Thierry(ティエリー)とドライヴ -2- Chateau de la Ballue(シャトー・ドゥ・ラ・ベリュ)
今回は、ドライヴの最初のメイン目的地Chateau de la Ballue(シャトー・ドゥ・ラ・ベリュ)のイメージを。
ここはシャトー自体はホテルとして運用されていて、ヴィジターでも庭を訪れることができる。 トピアリーと整形式庭園という、典型的なフランス風庭園。
シャトーの敷地の向かいの駐車場の奥が、林になっていて、
そこにいくつか、ピクニックテーブルが設置されていたので、
まずここで、買ってきたデリランチを食べる。
そして、これが正面入口側からの眺め。
シャトー自体は17世紀建造のものだとか。
中を覗き見しながら・・・、
庭につながる通路を抜ける。
庭は大きく2つのエリアからなっていて、
最初の部分は、鬱蒼とした木立で彫刻的に構成されたエリア。
メイズ(迷路)がヘッジ(生け垣)で作られていたりもする。
ところで、ヨーロッパの庭で時折見かける、この迷路、
最短ではないものの、確実に抜け出す方法がある。
それは、左手を(右手でもいいと思うけれど?)
壁であるヘッジから離れないように、ずーっと辿っていくこと。
ここのメイズも、この方法で、難なく通過。
ま、もちろん迷うのが楽しいという話もあるけれど・・・、
いやいや、迷っている場合ではなくて、
この後過密スケジュールが押しているのだった・・・。
時折、噴水のある池があったりするのだけれど、
庭のあちこちに置かれている彫刻作品があって
(この噴水の左にもあったが)・・・、
どれもこれも、なんとも見苦しいコンテンポラリー・アート。
ここのシャトーがホテルに買い取られる前のオーナーが
設置したものらしいけれど、ちょっと趣味ひどすぎ。
そんなわけで、すべて割愛。
シーズン最後のバラ達。
その次に、シャトーのちょうど裏側に当たるエリアは、
対照的に、広々と空間が広がっている。
そして、ここは丘の上に当たるので、庭からの眺めが格別。
ブリタニーの田園風景が広がる。
それにしても、このトピアリーの見事な造形。
夏の間はヘッジの成長が早いので、メインテナンスが大変そう。
この辺りは、カリカリに刈られた直後の様子。
入口辺りのトピアリーはもうボウボウ気味で、
3人のガーデナーが刈りこみ作業中だった。
イギリス式自然風ガーデンの方が、メインテナンス楽かも・・・?
触ったら痛そうなぐらい、
シャープなエッジで刈り込まれている。
その間に柔らかなラインの花(なんだろう・・・?)が、
植えこまれていて、シャープなラインとのコントラストになっている。
入口側に戻ってくると、なかなかいい感じのカフェとショップがある。
ホームメードのケーキも。
食に疎いティエリー氏と私が、
そのまま次へ出発してしまいそうな勢いの中、
カフェイン投入の必要のあるDanaさんは、ここで「コーヒー」切望。
そんなわけで、しばし休息・・・、
だがしかし、これが最初で最後の「お茶タイム」になろうとは、
私も予測だにしなかったのであった・・・。
Chateau de la Ballue
(シャトー・ドゥ・ラ・ベリュ)
35560 Bazouges la Pérouse France
公開: 3月1日~11月15日 毎日。
入場料: 大人9.5ユーロ。
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