Vienna Street - ヴィエナ(ウィーン)の街 -カフェ・お店・ライフボール編 -
今年も来ましたよ、Heat Wave(熱波)。30℃越したらヒィヒィなるってのは、日本の亜熱帯スタンダードからいうと「なめとるんか」だと思うけれど、そう、私は体質が冬仕様。そのうえ、6-7月は花粉症なので、なるべく窓を閉めている(クーラーは、住宅には普及していない)、なので・・・暑い。
とはいうものの、さすがいい加減なUK気候、明日は嵐が来て、来週からはまた21-22℃に戻るとか。「助かるぅ~」と喜んでいるのは、多分私だけかもしれないけど・・・。
6月にヴィエナの写真を終わらせるべく、突っ走ってたつもりだったのに、ジュエリーの方が、秋冬コレクションの仕込みに入ってきたら、どっとペースダウン。それでもなんとか、8月にノルマンディーに行くまでに、UK+ロンドンの話題を盛込めそう・・・な感じ。
今回は、ヴィエナのカフェやらお店のイメージなどを。相変わらず、あまり身動きが取れなかったので、滞在していたアパートの界隈が中心だけれど。
アパートの激近くの、カフェ、Café Sperl。
マーケットで食材を買ったり、ミュージアムでお茶したり、で、
ウィーン名物なカフェに全然行けてない。
最終日こそ・・・と、よく通りかかって、目をつけていたこのカフェで、ランチにした。
地元ご近所感覚の人が多いので、なんとも思わずに、外の席に座ったのだけれど、
あとで、インテリアの本格的ヴィエネーゼ・カフェぶりに驚く。
話を聞いたら、1880年オープンのこのカフェで、
Josef Hoffmann(ヨーゼフ・ホフマン)を始めとするアーティスト達が、
セセッションの構想をねっていたのだとか。
確かにセセッション館からも400m離れているだけ。
1983年に歴史的様式に、復元改装されたそう。
その後1998年に"Austrian Cafe of the Year"を、
2004年に"Golden Coffee Bean"賞を受賞。
オーストリアン歴史建造物にも指定されている。
と、いえば、ランチの方もいかほど見事か・・・、
という期待は根こそぎひっくり返されて(笑)、
内容的には、マーケットや下町のカフェと同じ。
奥でボケてるのは配偶者氏のシーザーサラダ、これはまぁ、間違いないでしょう。
手前は興味本位でオーダーした、私のダンプリングのスクランブルドエッグ。
ダンプリング・・・って、つまり古くて食べれなくなったパンをミルクでふやかして、
団子状にしたもの(と、思われる)・・・で、
中華風なるダンブリング(餃子)の想像は激しく外れる。
そして、やっぱり塩辛い。
じゃあ、プディング(デザート)はどうか?っていうと、
期待したチョコレートケーキはちょうど売り切れてて、
結果、アップル・ストゥルードルを配偶者氏とシェア。
アップル・ストゥルードルって、イギリスの田舎のパブみたいじゃないか。
(つまり、洗練されてない感漂う・・・ということ。)
多分、多分、コーヒーは美味しいのだろう(と、思いたい)。
しかし、私はコーヒーが飲めなくて、配偶者氏はコーヒーがドクター・ストップ。
結果、チョコレート。これも・・・まぁ普通。
って、文句ばっかり書いてるけど、いや、内装はステキ、一見の価値は大あり。
そして、お値段の方は全然気取ってなくて、マーケット並みにお手頃。
なので、この内容でも当然といえば当然か・・・。
Café Sperl
Gumpendorfer Str. 11, 1060 Wien, Austria
地図:
Gumpendorfer Straßeの通りを、カフェから200mほど西に進んだところで、
インテリアで目を引いた薬局。
Saint Charles Apotheke
キャビネットは、1886年にオープンした時のものが使われている。
2006年に、現在のショップがオープンした。
通常の医薬品の他に、バッチ・レメディー、ホメオパシック・レメディー、ハーブティンクチャー等の、
オルタナティブ医療薬も扱っている。
向かいの同名のお店は、ナチュラル化粧品を扱っている。
ちょうど、UKのニールズヤード・レメディが、普通の薬局と合体した感じ。
風邪ひきの配偶者氏は、ホメオのアコナイトとエキナシア・ティンクチャーを、ここで調達。
お世話になりました・・・。
奥の部分では、通常の医薬品が扱われている。
Saint Charles Apotheke
Gumpendorfer Str. 30, 1060 Wien, Austria
地図:
以下はランダムに、いろいろ目に留まったイメージを。
薬局のほぼ向かいにある、アンティークショップ・・・、
は、いつも閉まってたな。
同じ通りにあった、バッグのアトリエ。
古本屋さん。
花屋さん。
ファッションのチェーンストアのウィンドウで、
クリムト・スタイルのドレスが展示されているのは、
毎年5月に開催される、エイズ救済チャリティーイベントの、
Life Ball(ライフ・ボール)に関連してのディスプレイ。
今年のテーマが「Gold」で、イメージソースはクリムト。
これはonlineブックレット(モバイル・ディヴァイスでは見れないようです)。
その、ライフボールの、これは開催準備編:
なんだか、クチュールしかやらなくなったゴルチェ師匠も、コスチュームでかんでいる様子。
当日のセレブを含む来場者のエントリーの様子:
あ"~ぁ、Pride Londonもこれぐらいリキ入って美しかったらいいのにねぇ・・・。
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