Guinigi Tower (グイニージ塔)、ルッカ
長々引きずってきたフィレンチェ、ルッカのホリデー話の最終回は、ルッカのGuinigi Tower (グイニージ塔)のイメージを。
14世紀後半に町の有力者、グイニージ家の建てた塔で、その屋上にholm oak(トキワガシ)の木が立っている、つまり、空中庭園の趣がある。
町の細い道の先に、みえるのがこの空中庭園。
入り口に入る前に見上げたところ。
最初は石造りの階段だったのが、上に登るにつれて、メタルの階段に。
人が歩くと、ちょっと揺れたりする・・・、で、ぞわっとする。
いつも高いとこに登りはじめてから、高所恐怖症「気味」なことを思い出す。
「気味」なだけ・・・気にしないで、ただただ登る。
塔好きのイタリア人、ルッカの町にも幾つか塔が残っている。
現在公開されて、登ることができるのはここともう一つ、
右に見えるTorre delle Ore(Clock Tower=時計塔)の2つだけだそう。
つんのめりそうになりながら、ようやく辿り着いた屋上。
夏日に木陰と風が爽やか。
配偶者氏7X歳も無事登頂。
実は、私の方が途中足元危うい・・・。
ともあれ、この眺めは塔の上ならでは。
さっき歩いてきた細い道が下に見える。
この眺めに、横合いから木が写り込むのは、
まずここでしか撮影出来ない。
それにしても、イタリアにはピンク~オレンジ系の建物が多い。
ルネッサンス絵画で、町がピンクに描かれているのを、
いつも不思議に思っていたけれど、イタリアの町を見て納得。
最初に訪れた、San Martino Cathedral, Lucca(ルッカ大聖堂)が、左に見える。
見事なモザイクのファサードは、Basilica of San Frediano。
前回のPalazzo Pfanner(プファンネル屋敷)の近くだけれど、
ここまでは見に行けなかったな。
地中海的なる屋根が続く。
地中海的なる・・・人の家のテラスを覗きこむのに興味を覚えて・・・、
だんだんパパラッチ化する・・・けど、
人がいるわけじゃないし、いいか。
これ、個人的にベスト・オブ・テラス。
下に降りてきて、もう一度塔を見上げる。
手前の建物は、グイニージ家の屋敷だったそう。
ここは、残念ながら公開されていなかった。
"Torre Guinigi from Torre Torre dell'Orologio"
by H005 - Own work. Licensed under Public domain
via Wikimedia Commons.
最後はWikiからの借り物写真で、
時計塔の上から、撮影されたグイニージ塔。
Guinigi Tower (グイニージ塔)
Via Sant'Andrea 45, 55100 Lucca
公開:3月:9:00am-19:00pm
4~5月:9:00am-21:00pm
6~9月:9:00am-24:00pm
9月16日~10月31日:9:00am-21:00pm
11~2月:9:30am-18:00pm
(なんと、夜まで公開している。まるで公園扱い。)
入場料: 3.5ユーロ
地図:
View Larger Map
Labels: 場所
<< Home