Thursday 2 October 2014

Peter Gabriëlse (ペーター・ガブリエルザ)箱彫刻新作


標本箱はやっと夏のノルマンディー、ル・シャトーにたどり着いて、最初のエントリーは、やっぱり「城主」ペーターおじさんの箱彫刻新作でしょう。
なんだけど、ちょっと数が少ない。おじさん、去年・今年とオランダでアート展参加が続いて、そして、6-7月にユトレヒトのギャラリーで企画展があったので、夏の私の作品撮影を待たずに売れてしまったものやら、まだユトレヒトで展示中のものやら・・・で、ル・シャトーの新作ストック、例年より少ない目なのだった。 ともあれ、人気なのはなにより。 
(ちなみに、もしこのエントリーで、初めておじさんの作品を見た方のために・・・撮影済みの全作品は<このページ>に。)


Box022-102x71x14
Box022  サイズ:102x71x14cm
ロマネスク・アーチの美しい2階建て。

Box022-detail
1階のディティールは、はしごの影が効果的。

Box022-detail3
これは2階から見たところ。

Box023-63x38x11
Box023 サイズ:63x38x11cm
これはやや小型の作品。
近頃この鮮やかなブルーを、よく挿し色に使っている。
意味やコンセプトを尋ねようものなら、きっと
「ペイントが余っとるからぢゃ」的なスカした返事が帰ってくるに決まっている。

Box023-detail
さっそく共同制作の蜘蛛入居で、
おじさんには作れない蜘蛛の糸をつけては、
作品にテクスチャーを加える。

Box024-91x34x14
Box024 サイズ:91x34x14cm
これは縦に長いキャビネット扉を、フレームにした作品。
今年1月のナールデンのアート・アンティーク・フェアにも来ていて、
一度撮影済みだけれど、会場が暗くて色が正確に出せなかったので、
もう一度自然光で撮り直し。

Box024-detail
そのディーティール。
ちいさな彫像がとてもステキ。

Box025-86x52x13
Box025 サイズ:86x52x13cm
これも1月ナールデンのフェアから撮り直しのもの。

Box025-detail
布に見えるのは、薄紙を糊で固めたもの。
おじさんの使う1:24のサイズでは、
ティシュー・ペーパーが、一番リアルに布の質感になるんだそう。

Box026-114x51x13
Box026 サイズ:114x51x13cm
これもナールデンで見たと思った。

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しかし、窓の向こうの部屋に、椅子が置かれているのには気づかなかった。
もしかして、後で付け足した?

Box029-39x39x5
Box029 サイズ:39x39x5cm
これもナールデンの再撮。
このタイプの8角箱を私も1つ買って、この夏の旅行の時に持って帰ってきた。

Box029-detail
そのディティール。

Box028-47x47x6
Box028 サイズ:47x47x6cm
この8角箱シリーズ、小型で、インテリアではなくてコラージュで、
そしてライトも入っていないので、お手頃価格。(350-400ユーロ)
なので、需要があるらしくて、幾つかまたこのタイプの新作が。

Box028-detail
私が買ったのと同じサンゴ入り。
因みに私の買ったのは<これ
(会場撮影なので、色がおかしいけど・・・。)

Box027-41x41x5
Box027 サイズ:41x41x5cm
おじさん、この手のアンティークの断片は、城中持っているので・・・、
素材には事欠かないはず。

Box027-detail
ディティール。

Box030-42x42x5
Box030 サイズ:42x42x5cm

Box030-detail
ディティール。

Box031-34x34x5
Box031 サイズ:34x34x5cm

Box031-detail
ディティール。


また来年も、ペーターおじさん、1月末のナールデンのフェアに参加予定で、同時にユトレヒトの隣町Zeist(ザイスト)のSlot Zeist(スロト・ザイスト=ザイスト城)で企画開催の、箱アート展にも招待出展が決まっている(2015年1月18日~4月6日)。 なので、専属フォトグラファー化している私にも招集がすでにかかっていて、またしても真冬ど真ん中の、寒いアムステルダムに飛ぶことに。 まだまだ先の話だけど・・・。
まずは、標本箱、次回からはノルマンディー話に突入予定。





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