近頃の写真仕事近況-Cotswolds(コッツウォルズ)-3-
コッツウォルズの話の最終回、今回は、泊まったホテルのあるUpper Slaughter(アッパー・スローター)という村のイメージから。
ここも、マナー・ハウスホテルで、けっこうな朝ごはん付き。
ご立派なフル・イングリッシュ・ブレークファストの撮影はしたものの、
私はもうこの段階で、フルーツ専門化。
このホテルを出て、坂道を下っていくと、小川の流れる小さな村に出る。
ここが、アッパー・スローター村。
いやもう、ここが可愛いらしいのなんのって・・・。
絵に描いたような風景、というか、絵が風景になったとでもいうか・・・。
cow parsley(カウ・パセリ)がよく似合う。
ちいさなせせらぎだけれど、ちゃんとEye(アイ)川という、名前がついている。
まるで、庭園の中のような石の橋。
川向こうのコテージ。
左の納屋の壁に穴があいているのは、鳩を飼っているサイン。
老カップルが石橋に腰掛けてピクニック中、なのを、パパラッチ激写していたら、
隊長に後ろから激写されていた。
美しいイギリスの自然の中で、カメラ2本提げて、ハードコア系かも、な、私であった。
河を挟んで手前の一角に、ちいさな教会がある。
中をちらっと拝見。祭壇のステンドグラスは19世紀後半のスタイル。
このきれいな祭壇画も同じ頃のものと思われる。
教会の近くのコテージでは、野菜たちが育っている。
ここでゆっくりしていたいけれど、次の目的地がある。
コッツの中でも、古い街並みで有名な町Chipping Campden(チッピン・カムデン)。
そこでまた、ドライヴ。
チッピン・カムデンの町の紋章。
町には中世以来の建物もあるそうだが、現在主に残っているのは17世紀頃の建造のもの。
町中が保存地区状態。
町の中央に建つのが、17世紀建造のマーケット・ホール。
普段はがらんとしているこのホールに、バスケットやラグを売るストールが営業中。
なのには理由があって、この日はたまたま、
それもあってか、ちいさな町に続々と車が入ってくる。
私達はこの後ロンドンに戻るため、残念ながらゆっくりはしていられない。
町を撮影したり・・・、
ティールームを取材したりで忙しい。
実は、うちの配偶者氏は生後4歳まで、ここのハイストリートにある、
Dovers House(ドーヴァーズ・ハウス)に住んでいた。
随分昔に、この町にホリデーで滞在した時に「ここ」とドアの前で教えてもらったことがある。
そこをもう一度撮りたかったのだけれど、忙しくてちゃんと下調べせずに、
「行けばわかるだろう」的に来てみたら、やっぱりわからなかった・・・。
あとで調べてみて、写真をWikiで発見。
Photo by Stephen McKay via Wikipedia
白い建物の、ひとつ手前の建物がそれ。
この、19世紀前半に「改良」されたと思われる白い建物が、街並みから浮いていて、
これを外して撮っていたら、ドーヴァーズ・ハウスもすっかり見逃していた。
7-8軒分行きすぎ。後ろに見えるのは、聖ジェームス教会。
手前2軒分ニアミス、惜しい・・・(笑)。
駆け足の取材出張が終わって、ロンドンに近づくと道路も混雑気味。
それでも、ヴィンテージ・カーをパパラッチなどしてみる。
帰り道はこんなにいいお天気なんだな、これが・・・。
明日はまたJoshephineのプロダクト撮影、あさってからは、Brighton(ブライトン)で一泊。 Alex MacArthur Interiors(アレックス・マッカーサー・インテリアーズ)の、週末オープン・ハウス・イヴェントに、ジュエリーと写真デジタル・アート作品で出展しています。 また、このときの様子は、後日ご報告^^。
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