Monday, 10 November 2014

Black cat collection release - 黒猫小物コレクション、ジェオグラフィカにて展示販売


今回は、身の回りのニュース。
UKに移住して15年来コレクションしていた黒猫小物の話は、4年前の標本箱の<このページ>と<このページ>にエントリーしたことがある。 あれからずいぶん経って、とにかく狭いフラットの中のスペースの問題で、ムキになって集めていた200位上のアイテムから、約半分の100アイテムの「お気に入り」を絞り込んで、残りの半分はローカルのチャリティー・ショップに持ち込んだ。
段ボール箱一杯分を持ち込んでくれた、配偶者氏が聞きかじったところによると、チャリティーショップでは100アイテム以上のコレクションなのでバラ売りはせず、「コレクション一式」でオークションにエントリーする、と、とても喜んでもらえたそう。 これが約1年以上前の話。
それから、またまた時間は経って、ここのところ、自分内「新制作プロジェクト」がもりあがってきている(またこの話は、実現してきたら、いつかご紹介することに^^)。 しかし、その作品を展示保管するスペースが、どうやっても見つからない。 そこでついに、「集めること」より、「創ること」に優先順位が付いて、黒猫小物を一斉放出する気になった。
最初はロンドン内~近郊のオークション・ハウスに、持ち込めるか問い合わせてみるつもりだった(この「お気に入り」部は、ちょっとした値打ちものも含まれているので・・・)。 そこにちょうど、先日東京から「隊長」こと、ライター兼アンティーク・ディラーの由美さんがロンドン入り。 彼女のべべズ・アンティーク経由で、東京・目黒のジェオグラフィカにて、展示販売してもらえることに話がまとまった。
ジェオグラフィカさんの「べべズ・アンティークス」スペースでは、Kotomiジュエリーも展示販売中なので、黒猫達も寂しくなかろうかと(笑)。
そのリスティングのために、簡単なスナップショットだけれど、全アイテム一つ一つを撮影したので、そのイメージをコラージュでご紹介することに。


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ぬいぐるみ部パート1。
アンティークというよりはヴィンテージ、1950~70年代のものかと。
一番下の3つ、びっくりして背中を曲げてる子達はドイツのSteiff(スタイフ)製。

My black cats collection
ぬいぐるみ部パート2。
上段左から2つ目の子が、一番古くて、多分20世紀初頭。
下段一番左の赤い靴を履いた子は、ドイツのKersa(カルサ)製。

My black cats collection
この子達は陶器製。
中央のしっぽのないマンクス猫はヴィクトリアン、と、思われる。
ヴィクトリアン末期から、1950年代頃まで、
黒猫グッズが「幸運」のマスコットとして、イギリスで人気があった。
とりわけ、第一時世界大戦後の1920年代が、
その人気のピークだったと言われている。
なので、この猫達もその当時のものだったかもしれない。

My black cats collection
同じく陶器製で、この首の長い猫のモチーフは、
北フランスで、イギリス市場用に生産されていた、
という話を聞いたことがある。

My black cats collection
様々な年代、サイズの陶器製。

My black cats collection
この子達も陶器製。
下段左から2つ目は、頭に穴が開いていて、パイを焼くときに、
空気抜きに使うpie chimney(パイ・チムニー)になっている。

My black cats collection
大英博物館の地元だけあって、何かと手に入りやすい、
エジプト猫のリプロ達。
軟石を彫ったものやら、ブロンズ製、石粉樹脂製など、いろいろ。

My black cats collection
ちょっとキッチュな子達。
幾つかは石膏製に着彩した、ヴィンテージの観光地土産物。
しっぽをぴんと上げている子達は、3cm程度の初期プラスチックのアメリカ製。
マシンから転がり出てくる「ガムボール」についてくるオマケ、とのこと。
中段右端はメジャーになっている。これは現在でも作られているかも?
右下端は木製のソルト・ペッパー、アメリカ製・・・だったと思う。
小さな子達が木のミニ棚に入っているのは、私が適当に詰めたもの。
これ、もしかすると、べべズ・アンティークス社長こと、
由美さんのダンナ様が、先物取り込みしてしまうかも・・・、
とは、由美さん談。

My black cats collection
この子達は、石彫のもの、石粉樹脂製のもの。
左端の列中2つは黒曜石を彫ったもの。

My black cats collection
この子達はブローチ等のファッション・アクセサリー。
中列下は、エナメル製の猫の背中が開いて、中に小さな猫のペンダントが入っている。
左列中のダブルピンブローチは、シルバースミス、
Carol Mather(キャロル・メイザー)さんに頼んで、
彼女の「猫」のブローチを特別に黒く燻してもらった、銀製。
その下は、マン島のおみやげピンブローチ。

My black cats collection
おもちゃ部。
左一番上の子はプラ製で、首がユラユラ動く。
上段左から3つ目は・・・これはもしかして、シルバニアファミリーの一員???
黒猫なんていたのかと思って調べてみたら、いた・・。<このサーチ
耳の色が違うんだけどな・・・。
もしかしたら、日本製エポック社かも???

Odd not-so-black cats
黒猫コレクション・・・とかいっておいて、あまり黒猫でない子達、
も、便乗して日本に向かった。

My black cat collection... full line-up!!
これは全盛期最大人口(猫口)時のコレクション(2009年)。

Black cats soft toy section

Black cats
Good Luck(幸運)を祈る、送る、マスコットとしてイギリスに集まって、
いま、日本に「幸」を届けに到着。

チャンスがあれば、ぜひ店頭でご覧ください。


ジェオグラフィカ
〒153-0065 東京都目黒区中町1-25-20
Open:    午前11時~午後8時

地図:

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