Stephansdom (シュテファン大聖堂)
ヴィエナ(ウィーン)の「ヘソ」はどこか?というと、多分、このStephansdom (シュテファン大聖堂)なんじゃないかな、と思う。12世紀にルーツはさかのぼるけれど、現在の大聖堂は14世紀建造の、ゴシック建築。
ピーカン夏日の空に向かってそそり立つ、ゴシック尖塔。
セラミック(?)の彩色タイルで、屋根にパターンを描くのは、
ブダペストでよく見かけた様式。
ファサードを修復中で、カヴァーがかけられていて、全体像が撮れなかった。
なので、早速中へ。
正面祭壇。
天井から、何かのインスタレーションが下がっていて・・・写真撮り難し。
近くに寄って・・・。
基盤の構築はゴシック。
オリジナルのゴシック壁画かと思う。
そこに・・・、
後付の祭壇や装飾がバロック。
ステキな天使君。
このポーズ、この衣服の翻り、典型的なバロック。
後光ビームにソフトクリームの雲、これもバロックの見本。
聖レオポルト3世 (オーストリア辺境伯)の サイド・チャペルは・・・、
19世紀後半の、ゴシック・リヴァイヴァルの頃のもの、
と、思うんだけれど、ウラはとれていない。
17世紀ハンガリー製のアイコン、Pötscher Madonna。
聖母マリアが涙を流す奇跡がおきて、
オーストリーがオットマン・トルコの侵略を退けた、と、伝えられている。
The Wiener Neustädter Altar、これは、古い。
1447年にフレデリック3世皇帝の寄進。
3賢王の礼拝。
聖母マリアの戴冠。
華麗な石彫のゴシック・パルピット(説教壇)。
窓から覗いているのは、名前は伝わっていないけれど、
このパルピットを制作した、石工の自画像と考えられている。
通称、Fenstergucker(窓辺のボーっとした人)と呼ばれている。
この大聖堂、エントランスと左側Side aisle(側廊)までは入場無料。
Nave(身廊)と右側Side aisle(側廊)は有料、というシステムになっている。
また、ここの地階宝物室が公開されている。
見たかったのだけど、車いすでアクセスできなかったので、
結局断念したのだった。
Stephansdom (シュテファン大聖堂)
Stephansplatz 3, 1010 Vienna
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