Monday, 24 November 2014

Ham House (ハム・ハウス)-2-

National Trust (ナショナル・トラスト)のHam House(ハム・ハウス)のイメージの2回目を。


Ham House
Long Gallery(ロング・ギャラリー)に隣接するこの小部屋は、
緑の間、とか何とか呼ばれていたように思うけれど、定かではない。
絵画の小品やミニチュアが展示されている。

Ham House
その上には天井画。
イタリアならさしずめフレスコ画なところだけれど、
これは確か油彩だったと思う。

Ham House
ミニチュア絵画は水彩で描かれていることが多いので、
光は退色の原因になるので大敵。
普段はカーテンの下に隠されている。
真ん中のエリザベスI世のミニチュアは、
Nicholas Hilliard(ニコラス・ヒリヤード)の手になるもの。
こういったミニチュアは、本来はこんなふうに
壁に展示されるものではなくて、
ロングギャラリーのキャビネットの中に、収納展示されていることがもっぱら。
そのキャビネットを仰々しく開けては、
「うちの曽祖父がエリザベスI世から賜ったミニチュアで・・・云々」と、
客人に自慢したりするためのもの。

Ham House
これもまたロング・ギャラリーに隣接する、ライブラリー。

Ham House
右端に見えるのは、地球儀と天球儀。

Ham House
天球儀の方は、キャップを被っている。
地球儀や天球儀に、当時こんなカヴァーを掛けていた、と始めた知った。
白/青のパッチは、気温か湿度を観測している、
ナショナルトラスト以降のもの。

Ham House
暖炉スクリーンにも地図。
描かれた18世紀は、英国とフランスは敵対していたので、
イギリスは大きく、フランスは小さく、
これみよがしに事実を歪曲して描かれている・・・とかいうはなし。

Ham House
別の部屋に移動する前に、もう一度
ロング・ギャラリーを横切る。

Ham House
スツールのカヴァーが、1960年代モダンな感じ、と思ったけれど
れっきとした18世紀なんだそう。
確かに全体を見たら、バロックなスクロールではあるが・・・。

Ham House
隣の部屋は、シノワズリの間。
というか・・・日本の仏間な印象。

Ham House

Ham House
タペストリーの刺繍が見事。

Ham House
そのまた隣に続いている部屋。
なんと呼ばれているか・・・はもう判らなくなってしまった。

Ham House

Ham House

Ham House
その先の小さな赤い小部屋は、
誰だったか女王が滞在したとかいう話だったけれど、
これもまったく記憶から失念・・・・。
今、椅子の置かれているところに、豪華な天蓋付ベッドが設えれれていた。

Ham House
天井画。

Ham House
同じ部屋のスツール。

Ham House
これはまた別の部屋で、シノワズリで統一されている。

Ham House
18世紀初頭に中国から輸入されたカップ&ソーサーには、
まだ取っ手がついていない。

・・・というところで、また次回に続く。
あぁ、ハム・ハウス実に広くて、いろいろな部屋が公開されているので、
まだ、部屋の最後までも行きついてはいないのだったー。

Ham House
Ham Street, Ham, Richmond, Surrey, TW10 7RS UK

地図:

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