近頃の写真仕事近況-Josephine Ryan Antiques(ジョセフィーヌ・ライアン・アンティークス)
確実に・・・写真のネタがなくなってきている(笑)。
やむなく、近頃いろいろ依頼のあった、撮影仕事の中からのイメージを標本箱に詰め込むことに。
まず最初は1月と5月に2回に分けて商品撮影の依頼のあった、Josephine Ryan Antiques(ジョセフィーヌ・ライアン・アンティークス)。
おなじみの、The Decorative Fairで知り合って、会場写真を撮ってあげたりしているうちに、写真を気に入ってもらって、ウェブサイト用の商品撮影のご注文。
いちばん得意なグラス類のイメージから。
コラージュで載せているけれど、実際にはそれぞれ、各1枚のイメージで仕上げている。
ピューターやセラミックの器。
家具類。これがもう・・・重労働。
もちろんJosephineや、お店の女の子が家具の設置を手伝ってくれるのだけれど、
彼女たちより、全然腕の力のない私、ちょっと手を出しただけなのに、疲れて手が震える(笑)。
春からのシーズンにあわせて、新たに入荷したガーデン・アンティーク達。
周りがゴチャゴチャしている中でしか撮れないアイテムも多くて・・・、
後処理でぼかして、ゴチャゴチャが目立たないようにするのが、ちょっと面倒な作業。
鏡。これは撮影が難しい。
どうやって自分が写りこまないようにするかというと、
天井に向かってアングルをもたせて鏡を立てかけて、
このままだとパースペクティヴで鏡が「台形」に写っているのを、Photoshopで
パースペクティヴ修正をかけて、本来の四角に戻しているのだった。
絵画いろいろ。絵画でもガラスが入っているものは鏡と同様、
自分が出来るだけ写りこまないように、多少トリックを使う必要がある。
Photoshop以前は、パースペクティヴ修正なんてないので、
ドロップ布を前にたらして、レンズサイズの穴を開けてそこから撮る・・・
なんて大掛かりなことをしていた、と聞いたことがある。
あ、私デジタルでしかフォトグラファーできません・・・全く。
彫像やら、オブジェやら。
最近入荷した、ヴィンテージ・ドレスやウール・ラグ。
アンティーク・ジュエリー。
ここまでが今回5月の撮影。
その前に今年の1月にも、最初の商品撮影をやってみた。
このときは、お店のほうが準備万端とはいかなくて(その上来客があったりして)、
なかなか段取りよく次々に撮影・・・というわけには行かなかった。
とはいえ、このときの経験でもって、お互いに今回は何をどう段取りすれば作業が速く済むか、
経験値が高まったというもの。
うーん、今回のロットより前回のロットはウォーム系の色味で仕上がっている。
なのは、今回は自然光優先で、1月は暗くて、店のスポットライトに依存してしまったからだった。
なにしろ、最初のフォトセッションから随分たっているので、
いろいろもうすでに売れているものあり。
と、ここまでみていると、やっぱり、1月は暗いよなぁー、と思うのだった。
これだけいろいろ撮影したのだけれど、今度はウェブに載せる方が追いついていないそう。
ウェブに商品を載せるのも、なかなか手間のかかる作業なんですよ。
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