ジュエリーやら、クリスマスやら・・・プチ修羅場は続く。
日本は今頃年の暮れで「クリスマスどころでないわいっ!!」という・・・、どたばたしたシーズンだったことをちょっと思い出した。
私の方、今年はLondonでありながら、勤務中、製作中。(愚痴交じりのいきさつは、前回書いたとおり。)
勤労の甲斐あって、なんとかペンダントヘッドは、新シーズンの立ち上げ分出来上がった。記録破りのスピード。
ちょっと嬉しくなって、ペンダントヘッドだけの、プレヴュー。
クリスマス前には、ブローチにしていた花型のデザインを、春ものではネックレスに。
今回初めて、Bezel setting(ベゼル・セッティング)風の石留めにしてみた。
(日本語で確か「フクリン留め」と呼んだように思うのだけれど・・・?漢字が思い出せない)
大英博物館所蔵、ローマン・ジュエリー 4世紀
ローマ時代のジュエリーやら・・・、
@ Hungarian National Museum - Budapest所蔵、18世紀のジュエリー
ブダペストでさんざん見てきた、ハンガリアン・ジュエリーの影響・・・かな?
慣れるまで、ちょっと手の練習を要したけれど、仕上がりは、新しいイメージで気に入っている。
とはいうものの・・・、「あのギザギザの方がいい」なんて取引先が言い出すかもしれないので、
爪止め風の方も、少し作っておいた。
今回はローズクオーツの石が、まとまって手に入ったので、ピンク系の色合いのものが多い。
私にしては珍しいのだけれど。
パステルカラーを、さし色に、中心になるのは、いつでも人気のニュートラルカラーのクオーツ。
いやいや、ペンダントヘッドはまだ、製作の前半。
今はちょうど、チェーンやビーズ部分のサンプル組みの真っ只中。
デザインだけなら、何も難しいことではないのだけれど、新シーズン用に用意しておいたチェーンやらビーズの材料を、それぞれのデザインに振り分けて使うのが、まるでパズルのようで脳をかなり使う・・・。
時間が押していると、追加オーダーをかけて、それが届くのを待っていられない。
なので、手持ちの材料を組み合わせて、足りなくならないようにしながら、それでもって、ベストのデザインに持ち込む。
この部分の仕事は、その昔、アクササリー工場の契約デザイナーをしていた頃と、ほとんど同じ・・・。
さすがに、クリスマス当日だけはちょっと休憩。 例年通り、配偶者氏と私だけの静かなクリスマス。
ツリーの飾りつけは、配偶者氏担当。
毎年、根っこの付いた小さなもみの木を買ってきて、本物のキャンドルに火をともす。
ちょっと危ない感じがするのだけれど、半世紀以上毎年やってきている配偶者氏は慣れたもの。
問題は・・・クリスマスの後のツリー。
毎年心優しき配偶者氏は、生きているツリーを捨てられなくて、
庭がやたら長いのをいいことに、庭の奥に植えている。
おかげで庭の奥は、日もささない森になってきている・・・(汗)。
キャンドルに火をともし、
暖炉に火が入る。
また今年もこれ・・・チキンの脚。毎年のクリスマス定番料理。
ええ、ターキーでも、チキンの丸焼きでもなく、「脚」。
こんがり焼いてから、ル・クルーゼ鍋で煮込む。
普段は年金生活者の配偶者氏が、家事全般を担当しているのだが、
クリスマス・ディナーだけは、年に一度の私の担当。
クリスマスケーキは、Patisserie Valerie(パティセリー・ヴァレリー)で、氏がオーダー。
と・・・父さん(配偶者氏のこと)・・・なんだか、誕生日ケーキと混同してませんかね?
で、プレゼントをあける。
これはDanaさんからのプレゼント。どうもありがとうね^^。
その後、暗くなる(3時半)前に、テムズ川沿いに散歩。
今年は、鳥用に買い込んでおいたパン持参で、カモメのアクロバット飛行・ダイブを楽しむ。
そして・・・昨日からまた仕事開始、Phew。
そんなこんなで、1月はじめまで、ちょっと更新不定期だけれど、よいお年を!!
Labels: 日記
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