Basilica of Santa Croce(サンタ・クローチェ聖堂 )-1-、フィレンツェ
今回はフィレンチェから、Basilica of Santa Croce(サンタ・クローチェ聖堂 )のイメージを、2回に分けて。
ここはフランシスコ会修道院と、それに付随するバシリカ教会からなる複合体で、ジョットを始めとするルネサンス・フレスコ画と、ルネサンス以来のフィレンチェ著名人の墓で知られている。
地味な教会や博物館ばかり巡っていた私達が訪れた、数少ない「有名どころ」の一つ。
3色の大理石からなる、美しい正面ファサードは、
しかし、これは古いものではなくて、
19世紀にゴシック・リヴァイヴァル様式で設計・建造されたもの。
ファサードのレリーフを見ると・・・、
この几帳面な秀麗さは、とても19世紀的。
ここはとにかく、ネタが多いので、
外観を、とやかく書いている余裕はなくて、
即、中へ。
正面のメイン・チャペルのヴュー。
壁画は1380年頃、ジョットの弟子Agnolo Gaddiによるもので、
The Legend of the True Cross.(真の十字架の伝説)を描いたもの。
鮮やかで賑やかな表現。
その祭壇画・・・は誰の手によるものか、調べきれなかった。
そしてこれが、その右隣のBardi chapel(バルディ・チャペル)の、ジョットの壁画。
フランシスコ会創設者の聖フランチェスコの一生を描いたもの。
別界に召還された聖フランチェスコを、
悼む弟子たちの表現がとても誠実。
で?下の方で聖トマスみたいに、聖痕をチェックしているのは誰?(笑)
(聖フランチェスコにも、神聖の印として、聖痕が現れた・・・と伝えられている)
これは多分・・・The Baroncelli chapel(バロンチェリ・チャペル)
14世紀前半Taddeo Gaddi(タデオ・ガディ)の描く、
聖母マリアの生涯。
これは天井画。
クローズアップで。
以下はもう、どのチャペルで誰の手になるものか、
調べる根気が尽きたので・・・イメージのみ。
ストーリーは聖ニコラウス・・・だと思うけど。
祭壇画、
を、クローズアップで。
これはsacristy (聖具室)のフレスコ壁画。
Museum of the Opera of Santa Croce
(サンタ・クローチェ聖堂 作品博物館)内、
Taddeo Gaddiのフレスコ壁画は、最後の晩餐。
元々は修道院の食堂として使われていた部屋だそうなので、
最後の晩餐もふさわしいテーマなのかと。
次回は墓標や彫刻作品を中心に。
Basilica of Santa Croce
(サンタ・クローチェ聖堂 )
Piazza Santa Croce, 16 - 50122 Florence, Italy
公開:月~土 9:30 am - 5:30 pm(チケット売り場閉館5:00pm)
日・祝祭日 2:00 pm - 5:30 pm
入場料: 6ユーロ (割引等詳細は英文で<このページ>)
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