Strolling around London with my JP friends (友人達とロンドン散策)-4-
日本からの旧友と一緒に、観光気分でロンドンを散策するシリーズ最終回は、カーブーツセールから。
なにしろ、ロンドン最大のアンティーク・フェア、Sunbury Antiques Market(サンバリー・アンティーク・マーケット)へ、雨で行きそびれてしまったので、それだったら、ちょうど日曜日にあるChiswick Car Boots Sale(チズウィック・カーブーツ・セール)に行ってみようということになった。
Kちゃんは、先に日本に帰国していて、今回一緒に出かけたのは、Aちゃん、そして、チズウィックといえば、仲よしのDanaさんがローカルなので、現地合流。
カムデン滞在中のAちゃんと、Surbiton(サービトン)から向かう私は、最初は鉄道のChiswick駅待ち合わせの予定が、その日曜日には鉄道ラインの整備工事で、鉄道が走っていないことが判明(走っていても、日曜は1時間に1便しか走っていないのだそう)。
急遽、地下鉄District line(ディストリクト・ライン)のTurnham Green(ターナム・グリーン)駅で待ち合わせ、そこからE3バスでチズウィック・カーブーツの会場、Chiswick Schoolに向かうことにする。
バスの乗り継ぎがよくて、朝9時過ぎには到着。
£1の入場料を払って、すでに賑わっている会場へ。
この日は夏の晴天で、今まで見たことがないほど、満杯にブースが入っている。
朝早い目なので、買い物客はまだピークの人出ではない。
ここの魅力は、本格的なカーブーツ、つまり家から不要なガラクタを持ち出して、
売りに来る一般人のセラーとともに、サンバリーにも出しているかも的な、
専門のアンティーク・ディラーも、いくつか出店していること。
そういう「業者さん」は、価格やや高めだけど、いい味のものを持ってきている。
一方、一般人セラーさんは、値段激安なので、ゴミも多いけれど、
もし、気にいるテイストのものがあれば、まさしくバーゲン。
私はどちらかといえば、「業者さん」のものを見るのが好きかな。
色々買い物もして、カーブーツの次は、道を隔てて向かいの、
Chiswick House and Gardens(チズウィック・ハウス・アンド・ガーデンズ)を散策。
チズウィック・ハウス
途中の水辺で見かけた、鴨のヒナたち。
まだ孵ったばっかりの、チビチビ、でも、泳げるんだな・・・これが。
(写真は以前に撮ったもの。)
このパークに来る目的の一つは、ここのカフェ。
たいていカーブーツの後は、ここでランチが定番化している。
私のオーダーしたシーザーサラダ。
この日は混んでいる日曜なのに、
慣れない新人スタッフを導入している様子で、とにかく要領が悪い。
私のサラダ、盛り合わせるだけなのに20分近く待たされたので、
オーダーの番号札を持って、文句言いに行ったら、すぐ出てきた。
どうも、オーダー忘れられていた・・・と、思われる。
今まで、比較的ちゃんとしたカフェだったのに、今回はイマイチ。
その後、再びE3バスに乗って、ターナム・グリーン駅近くの、
Chiswick High Road(チズウィック・ハイ・ロード)に戻って、
今度は、アンティーク・センター的なる、
The Old Cinema(オールド・シネマ)に向かう。
ここも、いろいろなディーラーの入った、アンティークセンター。
近頃では、ヴィンテージの家具が主流のよう。
このセンター直属のリストアラー(修復士)を持っているので、
家具類のコンデションがいいのだとか。
家具には手が出せない私達にも、小物雑貨が十分魅力的。
上階は小さいけれど、3フロアにわたって、展示されている。
この後、熱い日だったので、とにかくのどが渇いて、
隣のHigh Road Brasserie(ハイロード・ブラッセリー)で水分補給。
ここで、地元のDanaさんと別れて、私とAちゃんは、
Aちゃんが今回まだ見ていない、Sloane Square(スローン・スクエア)界隈へ、
そのあと、カムデンのアパートへ。
Aちゃんは明日アパートをチェック・アウトして、夕方便で帰国。
なので、貸し出していたBookPCやら、UKモバイルなどを引き上げるために、
私もアパートで、もう一泊させてもらうことになっている。
(写真は以前撮ったもの)
ターナム・グリーンから、スローン・スクエアへは、
地下鉄District Line(ディストリクト・ライン)で一本。
まず、探しものが見つかるかもしれないので、
デパートのPeter Jones(ピーター・ジョーンズ)へ。
彼女の探しているものは、なかったのだけれど、ぶらぶら見て回って、
次にDuke of York Square (デューク・オブ・ヨーク・スクエア)にある、
食料品のお店Partridges(パートリッジス)へ。
Fortnum&Maison(フォートナム&メイソン)ほど、歴史は古くないものの、
英国王室御用達の、高級食材店。
私的にはフォートナムと、やや高級目のスーパー・チェーン
Waitrose(ウェイトローズ)の中間ぐらい・・・という位置づけ。
おみやげ物に最適な、ロンドン的なるパッケージのビスケット類も、
色々取り揃えている。
チーズやサラミのセレクションが豊富。
デリ・コーナー。
ジャムやらドレッシングのセクション。
