Tuesday, 14 October 2014

Briouze(ブリウーズ)村の月曜市

Le Château(ル・シャトー)の最寄りの町はFlers(フレア)なのだけれど、パリから来る鉄道だと一駅手前に、Briouze(ブリウーズ)という町と村の中間ぐらい・・・多分、村サイズ、というところがある。
ここも距離的にはFlersとあまり変わらない。フランソワーズのお店のあるEcouche(エクシェ)に向かう時は、この村の中を通過するので、何度も通ったことがある。本当に小さい町で、さして用事もないので、停まってみることはなかった。
今年は車がないので、Pおじさんや友人が何かと車を出してくれたり、買い出しに連れて行ってくれたりする。
この時も「月曜にBriouzeでマーケットが出るが行くか?」と、Pおじさんが声をかけてくれた。
主に食材のマーケットで、村のジャンク屋のようなブロカン屋もこの月曜だけオープン、そして牛市もあるという。 なにしろ、全国一斉ヴァカンス・キャンペーン期間中なので、市自体今月は小規模だそうだけど、ちょうど野菜も必要になってきたし、面白そうなので連れて行ってもらうことにした。


Briouze - Monday market
村の教会の前あたりから、ポツポツ屋台が出ている。
通常はびっしり屋台が立つそうだけれど、
みんなホリデー・モードなので、ポツポツといった感じ。

Briouze - Monday market
この市で最大のヒットが、このトマトおじさん。
何十種ものトマトがぎっしり並ぶ。

Briouze - Monday market
トマトを語らせたら、ノルマンディーNo1かも。
もちろん、ここでは何種類かトマトを買った。

Briouze - Monday market
何事も匠というもの、笑顔が爽やか。
Pおじさんも、トマト購入、で、その後日談というのが・・・、
あまりにそのトマトが美味しかったので、
プシャーにまで盗み食いされてしまったという・・・綺談。

Pussier's dark deed...
Pおじさんに頼まれて撮った、犯罪の現場。

Staying in Normandy
「え?」

その話を、また別のマーケットで屋台を出していた
トマトおじさんにしたら、大受けだった。
そう、トマトおじさんは毎週、曜日ごとにBass-Normandie(バス・ノルマンディー)の
いろいろなマーケットに出店して、トマトを布教しているのだった。

Briouze - Monday market
こちらは、野菜と果物。
いつもは奥さんと娘さんと、3人で屋台を切り盛りしているそうなのに、
女性チームはホリデーなのか、おじさん1人。
否応なく、買うのに長いキュー(行列)ができる。

Briouze - Monday market
写真など撮りながら待つ。

Briouze - Monday market
これは、ゴート(山羊)チーズの屋台。

Briouze - Monday market
南フランス・プロヴァンスのオリーヴ石鹸。
手がしっとりして肌にいいので、ウチでも愛用している。

Briouze - Monday market
ここは、屋台ではなくて、ちゃんとお店のパン屋さん。
クロワッサンと、アップル・タルト的なものが、とても美味しかった。

Briouze - Monday market
壁に掲げられているのは、正統パン屋さんのサイン。

Briouze - Monday market
そのまた近くの、地元の人に人気のビストロ。
理由は、スターター+メイン+チーズ+デザート+コーヒーの5コースで
12ユーロのランチ。
あまり安いので「あ、それだったら私達で、おじさんに今度ごちそうしたげる。」
ということになり、 次の金曜日に食べに来たのだった。
フランスだけあって、味もまずまずイケてる。
平日の昼間は、周りの農家のおっさん達ばっかりで、
全然おしゃれとはいいがたいけど・・・。
(Pおじさんとて、おっさんだから、それでいいのか。)

Briouze - Monday market
これが件の、ジャンク屋のようなブロカン屋。
Pおじさんを先頭に乗り込む。
しかし・・、中は到底フォトジェニックとはいえないので・・・割愛。

Briouze - Monday market
ウィンドウの風景。

Briouze - Monday market
椅子の後ろに散乱する箱群で・・・ま、
だいたい中の様子は察せられることと(笑)。
とはいえ、Danaさんは気球の絵付きの可愛い皿を、
私はサビサビだったけれど、ちゃんと機能する小型のオイルランプを、
(なんと)1ユーロで購入。

Briouze - Monday market
その斜め向かいのこの建物、人が群がっていて、牛市開催中。
なんだかもっとこう・・・賑やかな競り市のようなものを想像していたけれど、
そんなではなくて、かなり地味。
その昔は、ノルマンディー最大の牛市場だったこともあるとか、ちょっと信じがたい?

Briouze - Monday market
この時はちょうど、子牛が売られていた。

Briouze - Monday market
競りではなくて、三々五々集まって話し合っているのが「商談中」。

Briouze - Monday market
ドキドキ・・・。

Briouze - Monday market
商談成立で、引き取られていく子牛。

Briouze - Monday market
いやだー、っていうのを、無理無理ヴァンに乗せる。
この子達は「乳牛」なので、即食べられてしまうわけではなくて、
あたらしい農場に「引っ越し」なだけ。
この界隈の牛達、農場でかなり呑気に暮らしている風なので、
さほど悲惨さはないかも。

Briouze - Monday Market
牛のお嬢ちゃん、元気でな。

Briouze - Monday market
と、いうような、ノルマンディーの田舎町の市の日でした。



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