Canal Walk - 運河沿いの散策
ようやく標本箱は、ロンドンに戻ってきて、しかし時間は少しさかのぼって、9月の初旬の日曜日。
ロンドンのAngel(エンジェル)のあたりから、Regent Canal(リ-ジェント運河)沿いに、Hackney(ハックニー)のLondon Field(ロンドンフィールド公園)のあたりまで、ぶらぶら散策してみた時のイメージを。
私は「西の中年」なので、今どきトレンディな東ロンドンのことは、取引先のあるSpitalfields(スピタルフィールズ)以外、殆ど知らない。 たまたま知人に誘われて、あまりにもいいお天気だったこともあって、初めて出かけてみることにしたのだった。
最初はIslington、Upper Streetのカフェでブランチ。
そのあと、エンジェル駅近くのカナル・ウォークの入口に向かう。
カナル・ウォークの入口あたりはえらい人混みと、
屋台がいくつか、ストリート・ミュージシャンも演奏中。
偶然知らずにAngel Canal Festival
(エンジェル・カナル・フェスティヴァル)に、出くわしてしまった。
カナル沿いでも、モリス・ダンサーズが演奏中。
トール・ペインティングのスタンド。
カナルといえば、ナローボート(カナル用の細長いボート)、
ナローボートといえば、カントリー・スタイルの、
トール・ペインティングがよく似合っている。
ハンドペイントものにソフト・ポイントのある私
も思わずジャグを買ってしまった。
右に連なって停められているのがナローボート。
で、なにが煙っているかというと・・・、
その対岸のバーベキュー大会。
対岸の倉庫から改装転用の住居、か、オフィス。
貨物積み下ろし用のクレーンが残っていて、
そこに(見えにくいけれど)シャンデリアが下がっている。
ナローボートの列と、先ほどのモリスダンサーズのおじさんと犬。
これは観光用に運行されていたボート。
細長いボートの中には、ベッド、シャワー・トイレ、キッチンが付いていて、
中で生活できるようにできている。
道路の下をくぐって、運河沿いの小道は延々続く。
元々はこの運河沿いの小道を、馬がボートをロープで曳いて通っていた。
なので、大抵運河や川にはそれに沿った小道が残っているもの。
70-80年代頃には、荒廃してしまっていたが、
イースト・ロンドン再開発に伴って、遊歩道として整備されて現在に至る。
周りは現在はトレンディなアパートメントだけれど、
元々は、運河沿いの倉庫だったもの。
倉庫コンヴァーション(転用改装)というのは、
テムズ川沿いで大成功して、どんどん運河沿いにも広まってきている。
そして、新建築もいろいろ。
今年は記録的に温かい秋だった。
この時は9月なのに、夏そのままの、いいお天気。
また道路の下をくぐって、どんどん東へ歩く。
この辺りは、オーヴァーグラウンド線のHaggerston(ハガストン)駅の近く。
カナル沿いに、カフェやパブがオープンしている。
Kingsland Basin (キングスランド・ベイスン)と呼ばれる、ボートの停泊地。
先に見えるグリーンの橋の下をくぐって、
その次の端のところで地上に上がると、Broadway Market
(ブロードウエィ・マーケット)に出る。
それから先は・・・、次回に話は続きますよ^^。
Labels: 場所
<< Home