Thursday, 24 July 2014

Lucca(ルッカ)の街 - 1-

今年は、久しぶりに夏らしい夏がやってきているロンドン。
年に一度あるかないかの出番を待っているサンダルも、ことしは出かけるたびに毎回登板。
6月から夏日が何度かやってきたので、芝科花粉も花粉を使い果たしたようで、連続夏日(といっても30℃まであがらない、ただし、クーラー無しがちょっとつらい)の昨今だけれど、花粉度数は中位。これだったら大丈夫、窓が開けられる。なので、夏日でもまだしも過ごしやすいのだった。
仕事の方も、ピークは越して、後はピーク時にほったらかしていた雑用をごちゃごちゃと片付けつつ、そろそろ新シーズン秋冬物の撮影に取り掛かろうかというところ。 でも、ま、疲れちゃったよ(笑)。

標本箱は、これまた夏日のトスカナ地方。
実はフィレンチェの写真は前回で終了、滞在中に日帰り旅行で訪れたLuccaルッカ)の街のイメージを、今回から3-4回にわたって展覧予定。
この街は、今でも城壁に囲まれた、中世~ルネッサンスの町並みが保存されていて、観光激戦区フィレンチェに辟易したら、ここを訪ねるといい・・・という、配偶者氏御用達のローカル本屋さんの主がイチオシしてくれた街。
全くもって、本屋さんの主の予測通り、観光激戦区フィレンチェに辟易した我々は、一日をここで過ごすことにした。


Train to Lucca
フィレンチェの中央駅ともいえる、サンタ・マリア・ノヴェラ駅から、
朝9:10発のViareggio(ヴィアレッジョ)行に乗る。

From train - Lucca > Florence
途中の山腹に時折現れる村、というか町というか。
修道院を中心に、ぎゅっとかたまって暮らしていたのだろうなと、想像する。

Lucca Station
そうこうするうちに、約1時間20分でルッカに到着。
これはルッカ駅。

Lucca - Remainds of moat ?
ヨーロッパの街の中心部と鉄道駅というのは、
たいていえらく離れていることが多いのだけれど、
ここは例外的に、駅を出て道路を渡ると、すぐにこの、
城壁とそれを取り囲む、堀の名残(?多分)のせせらぎに出る。

Lucca - Saint Pietro Gate
我々は駅から一番近い脇の通路を使ったけれど、
これが「正門」のSaint Pietro Gate(サン・ピエトロ門)。

Lucca - town
脇の通路から入ると、このルッカ大聖堂こと、
San Martino Cathedral (サン・マルティノ大聖堂)の裏手に出る。
ここは中もちらっと覗いてみたので、
また改めて、標本箱に詰め込むことに。

Lucca - town
大聖堂前の広場。

Lucca - town

Lucca - town
イタリア的なる、でもフィレンチェとはまた違った、
町並みで、写真熱盛り上がる。

Lucca - town
建物の、壁の一角に、煉瓦に混じって・・・、
ロマネスクの大理石彫刻の断片。
なんとも壮大な歴史的リサイクル。

Lucca - town

Lucca - town
大聖堂の後は、まずランチ。

Lucca - town

Lucca - town
街の真ん中に当たる、Piazza Napoleone(ナポレオン広場)。
1805-15の間、ナポレオンの妹 Elisa Baciocciが、
ルッカの町を統治していたため、こう呼ばれるとか。

Lucca - town

Lucca - town
町の一角にあった、彫像。

Lucca - town
この一角が何なのかは、よく解らなかったけれど。

Lucca - town
ゲートの奥は、シネマだそう。

Lucca - town
建物の1階部分の窓には、必ずグリルが嵌められている。
治安のためなんだろな。

Lucca - town
教会の裏と住宅をつないでいる(?)。

Lucca - town
フォトジェニックな裏通り。

ルッカの町のイメージ、次回も後編を。

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