Paris streets (パリの街)-2-
パリの街のイメージ、今回は公園を中心に。
あ、その前に余談・・・、スコットランドはまだUKに留まる事になったよう。
昨日がその決定の国民投票日で 、今朝早朝結果が出た。(スコットランド行くことなんてほとんどないけど、)パスポートなしで大丈夫ね(笑)。
ブロカン通りRue Saint-Paulと、サン・ルイ島に渡るPont Marie(ポン・マリ)の間に、
中世後期~ルネッサンス初期の建物が建っている。
これが、Hotel de Sens(オテル・ド・サンス)で、
1475年に大司教サンスにの住居として建造されたもの。
現在は、グラフィックやテキスタイルに特化した図書・資料館、
Bibliothèque Forney(ビブリオテーク・フォネィ)として使用されている。
その建物の裏に、整形式の庭があって、地域の公園としてだれでも入ることができる。
中世~ルネッサンス期の屋敷の庭のコンセプトを真似て、
ヘッジの中に花やハーブや野菜が寄せ植えされている。
食用のChard(チャード)は色がきれいなので、
キッチンガーデンのコンセプトの庭ではよく使われている。
ヘッジがある、すなわちスズメ達が住んでいる。
パリのスズメ達はとても人馴れしているので、
こんな事もあろうかと、ホテルの朝食から隠し持ってきたパンを、
ちぎっては投げる。
まだ、くちばしの端っこが黄色いティーンエィジャー。
************
これはまた別の日、Jardin du Luxembourg(ルクセンバーグ公園)の中を突っ切って、
滞在していたモンパルナス地区に歩いて帰った。
Fontaine Médicis(メディシスの噴水)は、
1630年頃にMarie de' Medici(マリー・ド・メディシス/メディチ)が建造したもの。
歩き疲れたので、公園の中のロッジ風カフェで遅いランチ。
中央の池では夏の風物誌、貸しミニチュア・ヨットが大盛況。
基本、子供が遊ぶものなのだけれど、大人気なので、
親が貸出小屋の前に延々並んで、順番待ち。
30分単位で、4ユーロだっけ7ユーロだっけ・・・数字が全然記憶できない。
ボートと竿を貸してくれる。
パリに住んでいた配偶者氏から聞いてはいたけれど、見るのは初めて。
このヨット、実によく出来ていて、倒れたり池の途中で止まったりせずに、
ちゃんと池の端まで滑るように走る。
そして、無粋なプラスチックは一切使わず、木製なのがまたいい味出している。
このままヴィンテージ/アンティークとして売れること請け合い。
見ていて飽きないので、30分ぐらい池の畔に立っていた。
また空が曇り始めたので、雨のこないうちに
モンパルナスに向かって、また歩き始める。
途中彫像を撮影したりしながら・・・。
************
これはまた、また別の日、ホテルの近くで夕食を食べて、
そのガレット(クレープ)屋から見えていた、緑の路地が気になって散策してみた。
Rue des Thermopylesという通り。
途中現れた、愛想のいい猫に挨拶して、
その先には、エコな住居とアロットメント(貸出菜園)。
あとでホテルのお姉さんに聞いたら、
この界隈は歴史的に、クラフトマンの多いコミュニティーだそう。
そして、エコ的でもあるわけなんだね。
次回も引き続きParis(パリ)から、怪しげな博物館のイメージを・・・。
Labels: 写真
<< Home