Vienna Street - ヴィエナ(ウィーン)の街 -彫像編-
今回は、ヴィエナ(ウィーン)の街で見かけた彫像達のイメージを。 去年滞在していた、フローレンス(フィレンチェ)ほどではないけれど、コンチネンタル(ヨーロッパ大陸)の街では、バロック期の都市開発+カトリックというので、マリア母さま、その他いろいろ、建物や街角に彫像が多い。 一方、その頃17世紀のイギリスはといえば、ただのぢみな田舎モンだったかもしれん・・・。
Albertina Museum の角の噴水(Albrecht fountain)の彫像。
バロック・・・の話を書いていたけれど、これは19世紀末の建造。
19世紀の「何でもリヴァイヴァル」の一環かと?
ディティール。
これはどこで撮ったものかまったく記憶にないので、背景の調べようがない・・・。
にゅるにゅるした、半魚人達。
Athena(アテネ)とAres(アレス=Marsマーズ)かな?
Hofburg Palace(ホーフブルグ宮殿)のゲートの中にて。
Dominikanerkieche(ドミニカン教会)ファサードの、聖母子像。
ヒキでみると、こんな風。
前回の「綺麗なランタン通り」の一角の建物の、聖母子像。
これは、オリジナル・バロックかと。
やはりその一角の建物の壁にあった、聖母マリア昇天像。
Albertplatzの、Isisbrunnen(イシスの噴水)の、イシス像。
ローマ時代のイシス像をモデルにしている、ジャグを下げて、
ガラガラならぬ、Sistrum(シストラム=魔除けの聖なる楽器)を、
かざしている姿に描かれている。
19世紀の鋳鉄製。
これも前回出てきた、古風な石畳のSpittelberggasseの通りの建物を、
庇護するマリア母さま。
こんな風に窓と窓の間に、鎮座まします・・・。
一方こちらは、天の父様。
窓の上にくっついている。
Theobaldgasseの曲がり角にあった噴水の彫像。
ガチョウを連れているので、ローマ神話のJuno(ジュノー)かな?
噴水全体も、とてもエレガント。
建物のファサード、pediment(ペディメント)の部分に、
タイヤを担いだ「タイヤの神」か、「タイヤの聖人さん」(笑)。
様式的にデコっぽいので、当時最先端の車かタイヤ関連会社の、
建物だったのかも・・・と想像する。 とっても珍しい。
ヴィエナ(ウィーン)の街、次回も続きますよ。
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