ここで好奇心からか、Aちゃん、トマトソース(ケチャップ)と、タルタル・ソースの、それも瓶入りを購入。
まだフィッシュ&チップスを食べていないそうなので、今夜はカムデンの駅近くのフィッシュ&チップス屋で買ってきて晩御飯にすることにしていたけど、下町のフィッシュ&チップスに、高級食材屋パートリッジスのソースをかけて食べる・・・というのが、なんとも愉快(笑)。
そして話は一夜明けて、翌日。
朝10時頃には、荷物もパックして出立準備完了。Aちゃん、昨日の瓶詰めのソース類を持ち帰ることにして、一段と荷物の重量を増やして・・・、結局タクシーでPaddington(パディントン)駅に向かうことに。(やや混雑の道で、カムデン・タウン→パディントン、チップ一割も入れて約£17)
私も同行して、それぞれLeft Baggage(レフト・バゲージ=荷物預け)で、荷物を預けて、夕方便のためにヒースローに向かうまで、再びロンドンを散策する予定。
この荷物預けは、パディントンの、ヒースロー・エキスプレス、ヒースロー・コネクトの発着する、11番ホームの近くにある。
3時間預けで、荷物一個£6、それを超過すると24時間扱いになって、£12に価格が倍増する。
「5時間預けたいんだけど、どうなるの?」と尋ねたら、「5時間預けって、最高にいい時間ですよね~、£12になるんだよねー。」と、とっても嬉しそうに言われて、こ・・・これはなんとしても3時間で戻ってきてやる・・・と、2人で心に誓う。
預かり票をもらって、支払いは実際に荷物を引き上げる時に精算するシステム。
コンチネントの街、パリやアムステルダムは、歴史的にロンドンほど、テロの黒歴史がないので、今でもコインロッカーが健在。
なので、簡単に荷物を預ける事ができる。
UKは70年代頃の、IRAテロの時代から、テロのターゲットにしやすい、コインロッカーというものが、姿を消した・・・ように覚えている。現在は、主要ターミナル駅にこのような荷物預け業者が、店をかまえていて、対面で空港やユーロスター並のX線スキャンをした上で、荷物を預かる。なので、自ずと、料金も高くつく・・・ということになる。
ともあれ、荷物を預け、Aちゃんのご希望のHampstead(ハムステッド)に向かう。
ハムステッドといっても、ヒースを散策するには時間がなさすぎ。
駅周辺の上品な町並みや、お店を散策するのを目的にして、
昔ながらの、Flask Walk(フラスク・ウォーク)へ。
住宅地を抜けて、向かっていたのは・・・、
Hampstead Museum(ハムステッド・ミュージアム)に併設の、
先月行ってみて、お気に入りの、The Buttery Cafe(バタリー・カフェ)。
しかし残念なことに、この日は月曜で休館日。カフェもお休み。
(ちなみに、どちらも月・火が、クローズ)。
それでも、高級住宅街ハムステッドは、歩いているだけで、目と心の保養になる。
その昔、この界隈に数年居住していたことのある、
Aちゃんのメモリー・レーンでもある。
そのAちゃんを頼って、私が初めてロンドンにやってきて
目にしたのも、この界隈の風景。
時代はすっかり変わってしまったけれど、
私達の、ロンドンの原点は、今でもここなのかもしれない。
ハイストリートを西側にわたって、
やはり小さな路地の、Perrin's Courtに入って、
路地にテーブルを出している、イタリアン・カフェMani's(マニーズ)でランチ。
お喋りしているうちに、時間は過ぎて、
そろそろパディントンに、向かった方がいい時間。
ちょうど3時間以内で、無事荷物も引き上げ、時間がまだあるので、もう一度パディントン駅構内で、お茶を。
Aちゃんは、(ヒースロー・エキスプレスに比べて)、停車駅が5つぐらい多くて15分長い、30分かかる代わりに、値段が半額£10.50の、ヒースロー・コネクト(1時間に2本)でヒースロー空港に向かうことにして、1番ホーム近くの、チケット販売カウンターで切符を購入。
ちなみに、ヒースローとパディントンをノンストップ15分で結ぶヒースロー・エキスプレスは、1時間に4本、オフピークで£22.00。
ただし、30日、90日以前にオンライン・ブッキングしたり、それがまた週末だったりすると、色々ディスカウントがあるようで、詳細は英文で<このページ>。
それ以外に、セントラルロンドンからヒースローに行くには、ゾーン6内でOyster Card(オイスター・カード)が使える、ピカデリー・ラインでヒースローに向かう方法もある。これだと、約1時間かかって、£5.10のオイスター、Pay-as-you-go(ペイ・アズ・ユー・ゴー=使った分だけ支払う)トップ・アップで使える。 (情報はすべて、2017年7月現在のもの。)
午後2時30分のヒースロー・コネクトに乗るAちゃんを、11番ホームに見送って、私も帰宅。
どうやら彼女、また来年も、もう少し長い滞在をすでに計画しているようで、楽しみが増えたかな。
さて、また次回の標本箱は、夏のようだけど、実は4月末のリスボンの話に戻ります。
*************************
by KotomiCreations
KotomiCreations - Contrado shop item detail
(デジタル・プリント雑貨 - コントラド・アイテム詳細)
Page1, Page2
Labels: 日記
<< Home