋やたら椅子が多い。
で、気がついた。なぜティエリー氏がこのシャトーが大好きなのか。
彼は18世紀椅子マニア/コレクター。
椅子のミュージアムかと思うほど、18世紀を中心にした椅子がテンコ盛りのこのシャトーが、
大好きでないワケがない^^。

Château de Carrouges
椅子・・・、また椅子。

Château de Carrouges
私好みのテキスタイルの張地、っていうのは(上の写真も)、19世紀のもの。
18世紀マニアのティエリー氏に見せたら、
「ふふーん、みんな19世紀の生地なんだよ。」と、軽く鼻で笑われる。
私は(イギリスの)19世紀テイストなのっ。

Château de Carrouges
奥に小さな小部屋。
この部屋は城の角にあたるので、
そこに張り出したTurret(タレット=壁から突き出した小塔)の部分が、
この小さな小部屋になっている。

Château de Carrouges
その隣にも、もう一つ小さな小部屋。

Château de Carrouges
この部屋からちょうど、整形式庭園が、よく見渡せる。

Château de Carrouges
ツアー最後の部屋は、シアター。

Château de Carrouges
シアターを出て、レンガ造りの階段を降りたところから、

Château de Carrouges
もう一度中庭に出て、ツアー終了。
1時間弱の、なかなか見応えのあるツアーだった。

Château de Carrouges
庭を見ている時間はなくて、装飾的なゲートだけを、そそくさと撮影。

Château de Carrouges



Château de Carrouges (シャトー・ド・カルージュ)
Châtau de Carrouges, 61320 Carrouges, Normandie, France.



時間がなかったのは、私達の、この日の元々のリクエスト、ハード・コア・ディープ・ブロカン、ムッシュー・ラングルのヤードにこの後向かうから。 ここは、去年フランソワーズに連れて行ってもらった。つまり、Pおじさん界隈の友人・知人一同の御用達。
ラングルさん(去年はラングさんと思っていたけど)のヤードの様子は、昨年とあまり変わりはないので、去年の標本箱のリンクを貼っておくことに<このページの後半に>。



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